第4話

考えすぎてしまうのもまた妄想。それは自分が信じたい事であって事実や真実とは限らない。理想に近いのかもしれない。理想の自分未来の自分を想像する。こうなりたいこうありたいと思えば思うほど現実とのギャップに心が耐えられなくなる。自分を変えるのは周りの人間や環境ではなく自分自身の気付きでしか変われない。気付いた瞬間見えてる世界すら変わって見えるから大したものだ。そう考えると無限に希望はあるようにも感じる。ふとした瞬間に孤独を感じてどうしようもないくらい心が締め付けられたとしても体から放つ空気やオーラは誰にも見えない。唯一見えるのは表情だけだ。悲しそうな顔をしていれば気にかけてくれる人もいるだろう。しかし自分を隠したい、こんなの自分らしくないと思えばどんなに辛くても平気な顔をする。痩せ我慢。

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