第3話
役人「あんたは、、、もしかして、ロイドかい!?」
ロイド「あぁ、そうだが、、、」
シン「役人さん!ロイドを知ってんのか?」
役人「知ってるも何も、数年前に暴れ出したシュウのヌシを止めた張本人だよ!この日まで名前も一才知らなかったから、どっかの町からきたのかと思ってたけどねぇ」
シン「すげぇなぁ!お前っ!」
ロイド「ヌシが暴れ出したら、大勢のハンターがそれを止めるんだ。でも、ヌシは絶対に討伐してはいけないんだ。」
シン「なんでだ?」
ロイド「ヌシを倒すと、群れのたくさんの怪物がもっと凶暴化して、手に負えなくなるんだ。ヌシを倒すなんか、並のハンターにはできないがな」
役人「そして、ヌシを止めた張本人は、ランクが10000上がるんだ。」
シン「10000?10000も上がんのか?」
役人「数に目をくらましちゃだめだよ!毎回これに目がくらんで、何人ものハンターが重症を負うんだ」
シン「じゃあ、俺、ロイドと一緒にそれ参加する!」
ロイド「なんで俺勝手に!?まぁいいが、はははははっ!」
役人「あほかっ!笑い話じゃないんだよ!」
ロイド「すいません、、、、」
役人「場所は火山のふもとだよ!死なずに帰ってきぃやぁ!」
ロイドとシンは火山に向かった。
???「おらおらおらぁっ!」
シン「なんだ?あいつは」
大きなハンマーを持った少年が、どんどんどんどんと、シュウのヌシを殴っていく。シュウのヌシが押されていってる。
ロイド「あいつは大鎚のハル、最近の新星ハンターだ。」
ハル「うおーりゃっ!」
ドゴオン!と音がなり、シュウのヌシがバタン!と倒れた。
ロイド「これは、、、まずいぞ!」
キィィィと奇声を上げながら、シュウの大群がハンターたちを襲う。
ハンターたち「やばい!逃げろぉぉ!!」
シン「俺らが逃げたら、町が危険に晒されちゃう!俺はッッ逃げちゃダメだ!」
ハル「お前も戦ってくれんのか?」
シン「うおぉぉぉぉ!」
シンはシュウの大群に向かって走った。
シン「うぉぉぉぉぉ!」
ドォン!
シンの思いが無様な程に、シンはシュウに吹っ飛ばされた。
、、、
、、、
目が覚めたら、そこは町の病院だった。
置いてあった新聞を眺める。
【大鎚のハルと新人ハンターシンが、シュウのヌシを討伐し、大群に勝った!】
思わず二度見してしまった。
ロイド「怪我は大丈夫か?」
ロイドが病室に入ってきた。
シン「なんで新聞に、こんなのが載ってるんだ?」
どうやら、シンはすぐさま倒れたが、ハルがシュウの群れを全員倒し、2人が倒れていたところを、町の新聞社員が発見したため、こんな記事になったらしい。
ハル「お前かい?新人ハンターシンっていうのは」
シン「そうだけど」
ハル「すげぇなお前!俺と一緒にあんな大群と戦ってくれたなんて!おかげで全員倒せたよ!
シン「あれ?僕は何も、、」
ロイド「シーっ!」
シン「あ、うん」
ハル「半分くらいは君が倒してくれたんでしょ?ありがとうな!」
どうやらこいつ、バカのようだ。
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