第107話 春祭りイベント、ポイントの交換候補

 マモルとバガードのおかげで獲得することができた合計1105700ポイント。その使い道を交換可能なアイテムリストとにらめっこしながら考える。




<第1回公式イベントファーレンの春祭り:ポイント交換アイテムリスト>


・石ころ        10ポイント


・薬草         50ポイント


・苦味草        100ポイント


・ごろイモ       150ポイント


・ラニットニンジン   150ポイント


・ボア肉        200ポイント


・兎肉         250ポイント


・木の器        500ポイント

(皿、カップ等から選択)


・石器         500ポイント

(皿、カップ等から選択)


・青銅器        900ポイント

(皿、カップ等から選択)


・木材         1000ポイント       


・銅          1000ポイント


・青銅         2000ポイント


・鉄鉱石        5000ポイント


・魔力樹の枝      5000ポイント


・従魔スキン      10000ポイント

(サクラボア)


・従魔スキン      10000ポイント

(サクラトレント)


・従魔スキン      10000ポイント

(ウメンドラゴラ)


・宝の地図?      12000ポイント  ※交換制限5


・ラニットニンジンの種 15000ポイント


・ごろイモの種     15000ポイント


・ウメの種       20000ポイント


・サクラの種      20000ポイント


・鉄の鎧(上)     35000ポイント


・鉄の鎧(下)     35000ポイント


・鉄仮面        40000ポイント


・鉄の短剣       42000ポイント


・鉄の剣        50000ポイント


・鉄の槍        50000ポイント


・鉄の盾        50000ポイント


・鉄の大盾       55000ポイント


・鉄の斧        58000ポイント


・施設用アイテム    60000ポイント

(テーブル:色選択可)


・施設用アイテム    60000ポイント

(長イス:色選択可)


・施設用アイテム    60000ポイント

(イス×4:色選択可)


・施設用アイテム    60000ポイント

(ソファ:白or黒)


・施設用アイテム    60000ポイント

(ベッド:色選択可)


・施設用アイテム    60000ポイント

(本棚)


・畑の土地権利書    65000ポイント


・アイテムチケット   68000ポイント  ※交換制限1

(レア選択)


・スキルスクロール   80000ポイント  ※交換制限3 

(ランダム)


・スキルスクロール   90000ポイント  ※交換制限1

(選択)


・スキルスクロール   120000ポイント ※交換制限1

(レアランダム)


・販売店権利書     160000ポイント ※交換制限1

(ファーレンの土地も含む)


・孵化装置       160000ポイント ※交換制限2


・孵化装置       200000ポイント ※交換制限1

(スキル付与)


・桜鋼の剣       210000ポイント ※交換制限1


・魔物の卵       250000ポイント ※交換制限1   

(購入時、種族選択可)




「結構、種類があるなぁ」


 正直、これだけたくさん選択肢を用意されると悩んでしまう。高い物から順に取ってしまうというのもありだが、それだと意外にもイベントポイントがまだ足りないのである。反則染みたポイントの稼ぎ方をした俺ですらそう思うのだから正攻法でイベントポイントを稼いだプレイヤーからすれば、更に厳しく感じるだろう。


「ハイトはもう交換するもの決めた?」


 しばらくアイテムリストを眺めていた妻から声がかかった。


「まだかな。でも、とりあえず魔物の卵と孵化装置は決まりかな」


 どう考えてもテイマー向けのアイテムだからね。

 今後、冒険しているうちに卵を手に入れる可能性があるのだと考えれば、孵化装置は交換しておいた方がいい気がする。


 魔物の卵の方はやっぱりロマンじゃない?

 最低限種族は選択できるみたいだし、既存の従魔と別の子をお迎えするのは容易いはずだ。


「やっぱりそれは選ぶよね。いいな~、私なんて孵化装置1つ交換することすらできないよ」

「だったら、俺が高い方と安い方1つずつ交換しておくから必要になったら使うといいよ」


 これだけポイントを消費するんだし、孵化装置はきっと繰り返し使えるものだと思うんだよね。どこかに設置するようなアイテムなら、クランハウスに置いておけば妻も使える。1度しか使えないアイテムだった場合はもう仕方ない。


「いいの!? ありがと!!」

「全然、気にしなくていいよ」

「必要になったときには感謝して使うね! だったら、私は種系を集めてみようかな。あと細々した食器とか。一応、ファーレンにいた頃にNPCのショップで揃えた食器類があるけど……そろそろ耐久値がヤバいんだ」

「いいね。見習い農家としてのレベルを上げるいい機会だから、がんばって」


 丁度、もうすぐうちのクランハウスが完成するところだ。裏手には小規模だが、畑も用意してもらっている。


「もちろん! これでサブ職業のレベルもハイトに近づくし……ステータス差も縮まるはず」


 満面の笑みで語る妻。結構前から見習い農家のレベルがずっと1なのを気にしていたから、レベル上げができるのがとても嬉しいのだろう。


「じゃあ、お互いアイテム交換しようか」

「終わったら、見せ合いっこね!」

「わかったよ」


 さっき言った魔物の卵と孵化装置2つは確定。あとはどれをもらおうかな?



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