第5話

シン「ギルドの役人さん!ヌシの手配書ない?」

役人「ヌシの手配書?それだと、R15000とかの凶暴なのしか出てないよ。そもそもヌシは、暴れ出しさえしていなければ、むやみに討伐しに行かないほうがいいんだ。だから、脅威が強い凶暴なヌシしか、手配書は出てないんだよ。」

シン「そうなんだ、、、、」

役人「あんた、そんなに急いでリースに行こうとしなくったっていいさ。リースに行って死んじまったら意味ないでしょう?」

シン「わかった。じゃあ、この手配書で頼むよ」

シンが渡したのは、R18000のジャッカルのヌシだった。

役人「あんた正気かい?こんな強いのに喧嘩売っていったいどうする気だい?」

シン「俺はリースに行くんだ!!」

役人「はははははっ!おまいさんは、ロイドににてんねぇ〜わかったよ。場所はロードの西の海岸付近。ついでにロイドも連れてきな。

ロイド「なんで俺?まぁいいが、、、」


列車に揺られ、ロードの西を目指す。

シン「ロイドは、リースに行ったことはあんのか?」

ロイド「あるっちゃあるが、、、」

シン「じゃあなんでロードに帰ってきたんだ?」

ロイド「いずれわかるさ。」

なんだこいつは。


ロードの西海岸に到着した。

シン「ジャッカルのヌシっていうのは、どこにいるんだ?」

どんどんどんどんどんどん、、、、

とても大きい猿みたいなのが、とんでもないスピードで進んできた。

白黒の世界に潜りこむ。

  「グラスショット」

ドォォォォォォンと音が鳴る。

ジャッカルのヌシが倒れる。

シン「やったか?」

これは死亡フラグなのである。

ジャッカルは怒り狂い、猛スピードで襲いかかる。

鋭利で尖った爪のついた手がシンの頬にあたる直前に、白黒の世界に入りこめた。

シン「(どうにかしないと、、、)」

そこにあったのは海の水だった。

シンは思いついた瞬間に水を極限まで圧縮させ、それを空気でつつむ。

普通の視界に戻ると、ジャッカルは水の圧力で空の彼方まで飛んでいってしまった。

数分間、ぼーっとする。いろんなことが頭をよぎる。

そういえばランク上がったかな?

ランク、18000

ちゃんと上がっていた。

海を渡る橋の前に、門番かなんかがいる。

これが、次の大陸、リースへの道

これはスタートだっだ


ロード編 〜〜第1章〜〜 完

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