「俺は皆の恋愛対象外な件について」２章も無事完走しました。読んでいただいたみなさんのおかげです、本当にありがとうございます。

ここまで二か月ちょっとでしょうか？長丁場にお付き合いただただ感謝です。２章も沢山の人に読んでもらえて嬉しいです！

　筆者の仕事の環境が変わり忙殺されていますが、コメントも拝見しています、ありがとうございます……！返事ができず申し訳ないですがその分頑張って執筆をすすめます……！

応援、フォロー、いつもありがとうございます。星もたくさんいただきましてありがとうございます！

　今回は起承転結の承にあたる部分として、蟹沢弥平絡みから続いての戸成君のトラウマの決着がテーマでした。

　１章の消化試合的な面もありつつの１章で登場していなかったヒロイン＋αを出す回で、ヴィランとしては２キャラだけだったはずなのになんやかんやでいつもの量になってます……。

　結構イベントをカットしまくって削って２章も概ね単行本一冊ぐらいにおさめました。おでかけ、通勤通学等の暇つぶしにでもなれば幸いです。

　２．５章、続けての３章も読んでいただけたら嬉しいです、宜しくお願いいたします。

　一応、執筆開始時に用意していた完結までの構想とプロットは何パターンかあって、起承転結として１章で完結するパターン、２章で完結するパターン、間に2.5章を挟むかはさまないかで３章で完結するパターン、４章で完結するパターンと、一年生の学生生活で最長４章まで、どこで完結しても話がまとまるように想定して準備してました（書こうと思ったら２年生になってからのことも書けるのですがそこは未定という事で）。

　初期構想の半分まできてるんで最後まで完走が目標ですね…！

社畜ライフ頑張りながらの執筆なので、コメント、フォロー、ハート、星いただけると嬉しいです……！

　結構な量の作品になってきたので沢山の人に見てもらえたら嬉しいなぁと思いつつ。

今回はそんなに語れるキャラクターがないのでこぼれ話は少なめですｗ

桜那先輩

　翁に対しての媼、おばあさんがモチーフでした。姉弟にそう名付ける戸成パパのセンスゥ。存在自体は一章でも戸成がちらっと触れていましたね。

　ヒロインとしてはかなり初期段階にキャラクターが出来上がっていて、コメント頂いた通り白いＭＳにのってたりするあのお方がモチーフになっている所が多分にありますｗ。　良い意味でも悪い意味でもタロー周りの女性関係を一変させるだけのパワーを持つヒロイン！……ということで１章で完結せずに続くなら２章の冒頭からフルスロットル、と約束されていた追加ヒロインその１。

　強烈なカリスマとハイスペック女子ですが陰で努力を怠らない努力の人です。

　一見するとパーフェクトお姉ちゃん、その実態は家の中とか一人になるとポンコツっぷりが零れだすお姉さんでした。

　タローの性格上、戸成とは別のベクトルで放っておけない人。タローは手のかかる人や危なっかしい人をつい手助けしてしまうので……。

　２章開始と同時に大外からヒロインダービーを強襲してきましたがはてさてどうなるか。

真島先輩

　自堕落ヤンキーから薔薇の似合う騎士かぶれ厨二病にジョブチェンジした先輩。

　この人だけモチーフが昔話ではないのですがコメントでいじられまくっていましたが筆者が愛してやまない某キャラクターなんですが許して下さい……好きなんです……あと、苗字繋がりで時々某ゲームが混じったりなんかそんな感じです。

　桜那先輩の生徒会活動に対する支持者という面と、あとダメな奴でも頑張れば更生できるという可能性である意味その後にやりあう綿貫との対比でもありました。

　学校の膿だった自分たちが頑張るより最初から頑張ってた生徒が偉い、まず自分たちはマイナスを０に戻すところからという考えを持つ割とシビアな視点も持ってたりします。

　過去に色々あって落ちるところまで落ちた人なんですけど、戸成と内容が微妙にかぶってて本編でその出来事を書く機会がなさそうなので此処で書いちゃうとこの人も幼馴染ＮＴＲ被害者だったりします、作中自分からは言いませんが。サッカーは本当に全国レベルで上手いんですが坊主頭でサッカー頑張ってるうちにギターの上手いチャラいイケメンに幼馴染はあっさりいただかれてしまって色々とあって心が折れてマイルドヤンキーになりました。

　髪を染めてることの理由としてはそう言う事へのトラウマをぬぐうためって理由付けしてそこからやはりここは強化人間の……薔薇の…堀内○雄さんの声好きなんですよね……作者の趣味枠となりました。

　真島先輩の方は幼馴染の存在がもう完全にアウトオブ眼中なので問題はありませんし、クッソかっこよくなって面白おかしい人気者になってる真島先輩みて歯噛みしてるかもしれませんね。あ、その幼馴染は同じ学校にいますよ（本編に出てこないとは言っていない案件）。チャラいイケメンについては……。

すずめちゃん

　名前のまま舌切りすずめですね、舌切りなので舌ったらず。優しいお爺さんがだいすきな雀は無事お爺さんの所に帰ってくることができました。ここから伸展するのか友情のままゆくのか、それともタローが戸成ルートに入るのかはどうなるんでしょうか…。

　例によってどこぞの閻魔様もちょっとモチーフになってましたｗ。

　すずめちゃんに関しては好きなキャラなのでちょっと触れたいなぁと思ってたりしますｗ。あの後の戸成君との交流とか、あとは実質タローの家族サイドの人物なので今後もちょくちょく出番があると思います。

因幡ァァァァッ！

の引きを担当した追加ヒロインその２。性別がどっちかわかりにくいかんじにぼんやりとしてましたｗ。主な出番は３章過去話からになると思いますのでここはまださわりだけ。学校に出てこなくてもテストは満点笑顔は０点、ドキドキもワクワクも年中休業です。

タローと何があったのかはまた今後をお楽しみにです。

２章は桜那先輩のキスではじまり、因幡ァ！のキスで〆となりました。キスの仕方が桜那先輩と違いましたねー。

　古部都

　名前のままこぶ取り爺さん、しかしこぶを押し付けられる方でした。

　どうしようもない寝取り野郎ではあるのですが、色々と胸の内は複雑だったようです。そこを掘り下げて書いても文字数増えるだけだしなぁとカットしちゃいましたが、一応自分がクズであることは自覚しているので最後まで一貫してクズであることを貫いて退場していきました。普通にＮＴＲ野郎ですし人の悪評広めたりやったことは紛れもなくアウトなのですがやってることは悪であるという自覚があっただけまだマシな方の悪党。

　カスコーでは最底辺として屈辱的な毎日を過ごしていますが、自業自得と甘んじて受け入れてはいるようです。某ネ○ロとかナントカな教室とか最近だと若君な漫画のあの先生が好きなので、カスコーではあの先生テイストで媚び媚びフェイスしながら生活してると思います。プロパシリの古部都ですよ。

　ところでコマン○ーっていいですよね、大好きです。気分がめいった時とかにグラ○ルとかウ○娘しながらよくみちゃいます。全編語録の映画ってなんなの……！

　本編には全く関係のない裏設定ですがカスコーは変装が得意なオカマの拳法家が番長として仕切っていて、実際は噂よりも大分マシになってます（それでもオカマさんの目の届かないところで悪さをする奴はいるので結局カスコーなのですが）。

　綿貫ささら

　自分をぶんぶく茶釜だと思っていたかちかち山の狸。最後はうさぎに沈められてしまいました。

文章で顔芸を表現するのって難しいなぁと思いました……。

　戸成・古部都にとっての“こぶ”、持って生まれた超利己精神に弥平がブレンドされたモンスターでした。綿貫にはもう少し弥平との出会い周りとか色々と長くなりすぎるのでカットしたところがありますがそれでもヴィランとして劇中活躍してくれたかと思います。

　女子のヴィランということで蟹沢弥平みたいに暴力がふるえないので裁判な感じになりました。元ネタは某ゲーム達からですｗ。

　プロットだともう少しどギツい悪党だったんでそっちverで書いてると恐らく読者の皆さんが「こいつは死んでいい奴だから」ってコクピットに日本刀ブッ刺したくなっちゃうのでカットしてかなりかなりマイルドにしましたが結果オーライだったのかもしれません。一応、子供の頃は純粋に戸成の事を好きでしたが持って生まれた利己精神と自分の容姿に対する自信と桜那先輩への劣等感が悪魔融合したところに弥平のスパイスが利きすぎました。悪魔融合に成功してしまったのですね。

　ただ、弥平のやり方は理解できても完全にトレースしたりするほど狡猾ではないし、弥平のような人心掌握術もなければカリスマもないので結果として劣化コピー止まりでした。

　またメンタル面での弱さも、途中のともちゃんのバトルフェイズでバレてましたね。慎重に準備して、段取り通りに進んでいる分には完璧に立ち回れるけれどもイレギュラーなトラブルには対応できないタイプ。

　もう少し人生経験を積んでたら悪女として完成していたとおもわれますがタロー達に完膚なきまでに叩き潰されて満足会の監視付きなので院送り抜きにしても悪事出来ない状態になったのであとは後悔の中で寂しく地味に平凡に人生を生きていくことになるのではないでしょうか。

　ということでこれにて２章も無事完結となります、２章もお付き合いいただきありがとうございました。また、３章でもお会いできることを祈りつつ。敬具