第3話 苗字継承決定
「武器は探すことができたけど、本来ペンって文字を書く時に使うやつだよね」
「お坊ちゃま、ペンは本来その用途でございますが、座学学年1位の武器適性となるととても、強いと思います。」
「出来るだけ、日々の訓練は怠らずにいるよ。」
「それがいいと思います。」
それから10年後16歳となった僕は成人した。
この10年の間にクロック王国で2番目に大きかったこの街は王国で1番大きな街へと変化していた。
僕は長男となるため、領地を継ぐために、
苗字を継承させてもらえる権利がある。
苗字があるということは貴族だと言うこと。ましては長男長女だと、領主に相応しい人物だと言えるのだ。
「ウィドー家長男ダエルはハリストン許可時に領主へなることを誓うか。」
「はい、ここに誓います。」
「よくぞ言ってくれた!今からパーティーを開こう
じゃないか!」
「ありがとうございます。父上。」
「良くぞみんな集まってくれた!今日はダエルの苗字継承権承諾を記念としたパーティーである!こちらが今日の主役のダエルだ! 」
「みなさん今日は僕の為にお集まり頂きありがとうございます。(本当は父上に媚びるだけだろうけど)決闘場があるので、酒の覚ましとして戦ったりしてもらっても構いません。ではみなさん、存分にお楽しみください。」
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