このエピソードを読む
2023年2月12日 08:32
「しばらく天を仰いだまま目を瞑り、内から湧き起こる絶望感に耐える。」↑ この部分、面白くて笑ってしまいました(≧▽≦)!若かりし日のハーヴェンは、思慮深くて怖がりな青年だったのですね。行きたかったはずのトイレを我慢してしまうかの如く(少し違う!)、イリスレイヤが善意から馬車に誘ってくれたのに何故か、「徒歩でなければ、意味がないので……」とか言って、ついついカッコつけちゃう。なるほど。こういう方を石頭と呼ぶのだなと、納得いたしました。「いまも神と勇者は対立せず、仲良く並び立っている」↑ この部分、とても興味深かったです。リアルでいうと日本の寺と神社の歴史に、どこか似ているなあと感じたりもして。政治的な意図が反映されて、ある時期においては融合していたり、ある時期においては切り離されたり、内容すら大きく歪められていたり。誰が何をどのような意図で、『神』や『勇者』や『魔王』にしていったのか。ヘイルブルには〈贄池〉という恐ろしい場所もあるようで、隠された真実がそのうち出てきそうで、ワクワクしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。ハーヴェンのときめき物語第二話になりかけてしまいました。でも彼は神殿魔法兵——神官です。日本だったらお坊さんです。煩悩に負けてはいけません。リーベルではお堅い優等生キャラだったので、煩悩を与えた上で捨てる苦しみを体験してもらうという神(作者)の試練でした(笑)照れくさくて「徒歩でなければ——」と強がってみたものの、後から後悔がズゥーーーンという感じがして面白いかなと思いました。『日本の寺と神社の歴史に——』はい。そんな感じです。日本でも「本願寺〈勢〉が!」というときがありますよね。一つの勢力なのです。リーベルでも海の三賢者を祀っている霊廟〈勢〉と神殿〈勢〉の対立がありました。市民レベルではどちらもお参りに行きますが、勢力の上層部はほぼ没交流です。それだけに神と勇者が同居している環境は若いハーヴェンには新鮮な驚きでした。贄池はいろいろと楽しいことになりそうです……作者として(笑)次話もお楽しみに。
「しばらく天を仰いだまま目を瞑り、内から湧き起こる絶望感に耐える。」
↑ この部分、面白くて笑ってしまいました(≧▽≦)!
若かりし日のハーヴェンは、思慮深くて怖がりな青年だったのですね。
行きたかったはずのトイレを我慢してしまうかの如く(少し違う!)、イリスレイヤが善意から馬車に誘ってくれたのに何故か、
「徒歩でなければ、意味がないので……」
とか言って、ついついカッコつけちゃう。
なるほど。こういう方を石頭と呼ぶのだなと、納得いたしました。
「いまも神と勇者は対立せず、仲良く並び立っている」
↑ この部分、とても興味深かったです。
リアルでいうと日本の寺と神社の歴史に、どこか似ているなあと感じたりもして。
政治的な意図が反映されて、ある時期においては融合していたり、ある時期においては切り離されたり、内容すら大きく歪められていたり。
誰が何をどのような意図で、『神』や『勇者』や『魔王』にしていったのか。
ヘイルブルには〈贄池〉という恐ろしい場所もあるようで、隠された真実がそのうち出てきそうで、ワクワクしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ハーヴェンのときめき物語第二話になりかけてしまいました。
でも彼は神殿魔法兵——神官です。
日本だったらお坊さんです。
煩悩に負けてはいけません。
リーベルではお堅い優等生キャラだったので、煩悩を与えた上で捨てる苦しみを体験してもらうという神(作者)の試練でした(笑)
照れくさくて「徒歩でなければ——」と強がってみたものの、後から後悔がズゥーーーンという感じがして面白いかなと思いました。
『日本の寺と神社の歴史に——』
はい。
そんな感じです。
日本でも「本願寺〈勢〉が!」というときがありますよね。
一つの勢力なのです。
リーベルでも海の三賢者を祀っている霊廟〈勢〉と神殿〈勢〉の対立がありました。
市民レベルではどちらもお参りに行きますが、勢力の上層部はほぼ没交流です。
それだけに神と勇者が同居している環境は若いハーヴェンには新鮮な驚きでした。
贄池はいろいろと楽しいことになりそうです……作者として(笑)
次話もお楽しみに。