【5万人記念】自称イケボのおめでたい記念配信(みんないつもありがとう)【雑談/イケボ】
【カルボナーラさんが5000円スパチャしました】
カルボナーラ:5万人おめでとう!! これからも応援してます!!
【スレイマンの星さんが1250円スパチャしました】
スレイマンの星:いつも配信お疲れ!! マコくんの声聞いてるとストレスが抜けていくよ~!!
【マコくん最強卍さんが50000円スパチャしました】
マコくん最強卍:わたし、シャイだからあんまりコメントできてなくてごめんね。いつも配信は見てるし、終わった後もアーカイブ見たり動画見たりしてるよ。最近出し始めたショート動画もめっちゃ面白かった。いつもカッコいい声で好きって言ってくれて嬉しいよ。これからも体に気を付けて頑張ってね!!
「ハイ、ハイ。待たせちゃってごめんね~。わぁ、なんか、先に色々スパチャ投げられてる!? 皆気が早くない? まだ配信始まって5分だよ? しかも僕がいないタイミングだったし……」
豚の餌:記念配信と重大発表があるって聞いたけど、なんだろう?
マックのポテト:今、有名な個人配信者が企業所属になってるらしいし、マコトくんもソレ?
日本橋スキンヘッド:CSAA行く感じ?
モネ:マコくん、おめでとう~!!
「色々話したいことあるけど、先に挨拶だけさせてね」
「こんばんわ。マコトです。このめでたい配信に来てくれる皆が大好きだよ~」
「皆、スパチャありがとうね!! 美味しいもの食べてとか、配信頑張ってとか言われてるんで、美味しいもの食べてガンガン配信していこうかな」
【ルイベさんが1500円スパチャしました】
ルイベ:いつもはROM勢だけど、記念なんで……
「いつもコメント打たない人とか、『w』だけの人とかもいろんなコメント打ってくれてる~。本当にね、ここまで頑張ってこれたのは皆のおかげだから、本当にありがとう!!」
カルボナーラ:マコくんの頑張りもあるよ!!
ビスケット:初期から追ってて本当によかった
日本橋スキンヘッド:もうすぐ6万人だけどね
「色々あってね、期間が空いちゃったのは本当にごめん。本当はもっと早くできればよかったんだけど、皆のことすごく待たせちゃったよね?」
豚の餌:全然待ちます!! むしろ待たせてください
WELLFROG:デートの前に男女がやるやつやん!?
マックのポテト:今のマコくん可愛すぎwww
「じゃあ、さっそく重大発表しようかな」
ビスケット:話の脈絡www
スレイマンの星:え、雑談下手すぎ? 話題転換が急すぎない……!?
日本橋スキンヘッド:個人勢やめんの? それでも応援してるよ~!!
豚の餌:こちら、心の準備が出来てないです。どーぞー?
「心の準備とかされちゃうと、驚きが薄れそうなので、重大発表しちゃいます」
「前々から考えてることだったんだけど、もっと配信活動を頑張りたいなって思ったから、配信スタイル変えたり、積極的にコラボしてみたり、案件受けてみたりとか、いろいろしてたんだよね」
「そのなかでさ、僕の立ち絵が欲しいなと思って」
ビスケット:え
スレイマンの星:待って、まさか!?
豚の餌:ヤバい。めっちゃ楽しみ!!
「知り合いが子供の頃に書いた僕の絵のアイコンを変えます!! でね、エゴサしてたらファンアートを見かけたので、絵師さんに頼んで新しい私も書いてもらいました。YouTubeのアイコンとか、Twitterとか、それ以外とか全部アイコン変わるから覚えてね~」
日本橋スキンヘッド:早くみたい!!
カルボナーラ:立ち絵立ち絵!!
「足先から見えようかな」
マックのポテト:足先
「じゃあ、一気に見せようと思います!! はい、じゃじゃん」
「どうですか~? ファンの子が書いてくれたから、許可取って動画上で出してみました。自由に使っていいって言われているので、背景きり抜いて使わせてもらってます」
私の配信画面には、幼いほのかが書いた落書きとコメント欄、あとは雰囲気造りのために時計が表示されているだけだった。その落書きを画面上から消して、ファンアートとして書いてもらった姿を画面上に表示させる。
足元から降ろしていくたびにコメントの流れは加速していく。焦らすようにわざとらしくゆっくりと。
1分ほどかけて新たに画面へと現れたのはダウナーな表情をした黒髪マッシュのイケメンだった。スラッとした立ち姿で、腰のあたりに手を掛けている。整った顔立ちだというのに、目の下のクマが酷く濁った眼つきをしており、闇のある顔を浮かべていた。
かすかに中性的な童顔をした青年こそが、新生・配信者マコトである。
スレイマンの星:え、カッコいい!!
ビスケット:ヤバいヤバい。語彙力死んでる!!
豚の餌:ハイ、オタクが300万人は死にました
【カルボナーラさんが10000円スパチャしました】
カルボナーラ:絵師様のTwitter知りたいです。スクショタイム欲しい!!
「カルボナーラさん、スパチャありがとう。絵師様のTwitterは概要欄に乗せてます」
「スクショタイム欲しいの? 仕方ないな~」
モネ:気のせいか、いつもよりイケボに聞こえる
マックのポテト:表情がえっちすぎひん?
「じゃあ、最初、顔面ドアップ」
豚の餌:泣きほくろ、えっろ……
スレイマンの星:ああ、その顔ヤバい。めっちゃすごい
カルボナーラ:顔面ドアップのまま、好きって言ってほしい
「えぇ、しょうがないな~」
「愛してるよ」
――爆発的に流れるコメント欄。あんなにも嫌いだった自分の声を『癒し』だと肯定してくれる人であふれている。ほのかの傍に居る時のような温かい感情が沸き上がってくる。
「ちなみに、今日はこれだけじゃないんだよね。記念ってことで、ゲストも呼んでるよ」
これ以上はキリが無いと判断して、多少流れを無視しても
『やっほ~。こんちゃ!! レナチャンネルのレナで~す』
「……というわけで、ゲストにはレナちゃんに来てもらいました~」
スレイマンの星:前のコラボぶりか~
ビスケット:めっちゃ仲良しね
『マコくん、めっちゃかっこいいじゃーん。普通に好きなんだけど』
「ありがとう!! レナちゃんも、今日あげてたストーリー見たよ。地雷系アイドル風メイク動画」
『見てんの!? 普通に恥ずかしいんだけど……。可愛かった?』
「めっちゃ可愛かったよ~。また無人島行こうね」
『あ、いや、それは嫌かな』
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