第6話 おじいちゃん と 思春期 の私
中学生の頃は おじいちゃんとの 関係は
昔と さほど変わらず
お小遣いの 貰う量が 少し上がった感じです。
母はお金に少し厳しくて五月蝿いので
1ヶ月 の お小遣い
1年生 1000円、2年1500円、3年、3000円にして
最初の3年は2千円貰っていたが交渉の末↑
足りない時は、優しいおじいちゃんに
「おじいちゃん 千円ちょうだい」
などと 私は少し、いやカナリ甘えていた!
「よし ちょっと待ってな 財布とって来るから」
いつも通り優しく、孫に甘いおじいちゃん …
おじいちゃん と 私の 関係は
相変わらず まる子 と ともぞう
とは いかずに
高校に入学すると
私は少し反抗期になってたり
中学の頃は親と一緒に出かける事が
子供じみていて 恥ずかしく 思ってたり
不良の 時代の 終わりの時代で
ギャル や ファションヤンキーが流行った時代
黒ギャル、白ギャル、egg
ビジュアル系 モード系など イロイロ
私も高校1年の時は普通に黒髪でしたが
2年に上がると茶髪にしたりピアスあけたり
時にはブリーチの色抜きし過ぎて金髪にも
それでも おじいちゃんは いつも通り
私に優しくし接してくれています。
ワタシも おじいちゃんの前では 基本的に
素直になれますし。
母や父には自分の意見が通らない時など反発
したりしていましたね。
この時 3歳年上の姉は 短大か、卒業して
社会人の一年生だったり
ワタシは高校までは自転車 通学でしたけど
少し遠い?30分以上は 掛かっていたので
冬場の寒い時や 時間が 間に合わない時には
おじいちゃんの車で 学校まで 送り迎えして
貰ったり、友達のおじいちゃんで私と似たコト
していた子も いたので、そっちのおじいちゃん
にも帰りは家まで送ってもらうこともありました。
その頃は オシャレや なんだかんだ 本も買うし
(本は昔から 絵本や 漫画も好きで 幼稚園か、
小学校1年の頃から単行本など集め出しています)
CDやなんやら、お金が必要なので皆んな
アルバイトなんかして稼いでました。
私の学校はアルバイトは社会勉強でOKでしたし♪
学校の許可なども必要ありませんでした。
その変わり学校は荒れてはいましたね(^^)
黒髪の生徒は少なく、農業科、薬科、家庭科、
普通科、特別進学クラスなど、一応 私は入試の
成績で特進でしたが賢い訳ではありません。
全体の程度が低かったのです。
と言う訳で 皆んな部活をやる人は自由
帰宅部も自由、アルバイトするのも自由で
マクド○ルド や スーパー、コンビニ、
など入れ替わりで、イロイロやったり
自分の部屋も、その頃はあったので自分専用の
TVを買ったり♪
もう おじいちゃんとは 一緒に 相撲とかは
その時は 観なくなっていました……
いつまでも 変わらない モノはない
私も成長し そして おじいちゃんは 老いていく…
この頃は もう おばあちゃんが いない ことは
私には 普通で おじいちゃんは もう 10数年以上
私の面倒を 見ていていてくれていた。
この時の 私は まだ 知らない おばあちゃんが 自殺した事実の コトなど 誰も教えてくれていない
まだ、この頃の私は自分でも思うほど未熟で
人との付き合いは、それなりに上手くやれては
いたと思っていますが、それは価値観が近い人間
の中の間だけで、意見が分かれば争いごとも…
おばあちゃんの このコトを母から聞くのは
この頃から10年程あとのコトとなります。
しかも おじいちゃんが寝ている そばでの首吊り
自殺だったらしく… 当時警察も おじいちゃんを 少し 疑っていたらしい事実があったり
おじいちゃんは この時 どんな気持ちだったの
だろう そう思うと 少し胸が痛くなります。
人の心の痛みなど 本人にしか 分からず 他人が
口を出して良い モノ ではないと 分かっていても
大切な 人の事なら 尚のこと知りたくなるんでしょうね。まあ、私がその事を いつ聞いていたとしても やるせなくなるだけ、おじいちゃんには、もっと優しく接しれて いたのかもしれませんけど、、
本人に確認など出来る訳でもなく、同情心から
優しく接するのも何か違う気がして。。。
知っていても
変わっていた訳ではないし 時間の流れだけ が
過去の辛い思い出を 忘れさせてくれる。
今 考えると、私の存在は そんな おじいちゃんの
辛いと想える 思い出を 埋めて あげれて いたの?
だろうか?
……… 私は 子供だ 小さい時は
おじいちゃんの前でも みっともなく泣くことは
何度もあったけど、、 お母さんが泣くとこも見た
でも おじいちゃん が 泣いてる姿を
私は 1度も 見たことが 無かった…
強い人でも あったのだろう
小学生に上がって以降 年齢を 重ねる度に
泣いてる姿は人に見せたくない、
おじいちゃんに は出来るだけ見せたくない
おじいちゃんは私が 生まれてから ずっと
そうだった、きっと1人では 泣いてる時は
絶対にあった 筈なのに 高校生の 私はまだ
そのことすら 自分の事、以外は よくわかっては
いなかった。
高校の頃は イライラする事も 増えて
たまに おじいちゃんの 言うことも疎ましく
八つ当たりしてしまう 発言を してしまうことは
あったけど 私と おじいちゃんの絆は 深く
その1回や 2回だけで 壊れる モノ では なかったし
ワタシも おじいちゃんに暴言を 履いてしまった 後は いつも 後悔の念に 囚われていた。
私は 親に 高校くらいは でておけと言われて
いたので 高校はサボったりもしながら 無事に
卒業 その後は 就職には つかず バイトの延長で
工場のバイトやパートなど 転々とした、
その当時フリーターと 呼ばれる 存在になっていた
私は社会と言うものが 分かっていなく
お金さえ稼いでいけば暮らせるのだ ど そう
思っていたり。
ネットもやっとこの頃には 普及しだしては
いたものの 一般家庭全体に 広まるのは
また少し 先の話しで 情報が TVやラジオ以外は
知ろうとしないと、誰か教えてくれないと、
ハッキリとは わからない 世界で
みんな 忙しいのだ 自分の事だけでも…
自分の事は自分で考えるしかない…
人に相談できない人間は… 特に…
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