37話
「なるほどね〜いい案だと思うよ。確かに冒険者一筋でやっている人よりかは収入も多少は保証されるからいいかもだけどさ〜、問題がないわけじゃないんだよ」
「も、問題ですか?えっ、えっと〜なんですかね?勢いで考えたことなのでそこまでは考えてなかったです」
僕の話を聞いてだろうと思ったよ〜みたいな顔をした。そして、少し考える素振りをしたあとグレーさんはエールを一気に飲み干した。
「はは、だろうと思ったよ〜……えっとね〜、簡単な話なんだけど、単純に練習の時間が短いっていう点かな〜。ほら、普通の冒険者と比べてカイ君は職員が終わってからになるから冒険できる時間が圧倒的に少ないよね〜」
ハッ!ほんまや!あかんですやん!
「そ、そうですよね〜……で、でも〜…ほら、やらないと始まらないじゃないですか?」
動揺した気持ちを誤魔化すために少しヌルくなったエールをちびちびと呑んだ
「――もしほんと〜にカイ君がやる気があるんだったらいい方法があるけど試してみる?」
「え、あるですか!なんでもやりますよ僕!やらせてください!」
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