第13話 パーティー結成
「そ、そんな怒るなよコープスさん。別に俺は正直なことを言っただけさ。そんな奴を庇うより俺とパーティーを組まないか?オルガマキリの討伐に行きたいんだ」
首に剣を突きつけられながら男は言うとコープスは
「私はこの人とパーティーを組む。オルガマキリの討伐に行きたいなら他のやつと行くんですね」
コープスは俺を指差した後に冒険者は俺を見てまた大爆笑する。
「コ、コープスさん!本当に冗談言うのやめてくださいよ。そんな貧相な奴とパーティーを組んでどうするつもりですか」
「どうもこうも君たちには関係ない。私は私のしたいようにする。それだけ。君たちのようなばかな冒険者にもう利用されるだけの人生なんてごめんだ。ほら。はやく行こう。カスマ」
コープスは俺に言うとコープスをパーティーに誘った冒険者は俺のことを睨んでいた。コープスが冒険者の男の誘いを断った後、ギルドの依頼書を渡す場所?に移動すると受付嬢がきて
「カスマさん。あなたもはれて今日から冒険者です。まずは冒険者スタートセットとしてギルドカード、道具袋、あとは装備品をおひとつさしあげます。剣と槍とありますがどうしますか?」
剣と槍の選択肢か。俺は戦闘が得意じゃないしどちらの獲物がいいとかその良さもわからないからな。コープスに相談しよ。
「コープス。パーティーを組むなら俺はどっちの武器がいい?」
「どちらでも構わないよ。たりない技術面は私が補うから剣と槍、好きなやつを選びなよ」
んー。そんなこと言われてもな。本当にどっちがいいかわからないからな。でも城にいたころ木刀なら振りまわしてたからな。よし決めた。
「剣でお願いします」
「承知しました。それではお持ちします」
受付嬢は一度裏の方に行くとコープスが
「受付嬢に説明ばかりさせると受付嬢に苦労をかけるから説明できる点は私がするな。まずギルドカードは無くすなよ。ギルドカードは名前、そして顔写真、後パーティーとか組んでればそのパーティーの人と決めたパーティーの名前でギルドカードにのる。もしパーティー名が決まってないならパーティーメンバーの名前だけ自分の名前の下に書かれる。そしてギルドカードで1番大事な点はギルドカードには自分が何ランクか書かれていることだ」
コープスに言われ俺はギルドカードをみると俺の冒険者カードはでかでかとFランクと書かれていた。
「最初はFランクからスタートだ。そしてある程度依頼をこなすとギルドからランク上げの試験を受けるように言われるから忘れないようにね」
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