其ノ五 風呂敷包
何という事に御座いましょう。二人とも運の悪い事に、吹き矢で
「安子様、私が
「いいえ、そんな。申し訳のう御座います。」
と安子様が遠慮なさると、
「良いのよ、良いの。貴方はお背中に大切なお宝をお持ちでいらっしゃるのだから。」
お二人と小さいお一人は、肩を並べて急ぎ足で寺子屋に向かう木橋を渡っておりました。
「私もね、
雪組だけでなく、月組でも最後までお手が上がる事が無かったと言う
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