応援コメント

第15話「退治」」への応援コメント

  • 〈聖〉とは、〈邪〉とは、何なのでしょう。
    ハーヴェンと一緒に考えました。
    リアルでもつい最近、身近な方との死別を経験しましたので、このページには色々と思うところがありました。
    一読者の考えだと、一つの人格の中に、〈聖〉と〈邪〉の両方が必ずあるように思えます。
    公的には〈聖〉であるべき人々に、ハーヴェンは冤罪を着せられたわけですね。
    門番には殺されそうになり、ますますの悲劇に(;_;)
    イリスは彼の命令を破り、ついに神様の元へ…悲しいですね。
    若い彼にとっては、今までの思想そのものを根底から覆される一大事ですよね。
    生と死を分かつ瞬間は、このお話のラストだったのだろう、と一読者は思いました。
    この瞬間まで、ハーヴェンとイリスは会話が成立していたわけですし。
    これは、このままでは、済まされないですね。
    自分がハーヴェンだったら、怒りと悲しみと苦しみで、狂ってしまうかも知れません。
    いつも、色々なことを考えさせていただく物語を贈ってくださり、本当にありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    誤嚥性肺炎の方ですね。
    読んでいて衝撃的でした。
    御冥福を祈ります。
    さて、このシーンではわかりやすい〈邪〉はいません。
    ヘイルブルの人達?
    いいえ。
    彼らは聖剣泥棒がまた戻ってきたので成敗しようとしているだけです。
    ハーヴェン?
    いいえ。
    彼は死霊魔法を習得はしましたが、まだ行使していないので現時点では無害です。
    なのに彼に石を投げ、愛する二人を割いて処刑する…
    〈聖〉とは何でしょうね。
    このストーリーを通して私なりの聖と邪の解釈を述べてみました。
    伝わるといいな。
    次話をお楽しみに。