第11話

ロイド「でも、最終決戦はまだやらない」

シン「じゃあ、いつやるんだ?」

ロイド「6520年、もう一つの地球が潰れる時だ。」

3人「は?」

シン「どういうことだよ!」

???「6520年には、この地球がヌシの手で壊されるんだ」

3人はぽかんとする

シン「てかお前誰だよ!」

ロイド「言ってなかったな。こいつの名はハルザイル・ロン。800年前の戦いの、生き残りの1人だ。」

シン「うそだろ?お前もカリアから飛ばされたのか?」

ロン「いや違う。俺の能力は「不老不死」だ。」

シン「そんな能力があるのか?」

ロン「あるのか?って聞かれてもな、、、俺の能力はこれだし」

ロイド「そして、あの決戦の生き残りはもう1人いる。ロードに、無差別殺人をするリンク軍というものがあるんだ。とにかくたくさんの人を殺す。そんな凶悪な軍だが、そのリーダーは、かつて俺らの兵団の仲間だった。」

ロン「あいつこそが、6520年に俺らがなぜ集まるのかを知る、張本人なんだ。」

シン「じゃあ俺らは、そんなおっかない軍にカチコみに行かないといけないのか?」

ロイド「、、、そうするしかないんだ。」

シン「うそだろ、、、」

ロイド「あいつらに立ち向かうには、相当な強さが必要だ。」

シン「今の俺らは、、、25万か。っていうか、お前らはどんぐらいのランクなんだ?」

ロイド「そういえば言ってなかったな。」

ロン「俺は1085万4800だ。」

ロイド「俺は1420万5000だが、、、」

シン「うそだろ?強すぎだろ、、」

ロイド「少なくとも、リンク軍に攻め込むのなら、1000万は必要だな。」

シン「1000万か、、、よーしっ!絶対に1000万なんて行ってやる!」

ロン「威勢はいいが、これからどうするかだな、、」

ドゴォォォォォォン

ロイド「何だ?」

???「ロン、ロイド、政府!悪いが潰れてもらうよ!」

ロン「おいおい、そっちからおでましかよ、、、」

ロイド「リンク!どうしてサウラントに!?」

リンク「俺がやりてぇのは殺人だ!とにかく人を殺すためには、人のいるところに行くのは当然だろ?」

ロイド「こりゃあ、リンク軍との戦争になりそうだな、、、」

ハル、ヒナ「うわぁぁぁぁぁっ!?!」

リンク「こいつらは人質だ!俺を殺したら、こいつらも死ぬぞ!」

ロン「どうしてそんなことをするんだ!お前らしくないじゃないか!?800年前に何があったっていうんだ!」

リンク「時間が経てばわかるさ、いずれ。6520年、良くも悪くも、全てが終わる時にな。」

ロイド「6520年に何が起こるんだ?」

リンク「そんなの勝ってから聞けぇぇっ!」

ドゴォォォォォォン

床が崩れていく。

シン「うわぁぁぁぁぁっ!」

ロイド「うわぁぁぁっ!」

ロイドが床に押し潰されてしまった。

シン「嘘だろ!?ロイド!!」

シンは空間をもとに戻そうとするが、何がいつもと違う感じがした。

ザァァァァァ、、、

ロン「どうしてそんなことをするんだ!お前らしくないじゃないか!?800年前に何があったっていうんだ!」

床は崩れていない。さっきに戻ったような感じがする。

リンク「時間が経てばわかるさ、いずれ。6520年、良くも悪くも、全てが終わる時にな。」

ロイド「6520年に何が起こるんだ!?」

このままではさっきと同じことが起こってしまう。

シン「やめろぉぉぉぉぉぉぉっ!」

シンはリンクに体当たりした。

リンク「うわっ!?」

リンクは派手に倒れた。

ロイド「どうした!?シン!!」

シン「なんか一瞬、過去に戻ったんだ。このままだと爆発で床が崩れて、ロイドが押し潰されちゃうんだ!」

ロン「お前、もしかしてそれって、、、」

リンク「嘘だろ!?お前何者だよ!?」

ロイド「シン、お前ついに覚醒したのか!?」

リンク「シン!?シンって、、800年前の決戦の時のガキか?」

ロン「かつてのカリアと同じか、、、、」

リンク「ちょっとまった。それなら話は変わってくる。シンお前、俺と組まないか?」

シン「は?」

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