第4話 謎の団体、KANSYOU
今回のミッションは、謎の団体KANSYOUは何者なのか。家に訪問に来ると思うが、その来る期間は家庭それぞれだ。なので、今回にミッションは、期間なしで、全力で取り組んでくれ。」だそうだ。私はまず、調べたりする、情報集めから始めることにした。
情報集めに最適なものは、インターネット。だがこの最適なものにも当然苦手なものがある。それは、検索履歴が残ることだ。家庭によっては、確認される家もある。
私の家もそのうちの1つだ。どっちの味方かわからない、KANSYOU を調べるのは、キケンだ。ただでさえ、今、警告を受けているのに…
私は、もう1つやるべきことを思い出した。それは、KANSYOU のことを
知っている人を探すことだ。かなり、高リスクだが、情報集めには欠かせない。
まず私は、身近な人に聞くことから始めた。
聞き始めてから、1週間近くたったころ、私の家にKANSYOUがやってきた。
家に母が入れて、話をしている間に、1つ私も耳を傾ける話があった。それは、
「すみませんが、1つ質問させていただけないでしょうか。僕たちって何者だと思います?」きたきた。資料をまとめるには、とってもいい情報だ。
そうすると母が「幹部のような人たちではないのですか?」私もそう思っていた。
KANSYOUのひとが「皆さんそう思いますよね。けれど、わたくしどもは…」
まさか、…側の人間だったなんて。このように思っているのは、私たちグループだけだ。わたしはさっそく、資料作りを始めた。
資料作りが終わった数分後。なぜか集合を受けた、私とせーちゃんはいつもの場所へ向かった。なんか、説教される感じで、ほんのり怖かった。
今回のミッションの件について、会長は言った。
「期間はないといったが、期間をつける。期間は、明日。そして終わったものには、より資料をよくするために、1つ情報を与える。」私は、とっくの前に
終わっているので、1つ情報をもらった。会長は私に向かって、こういった。
「お前にだけこの情報を与えよう。KANSYOUはあっち側の人間だ。
あいつらは、ご立派な嘘をついている。騙されないように気をつけろ。」
私はまんまと騙されていたらしい。少し悔しいが、今後気を付けようと思った。
私は資料の作り直しを始めた。
まさか、あのようなことを言われるとは、思っていなかった。作り直しの時に、
ふと思い出したのが、あのとき、KANSYOのひとたちは笑っていた。そこに気づくべきだったのだろう。悔しい。きっと会長は気が付いたのだろう。それまた悔しい。
まるで探偵。弟子になりたいものだ。といっても、竜くんの真似をしたら、探偵みたいになれるわけではない。そこが嫌なところだ。ワールドなのだから、そういうのも簡単にできるものだと勘違いしてしまった。こういう思い込みが竜くんみたいにになれない理由。あ~。ペンが止まっていた。明日が期間だから、急がなければ。
夜更かししてまでも、とてもいい資料を作り上げたかった。
せっかくあの情報をもらったのだから。
資料を提出するとき、私は、うとうとして眠ってしまいそうだった。
会長の話は絶対に聞いておかないといけない。そうすると、会長は大きな声で言った。
「このミッションはかなり難題だったが、達成してくれてありがとう。
感謝する。そして次の、ミッションは、自分の親の日常を資料にしてくれ。かなり細かく。期間は、明後日までだ。もちろん、KANSYOUの話も入れていい。」
今までよりも、だいぶミッションの難易度が下がったような気がした。
だが私が思うに、KANSYOUがかかわる?ということは、何か大切なことを調べるためのミッションなのだろう。
このグループに入ったからには、すべてのミッションに全力を尽くさなければならない。
ミッションを言い渡されてから、2日ほどたった時。私は、一人別行動をしていた。その内容は、KANSYOUの人とのかかわりのある人と私は、接触していた。
なかなか、気難しい人だがこれぞ、KANSYOUの人って感じがする。
なぜ勝手に、一人行動しているかというと、うそをついて、人をだますKANSYOUの人を許せなかったからだ。調べるのはいいが、結果が出るかは、まだ、わからない。
提出日の早朝。私は飛び起きて、鉛筆を持って、無我夢中で資料を書いていた。
私は、一人行動していたくせに、資料を書き忘れていたのだ。これこそ、痛恨のミスというもの。パッパと資料を書き上げていく。途中で文章がよくわからなくなる場面もあったが無事に終了した。まず、最初に思ったこと…一安心。
提出の時、私はいつも通り、せーちゃんと話していた。
すると、せーちゃんは言った。「今回のミッション、難しかったね。私だけかもしれないけど…親がKANSYOUの人だからね。」えっ…
知らなかった。私のお母さんは、KANSYOUの人とはかかわりないけど、お父さんは…
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