第1話 勇者の転生
(転生確認画面 勇者ダエル 魔王を生贄とし、生まれ変わることを承諾しますか?)
「あぁ!承諾するさ!」
(転生者本人の承諾を確認 勇者ダエルにスキルを5つ
贈呈)
「スキルが5つもあるのか。これも魔王のおかげか」
(転生準備完了。魔王の死から1000年後の世界へと
転送をします。それでは勇者ダエルよご健闘を)
「おぎゃぁ!」「おぎゃぁ!」
転生したものは言いもののやはり赤ん坊から
スタートか。体が成長している間はこれからの事を考えながら過ごしていこう。
そうこうしているうちに僕が産まれてから5年たった
どうやら俺はここ、クロック王国の領地の中で2番目に大きいところの領主の息子のようだ。
父親はかなり地位は高く家族と仲が良い。
父親であるハリストンは、長男である僕に将来この領地を継がせるつもりらしい。正直めんどいことは嫌いだが、戦争を止めるためにも地位は高い方がいいし、ヒナタを見つけるためにも、領主という立場ならば少しは出来ることが増えるはずだ。
そして、僕には困ったことがある。スキルを5つ貰ったのにも関わらず、1つも分からないということ。
そして、みんなに必ずある武器適性がペンだということ。
「困ったな。前世では剣を主に使っていたから武器適性は剣のはずなんだけどな。」
「まぁ、迷ってても何も出来ないし、今は自分に合ったペンを探すとしよう」
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