第8話

シン「ヒナは一度、ジークに行ったことがあるの?」

ヒナ「うん。正直、恐ろしかった。」

シン「まじかよ、、」

ヒナ「わいは、政府のチームに所属しているから、一度そこの本部に行ったことがあるんだ。政府の本拠地は、サウラントとジークの間の島にあるんだ。ジークのヌシが暴れ出した時に、なんとか対処できるようにね。ジークにいる怪物は、他の怪物とは桁が違う。」

シン「なおさら、ロイドはどういう人間なんや、、」

ヒナ「あの大穴は、政府が島の行き来をしやすいようにと作られたものだ。ロードとサウラントにもつながっているのがあるんだよ。」

シン「そんなのがあったんだ、、、」

ヒナ「とはいえ、ジークさんのおかげで、私たちのランクは120000になった。でも、このままじゃ次は負ける。」

シン「ちなみに、みんなの特殊能力はなんなの?」

ハル「夜、強くなる【夜行強化】」

ヒナ「わいは炎をまとえる」

シン「じゃー特訓だぁぁぁっ!」


〜〜数日後〜〜


3人「やったぁぁっ!」

ヒナ「ついに!ついに!」

ハル「ティラサウルスを!」

シン「倒せたぁぁぁっ!」

ヒナ「はじめはボコボコにされたけど!」

ハル「やっと、やっとだぁ〜」

シン「よしじゃーあとは、リースを抜けるだけだぁっ!」

3人「がんばるぞー!」

ドゴォォォォォォン

ハル「なになに〜?なにがあった?いま」

ヒナ「なんか嫌な予感がする、、ギルドで聞いてこよう!」

3人はギルドへ駆け込んだ。

ハル「いま何があったんですか?」

役人「どうやら、ティラサウルスのヌシが、暴れてるらしいんだ。」

ヒナ「うそやん、、、わいらが怒らせたんじゃね?」

シン「ヤバっ」

役人「とりあえずおまいら行っときな!死ぬんじゃないよ!」


グォォォォォォォォン!

グォォォォォォォォン!

ハル「やばそーな予感しかしない、、、」

ヒナ「わいもや、、、、」

シン「一個だけ、特訓中に覚えた技があるんだけど、これいけるかも!」

ハル、ヒナ「えぐ」


ハンター「うわぁぁぁぁあっ」

ハンター「おりゃぁっ!」

他のハンターたちは、必死に攻撃しているが、びくともしない。

シン「こいつには攻撃じゃ勝てない!」

シンの視界が白黒になった。地面を細かく上下しながら空気を圧縮し、例えるなら、えげつい鳥肌みたいな感じにするのだ。

  「ショットウェーブ」

ドォォォォォォン!

ヌシは走って逃げてしまった。

ヒナ「すごいじゃん!さすがだよ!」

シン「ありがとう、、、でも最後は勝たなきゃいけないんだ、、、」

ハル「最後って?」

シン「ジークのヌシを倒すのが、僕の夢だったんだ」

ヒナ「どでかい夢やな〜頑張れよ!」

ハル「ん?」

シン「どうした?」

ハル「あっちに遺跡みたいなのあるくね?」

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