第4話 奇跡の出会い

「ダエルさん、苗字継承おめでとうございます」

「これは王女様、ありがとうございます。」

「記念として、欲しいものがあれば何か差し上げますがどうなさいますか?」

「欲しいものっていうか、ヒナタっていう女の子を探してるんですけど.....」

「もしかしてダエルって....」

「ヒナタ...お前か?」

「やっと会えた!ダエル......!」

「ヒナタだったのか......!」

俺たちは感動の余り、周りの目を気にせず泣きながら抱き合った。


「おいおい、ダエル君と王女が抱き合ってるじゃないか!」「本当だ!」


「ヒナタ....」

「ん?」

「そろそろ話さないと周りの目が.....」

「あ!」

ドンッ!

なんだ?敵襲か?

「きゃあああ!」

「ヒナタ!」

ヒナタが連れ去られた...どうにかしてヒナタを救いたいけど...俺にも力があれば.....

(所有者の解放願望を確認)

(潜在能力解放を希望しますか?)

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