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>彼は、そんな河童じゃ、ない……。
しんみり読んでいたのに、ここで笑ってしまうという(私だけ?)
彼は本当に再び悪事に手を染めてしまっていたのか、たまたま殺られちゃった気はするけど。
( ゚д゚)ハッ! 犯人は店長ってこと!?
これは凄い! お題を逆手にとっての二重三重のトリックですな! 「あんな河童、知りません」がこのイベント参加者であればあるほど引っかかりますな……苦肉と思われた妖怪祭りも見事な煙幕……「びっくりした賞」に推させていただきますぞ!
見事な叙述トリックと、それに気づいた瞬間に押し寄せてくる切なさが素晴らしかったです。
それを踏まえて「妖怪祭り」がじわじわきました。同族の結束を固める行事が素敵だなと思いつつ、仮装するんだね……と(笑)
ここで語られた前後のお話が気になりますね。
サスペンスの雰囲気に愛と悲しさが描かれていて引き込まれる作品でした。
叙述の使い方も上手いです。
ああ!うまい!少し不穏な空気の漂うサスペンスの中に、切なさと愛と過去の過ちが混ざり合って素敵でした!一度目は「ん?ん?」ってなって、もう一度最初から読みたくなる!
あぁぁ……なんてこと!せっかく将来を誓いあったのに!
悲しいけど、面白かったです!そんな河童知りません!に騙されました。
古い風習のある村なんだろうなぁと思っていたらまさかの展開でした!「知りません」には私も騙されましたね。
でも、途中から展開はわかってしまったんですよ。ここまで盛られたらって……切ない。