第2話


俺はカニを探し、助手は何か別のものを探しているようだ、

ついに見つけたぞ!

カニを!見ろ!カニみそおにぎりだ、

俺はそれをもぐもぐと食べる、うめぇ!


美味すぎる!見てください、この食糧庫、埃がないところが、

最近よく使われていた

場所です、この埃がない場所に、カニ、

いや、地下二階の入り口があるはずです…


なんですか?カニみそおにぎり?美味しいですね!

これ!サイコー!もぐもぐ…ん?


ここだ!この木箱ですよ!

この木箱の中に地下二階への入り口があります!この中に

犯人がいるはずです!ふーん、でも、

カニみそおにぎりの木箱から、5個も離れて

いなかったな、、つまり、俺の推理もあながち外れていなかったってことだよな…


そ、そうですね、さあ、さらに下に降りましょう!

うわっ、な、何だこれは、凄い!


俺も急いで降りる、すると、そこには山のように積まれた、金のインゴットが

あったのだ、そ、そういえば、上の部屋のインゴットは無くなっていた…


この部屋の主が、主人の部屋から盗んだんだ、、

しかし、それも一部でしかない

このたくさんのインゴットは、、

そうです、呪いの館として殺してきた、歴代の

主人のインゴットに間違いありません

…ん?インゴットの裏に誰かいますよ!


くくく、ここを見つけるとはななかなかだね、

あんたたち、俺はこの屋敷の真の主!

死んだ主人にはタダでこの屋敷を貸していたのさ、

金持ちというものは、屋敷に

住みたがるけれど、ケチなものだからね、


ついでに俺が一本の金のインゴットを

屋敷に置いたら、見事に、金のインゴットコレクターになってくれたよ、それを

今日収穫したというわけさ…どうだい、お二人さん、俺には金のインゴットがある


お二人の金のインゴットを賭けて、勝負と行かないかい?このサイコロでね!俺は

いいだろうと言うと、懐から金のインゴットを出す…、

簡単に行こう!丁か半かだ!


ふっ、いいだろう、探偵というより、ギャンブラーとまで言わしめた、この俺が

貴様を一文無しにしてやろう!半だ!コロコロコロ…!はい、丁でしたー!


サイコロを転がす前に言うもんじゃないぜ、

お兄さん、こっちにはイカサマダイスが

揃っているんだからなぁ…!


ぐ、ぐおおおおおおお!いい勝負だった、だが

勝負に勝って、試合に負けたといったところか…

助手、帰るぞ…いや待ってください

探偵さん、僕にも一勝負させてください!

その銃を貸してください、この銃は

シリンダーに6発入ります、そのうちの一発を入れて…

この銃でロシアンルーレット

と行きませんか?金のインゴットを一つ賭けて、

あなたから撃ってください!ほう、


面白そうな勝負だな、いいだろう、こめかみに銃を当てて、引き金を引けば

いいんだな?くくく、バカめ、この勝負、

後から引き金を引く、お前の方が多分不利


そうに違いない、なぜなら、俺が先に6分の1をクリアすれば、お前は5分の1で

死ぬ、それで出なくても、4分の1、3分の1、2分の1と進み、1分の1で

確実に死ぬのはお前だ、!ははは!勝ったぞ!俺はここで死ぬタマじゃない!

そういうことだ!バァン!…ドサッ!

しーーーーん…やったぁ!やりましたよ!


探偵さん!全部確率は6分の1!先に撃った方が不利ですよね!

だがなぁ、助手…

二発銃で死ぬ確率は、2分の1、先でも後でも確率は、2分の1だ、

後でも死ぬぞ


ギブアップすればいいんですよ、

後攻の弾を、、後は運任せですがね…、、さて、


この金のインゴットは山分けしましょう、大金持ちですね、、僕たち…!

カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!

あれ?どうしてこの銃、

銃弾が出ないんだ?助手を今すぐ殺したいのに!

殺したい!


はあああああああああ!

ていや!ぼこぉ!そして、次に目を覚ますころには、

俺の前から、助手と

金のインゴットの山は消えていた、ただ、

10個残った金のインゴットを持ち、俺は

探偵事務所に帰るのだった、、、完

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【探偵もの】探偵と助手と呪いの館 minim @minim92

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