第5話 おじいちゃんに怒られる + 小学校 1年生 編

おじいちゃんに 怒られた 記憶は 少ししか

残っていませんけど ある程度はあります。


私が小さい頃は、勿論 少し イタズラなども

したりしていましたので、おじいちゃんの判断

基準で悪いことを、やってしまうと


「それは やったら アカン」


時には優しく諭したり 度が過ぎれば 少し大きな声で怒鳴られる感じのことも あったと思います。


怒鳴った!その後のおじいちゃんは、少しして

申し訳なさそうに 私を 心配してくれたり…


私自身 おじいちゃんを、そんな気持ちには

させたくなかった為


あまり迷惑をかけて 怒られるようなコトは

分かる範囲で やらないように気をつけるコトは

子供なりに心がけていました。


こう言う時には怒られる事も

保育園 や 幼稚園の頃が 1番日常で あった気は

します。


───


そして


小学校に通い始めると

1年〜6年生と 学年の違う 子供達が


分団で 登校 することに …


初めての ランドセル は お姉ちゃんと

一緒で 嬉しかったのですけど


歩いて皆んなで 登校 上級生の人達と一緒に


不安も少し ありました。 でも お姉ちゃんが

一緒だし 大丈夫 だと私は 思っていましたが

甘かった。


私は活発な方でしたが、それは 内弁慶で

家族や、同じ学年の子とは、それなり 上手く楽しく付き合えては、いたと思っていますけど。


その頃、背の大きい 男の上級生達は 少し怖く感じていました。 大人の人よりは小さいにしても。


自分より 遥かに 大きく そして なんだか怖くて


弱い 私は 分団登校では あまり 話すことは

出来ませんでした。4年生の姉もいましたけど。


まだ話していない 6年生 の近所の優しい

お兄さん と ゲームしたりする仲間だったり

おじいちゃん と ゲームなど沢山していた訳

ですから 優しい人となら ゲームは楽しめる 私。


お姉ちゃんとはあまり一緒にゲームなどを

することは少なかったです。私は幼い頃から

大人であるおじいちゃんなどを相手している訳

ですから、普段ゲームなどあまりしない子供が

考える戦略とは少し考え方が違っていた筈です。

姉は、私よりゲームは弱かったと思います。

それは、面白くない相手にらならないのだから。


もしかしたら、おじいちゃんも私を可愛がって

いてくれていた。もののゲームする相手としては

まだまだ、物足りなさ を感じていたのかもですね♪


あ 近くに住んでた お兄さんは。当時

ゲームウォッチなどの、白黒、液晶ゲームが

子供達に流行っていて、お姉ちゃんが誕生日

とかに買って貰ったモノを借りて私がやったり

そのお兄さんも、それが好きで、やりたくて

一緒に遊んでいたのかも、しれません。持ち運びも

出来る便利、娯楽グッズの1つだったのです。


と こんな いきさつ 前振りは

ありますが


分団 登校の 班長の優しい 6年の お兄さん

4年のお姉ちゃんも いるので 最初は安心してて

全然大丈夫でしたが 私は、それでも、その輪の

中では何を話して良いのか分からずにいて、

お姉ちゃんも他の子達との友達付き合いがあったり イロイロありますので ♪ 私は分団の中では 喋らずに誰かの近くを 歩くだけの 登校を当時は繰り返し

学校へ着くと 同じ学年の子達とは 仲良く喋ったり

出来ていたと思います。気を使う必要のない同学年の同じ年の子が、相手だと素の自分をそのまま見せれるのが嬉しかっ たのか 見せたかったのか どちらかだったと思います。


しかし


ある日 5年生の 大きな男の子と もう1人の

その子と仲の良い男の子が 私に言います。


「お前 全然 喋らんなあ? 何か 面白いこと

でも 言ってみな ?」


多分 毎日 似たような 会話に飽きていたので

しょう。私は出来る範囲で 話せるコトを

話しましたが それが面白い筈が ありません。


そもそもの コミュニケーション能力の

経験値や知識の差が 1年と5年では違います

し、普段同じ学年の子や、ケンカもするけど

優しい姉、優しいお爺ちゃん、優しいお兄さん、

しか知らないのですから、ジャイアンみたいな

感じの子の対処法を私は持ち合わせていない。


その日から 暫く そう言った 私の面白く

ない話しを 言わす 喋らす 遊びが続きます。


別に私は 少しだけ しんどかったけど

学校までの辛抱で、全然 耐えれていました。


学校に は 私の 仲間や 友達が いるのだから


しかし その日は 朝から少し気分が

沈んでいた のか 今までの 積み重ねからか

は 憶えていませんけど…


いつも 通り


「 面白い コト 何か 言え 」


面白くも ないのに 喋らせようと 無理強い

されることに 嫌気が さして 私は命令に逆らった


「… …」 沈黙


「おい! 聞いてんのか!」


「…… 」沈黙


「黙ってん と 何か返事 せい!」


相手が 感情を高ぶらせて怒鳴ることに

1年の私は 恐怖して 泣いた …


「…え? 泣いてんの? こんな事くらいで ?」


シクシク (T . T)


私は 悔しさや 惨めさから 更に泣き続けた…


出来るだけ 前を 歩く人達に 気付かれ

悟られないように … お姉ちゃんにも見られたくない 1番 先頭を 歩く 優しい お兄ちゃんにも


しかし 思いもよらない 出来事は コレから


「お おい これ くらいで… 泣くなよ… な」


少し優しい声で 2人は 私の黄色い帽子を 前に傾け

深く被せて 前の人に 泣いているのが 見えないようにしてくれました。


隠ぺいしたかったのか 罪悪感かは 少し

わかりづらいのですけど 、


帽子を深く被せてくれた ! 私が 人に 涙を

悲しんで いる姿は 見せたくない 見られたくない

性格だと わかっていたのか? それは流石に分かりませんけど


2人は 前を歩く人達に聞こえない感じで 小さく

「… ごめんな …もう泣くな … 元気だせ って

まあ …… 直ぐには難しい?かも…だけど…」

何か こんな感じの事を 言い私を元気づけよう

励まそうとしている事が、何故か、とても健気

で優しい気持ちにもさせられたのを憶えています。


小学校に 辿り着くまでの道のりを 2人は

ずっと 私を 慰め続けてくれてました。


ヤンチャな 子達も 優しい 心が ある と気付いた

のと 見せたくは ないけど 普段 泣かない人は

たまに 涙を 見せるのも ありな事を 私は学んだ。


で 後日談 6年生の 優しい お兄さんは

実はイジメられっ子だったらしく強くない人で

した、しかし幼い私はそれを知るのは、私が大人になってからの話で… このエピソードも最悪の展開を迎えるのですけど うーん 今回は 止めて

起きましょう。 ワタシ事で語っているのと

この後の私のエピソードが 少しオモイ?かも

しれないので 、引き返すなら 今がチャンスです♪


気付いていてもイジメられっ子の人が

イジメっ子の人達にモノ言いは普通の

子ならよっぽど強く勇気がないと出来きたり、

逆らったり出来ませんよね。私は別に、優しい

お兄さんが助けてくれないこと、お姉えちゃんも

見ぬフリしていたのだとしても、それは仕方のないコトだと当時から感じ考えていました。


だって私が恐怖を感じる様な人達に、

精神力では多分?私より弱いだろう2人が

立ち向かえるとは、到底思えないからです。


姉も内弁慶でもあり、人付き合いは上手いのです

けど、怖いモノや、強いモノ に モノ言い出来る

人間ではなかった。 姉も脆く弱い、そして私も、


お母さんには少し話してたみたいですけど。

事情をよく理解していない母は?


「アンタ いじめられてんの?」一点張り


イジメられているコトが、本当だったとして

私は、知られたくなかった他の人に その事実を


イジメられている 事実が 自分が 惨めで 恥ずかしくて その姿は見られたくないから 普段は明るく

振る舞う。 と言うか 気さくに 話せる子や

そんな人達になら 私は 少し活発にも 話せるんだ


おじいちゃん なんかには 特に 心配かけたくない

んだよ!わかれよ!


て 心の中では 叫んでたのですけど 口に 出すことは気恥ずかしくて その時の母には本音は言えず…


「大丈夫 そんな ことないから チョット そんな感じに 見える だけで 全然大丈夫だから 自分で考える」


「だから ほっといて!」 と

少し 母には 怒鳴ったかもしれませんね。


母は なんだかんだ 過保護では あったが

理解力が乏しく、感情だけで怒ったり、理由を

話さないで勝手に決めたり、全部では無いけど

そう言う部分が多く私には見えていた。


反面教師の良い例で、私は こうなりたくない

その考えで、理由を求め、相手を納得させれるだけの説明を、求めるようになり、その為必要なのは情報だったり知識だったりします。私の偏差値は母譲りなところがあるので賢い筈がありません。努力

云々ではナク、最初のスタート地点での脳の

スペックやキャパ容量ですね、頭の回転の速さ

も一般の人のそれよりは、劣ります。

まあ、おじいちゃん、やお父さんは、賢い部類の

人間でしたので、その血を引いている部分では

母よりは勉強などして伸ばそうと思えば伸ばすことば出来ただろうと思っています。


そして私は 今 このような 考えで生きていきます。


母 ↑ 後日談は、お姉ちゃんが朝の分団登校のコトを母に告げ口?相談?したのは私の泣いた事件の 後だったのか先だったかはあまり 憶えては いませんけどね。私は朝の分団登校で助けて欲しい気持ちはあっても、母にも、学校の友達にも知られたくは

なかった。私は、そこまで弱い人間ではナイと

この頃は自分していた為、まずは大人の人には

頼らずに 自分で解決できる道を見つけたかった。

出来ることなら


取り敢えず

どちらでも 私の 気持ちと 信念は 貫きました。


おじいちゃん に 心配かけたくないし。


惨めな 自分は おじいちゃんに 見せたくない


明るい 性格の わたし だけ見せてたい!

見ていて欲しいと そう 願って、、、。


そして さらに 後日談 この日を境に

2人のイジメっ子? ではないけど ヤンチャな

男の子達は 私を イジメるような 振る舞いは

なくなり あの出来事から 前より 関係が良くなったのだと私は今でも そう 思っています。


そして、私も武器を手に入れた。いざとなれば

泣く姿を見せれば 人は優しくなれる人もいるんだ ♪ そう 想い感じた 小学 1年か2年の頃の

出来事でした。


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