第2話
シンは、R100のシュウの子熊を倒しに、森に進んだ。
シン「書いてあるのはここだが、、、、」
その時、大きな鳴き声が聞こえた。
子熊「ウォォォォゴゴコ!」
シン「うわぁぁぁ!」
咄嗟の出来事に、シンは驚いた。
シン「そうだ!特殊能力!」
シン「うぉぉぉぉ!」
どうすればこの特殊能力ができるかどうかはシンにはわからなかったが、シンはこの3秒間でこいつを仕留めないといけないと思った。
シン「(時間は止まっている!こっちのもんだ!)」
シンは、シュウの子熊を仕留めた。
シン「よっしゃー!」
喜んでいたのもつかの間、森の奥から、大きな影がやってきた。
シン「え、、、え?」
シュウだ。全長は3mくらいある。今の俺には勝てっこないと、心の底から感じた。
シン「うわぁぁぁぁぁぁ!」
シンは思いっきり逃げた。シュウも襲ってくる。
シン「あっ!」
シンはつまずいてしまった。絶体絶命の状況だ。
ズサン!
大きな物音と同時に、シュウはバタンと倒れた。
???「ずいぶん手こずってるようだな」
シン「あんたは!」
そこにいたのは、武器屋で自分に剣を譲ってくれた、大柄の男だった。
???「俺の名はロイド!あんた、夢はあんのか?」
シン「ジークのヌシを倒すことだ!」
ロイド「ふははははははははっ!」
シン「な、何がおかしい!」
ロイド「気に入った!ははははっ!」
シンは複雑な気持ちになった。
ロイド「それにしても、さっきのはシュウだな。なんでお前なんかがシュウに挑んでんだ?」
シン「シュウの子熊を狩に来たんだ!」
ロイド「シュウの子熊?シュウの子熊には手配書は出ないぞ?あ、もしかして、このシュウがいるからか?」
シン「なんだよ、騙された、、、」
ロイド「でもよかったな。これでお前のランクは100だぞ。」
シン「確かにそうだな。ちなみに、お前のランクはいくつなんだ?」
ロイド「ここでそれを言うのはやめておこう。でも、少なくからず10000は超えてる」
シン「そうなのか?めっちゃ強いじゃん!」
ロイド「強いも何も、お前ジークを目指すんだろ?ロードを出るために必要なのは10000だけど、リースからサウラントに行くには200000まで上げないといけないぞ」
シン「そうなのか?じゃあ俺、もっとつよくなって、いつかお前を超えて、最強になってやる!」
ロイド「あぁ、まってるぞ!」
シンとロイドは森から町へと帰っていった。
ロイド「懐かしいな、カリア」
シン「ん?どうかしたか?」
ロイド「いや、なんでもない」
町に帰ると、町はとても慌ただしかった。
シン「ギルドの役人さん!どうしたんだ?」
役人「どうしたも何も、シュウのヌシが暴れ出してて、今日の夜、シュウのヌシにここの町も襲われるって、みんな大騒ぎしてんだよ」
ロイド「シュウのヌシが暴れ出すとは、、何年ぶりかな、、」
役人「あんたは、、、もしかして、ロイドかい!?」
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