第6話 専属の使用人
「あっ....」
「大丈夫かダエル!」
「ダエル殿は私が責任を持って回復します。」
バタッ!
「うっ...」
「おはようございます。ダエル様」
「ヒナタは大丈夫なのか?」
「王女様はハリスタン殿が救出いたしましたですが、敵はワープゲートのようなもので逃げたようです。」「ワープゲート?あの歴史にしか書かれていな魔法が使われただと?」
「はい。そのようでございます。」
「そうか。連絡ありがとう。」
「いえいえ。また何かあったら言ってください。」
「結局僕は何も出来なかった。まだまだ力を付けないといけない。」
「体は回復したから訓練所へと向かおう。」
訓練所に着くとおそらく同年代の男が居た。
「ダエルよ!ちょうど良いところに来た!」
「父上、ご迷惑をおかけしてすみません。」
「それは大丈夫だ!それより紹介したい人が居る。
この子は新しく入ったダエル専属の使用人としてここに来ることになった。」
「こんにちはダエルさんキールです。よろしくお願いします!」
「キールか。いい名前だな。これからよろしく」
「今から2人で模擬戦をしないか?」
「いやでも、僕は一使用人という立場ですし.....」
「やろうじゃないか。使用人の力試しをしたいしな」
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