第9話 別れ


私は 自殺は よく耳には していたけど死に方を

ちゃんとは知らない、知識は曖昧で少なく


どれが楽な死に方なのかさえ わかってなくて…


もう 頭で 考える 余裕などすら 無かった…


取り敢えず 私に出来ること まず出来ること

電話が掛かってくるコトに恐怖を覚えていた

私は、親の電話を恐れ、会社の人の電話が掛かって

くる事を恐れて 携帯の電源は 落とした。


自宅の家に 会社から電話があると困る

ので、家の 電話の線のコード を抜いておく。


携帯電話は 家で持っているのは 私だけで


お姉ちゃんは、既に結婚していて

自分の生活や家庭があった。。。


私は その日、仕事に行く振りをして

死に場所を探しに 車へと乗り込んだのだ。


仕事に行かなくて良い分で 仕事による時間制限

、効率、失敗、ミス、ミスした時の対処、人を後輩を教えたり自分の仕事、後輩のミス、失敗の確認、他の人との連携、自分のやる仕事量、残業、効率などにより発生する そのプレッシャーは 開放される。が 私が いない コトで 発生する、人で不足、他の人に負担のかかる、時間の遅れ、不利益に繋がり、莫大な損失へと繋がる可能性など、他の働いている人達には迷惑を掛けてしまうであろう。これが私が 仕事を 休んだ為に 起こりうる責任 や 他の人

の愚痴や、その他モロモロと、死ぬことの怖さや、

本当に死ねるのか?色々と不安は沢山あったが、

最終的に 私が この世から いなくなれば 責任逃れは出来るし、あいつ コッチに仕事押し付けて、

自分だけ楽に死にやがって!とか そう思われたり

したとしても どうでも良かったし、モチロンそうでない人がいるのも承知で、その人達の気持ちすらも踏みにじる事になるだらう… それすらも

どうでもよくて 後に残された人の気持ちですら

どうでもいい… 追い込まれれば


全てが どうでもよくなる … ただ それは

ちゃんと 死ねた時…


一応 前もって 休みの日に 少し 準備はしてある。まずはカッターナイフ、それと、予備のナイフ、

一応、水死や溺死も考えて、車にはブロックの

レンガを積み込み、身体や足に巻くロープも

準備を既にしていた。首吊り自殺は死体が

目立ちそうで… しかし ロープはあるので やろうと思えばやれる、、、睡眠薬はよくわからない

大量に飲んでも眠るだけで死ねない可能性が

のでは? とか考えてたり…


あと 首吊りを イヤな理由に 、汚物や尿と

いった はしたなさを 私は 気にしたのもあったり

別に 死んでからも綺麗に 良くみられたい 訳

じゃない と いってしまうと嘘にってしまうかも

? ただ 私の 死体を 処理する 人の事まで考え

てしまう。死のうと思い考える時は いつもね


一瞬にして 自分を 灰にしてしまう

魔法や 銃社会アメリカのように 一瞬で

脳を貫いて 思考を停止させる 魔法の道具

拳銃などが 手持ちにアレば また 話は別な

のだろうけど … そう言えば


前の工場の 人が 昔 私と遊んでくれて た

優しい お兄さんの事を言ってたな… お兄さんは

学校を出て 公務員 関係の仕事に ついたらしく

その後 直ぐではないけど自室で首を吊って自殺して亡くなっていた のは知っていた。私 理由まで

は知らなかった もう 何年以上も 会っていない


そして 人は 変わる … この前に フリーターの時に働いていた 工場で お兄さんの 同級生の人が

アイツは 昔から よくイジメられてたな。

そんな 話を 聞いていた 。 この世界は 優しいだけ

の人間では 生き残れない 厳しい 世界なんだよね

……


モチロン 全て 背負わなくても良い それは

今の私なら 解る しかし 背負い込み過ぎる


背負鋳込みし過ぎてしまう人間も いる! 笑うな

バカに するな ! わかれよな … !


まあ こんな コトを 頭の中で 叫んだ ところで誰に

伝わる筈もなく、まだ未熟で、考え過ぎる性格、

人に相談しないタイプ、+α要因や原因を

持つ合わせる人間は 常に 危うい と言うこと


私が そうだからね しかし それ以上の 何かを

獲られたなら … … この頃の私も これくらいの

考えは 既に持ち得てはいた ものの、


ふっきれる、 上手く精神を切り替える

手段と、 まだ 経験、経験値が 足りていなかった


時には 考えない 方が 楽に生きれて

行きやすい場合 が あるのは その為だ


とりあえず 考えなどは纏まらず いつ死ぬかは

また考えよう… もう 時間だけは いくらでもある

… 車で人気の無い 山へと入り、そのあと車の車内で 1日目 を過ごす。


今頃、下界(家、会社)は、どうなっている

のだろう、まだ1日それほどのコトではないのか

よくわからない?


死ぬのだから気にしてもしょうがない、

携帯電話は電源を切ったまま、


2日目、そろそろ探しに来る人が いるかも

しれない、早く死ななくては、カッコウも

つかない。その日の夜


私は カッターナイフで 左手首を切る


細い骨?スジを貫くほどに、痛い!


しかし、無理だ血は直ぐに固まる、

お風呂場で手首を切るのはその為か!


水や お湯に、傷口をつけていないと、

直ぐに固まる、私は、水を求めて公園へと

車を走らせた。


車の中にあったビニール袋や、

とりあえず水の入るモノに水を入れて

山へとまた、戻り、また手首を切った


痛い!しかし 浅いか もっと深くいかなければ


力を込めて もう一度!


「… ッ く 痛ーい!」


自分の悲痛な声が車内に聞こえる


とりあえず、ころならなんとかなるだろう…


ビニール袋に入った水に手を浸す

血は流れでるが、まだ、直ぐには無理だ

お湯じゃなくて大丈夫か? 時間が掛かる予感


20分経過、、、、無理だ全然

死ねる気がしない、もう手首を切るのは

痛い、止めよう……


でも 会社にも家にも迷惑を掛けて


今更戻れない、しかし、両親や

おじいちゃんの事は、気になる


家の様子を遠くから見に行って見よう。


そう決めたて、3日目、


家の近くまで来ると、


親戚の父の弟さんで、私と仲の良かった感じの、

おじさんや 父が 慌しく、騒いでいる?姿をしているのを目にする。


… これは 予想以上に騒ぎに なっているのでは?


大変なことをしてしまったのでは…


私は怖くなった、、、


もう なす術や、考えることもままならない

万策は尽きた…


家に帰って素直に誤ろう


そう決めてはみたけど 怖い


まずは 携帯電話か、


とりあえず電源を入れると


知らない番号からの電話…


さっきの様子から 捜索願いが 警察に

出されているのだろう…


もう お手上げだ 搜索願いを取り下げて

貰わねばならない、、、自分では会話が…


母 や 父と 本音でまともに会話するのは、

いつ 以来だろう…


そう 考えながら 自宅に電話をすると


「もしもし…」


母だ…


直ぐに声は出ない


「〇〇〇 …?」

「… うん」


「もう 帰ってきー 心配せんでええから 」


もう 大分前の ことで 言葉は忘れましたが


私も 母も 泣きながら 会話しました。


搜索願い出てたら、 おじさんが 居たら

帰り辛い、仕事…


「仕事なんか辞めたら ええー し 帰ってき」

「…うん …わかった 今日中に帰る…」


この後の心配はあったけど


胸の中に 仕えていた何が 取れた 気がした



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