第3話
期待されるとそれに応えようとする。心はからくり部屋のように隠し扉があったりしかけがあるように誰もが隠したい自分や隙間がある。よく見せようとしてもそれが相手にとっていい印象とは限らないし逆に無理をしているように見られる事もある。一見浅はかだと思われる事も自分にとっては重要で考え深かったりする。自分の見えない所で頑張ったと言われてもそうかよく頑張ったなと思う人も
いれば図々しいと思う人もいる。そのどちらも知っているとすれば自分から頑張ったとは言わないだろう。いや、その場合相手の期待度によって言うか言わないかが変わるかもしれない。人間社会は人対人であって腹の探り合いだとしても結局は損得勘定で成り立っている。完璧主義者だと言われればそれまでだが自分にとって何が許せて何が許せないか。吐き出してしまわないと中身は分からない。その場所こそ必要だと考えている。だからと言って行動に移せなかったり考えるだけで諦める。しかしそれで納得出来るならそれもまた運命。いくら他人が偉そうな事を言っても選択肢は無限だ。希望も持った人間にしか分からない。コンサートに行った事のない人間にいくら楽しいと言っても体感は味わってみないと分からない。頭で考えて想像出来るのは現実世界以外の世界だけだ。妄想。
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