第六首 夏枯れて...

夏枯れて咲いた葉のもとカラカラカラ 車輪は回るよこれも花見かな



 紅葉を詠んだ短歌。夏が過ぎたことを「夏枯れて」と詠んでるのがなんか安直でダサいし、紅葉を「咲いた葉」と詠んでるのも同様にダサい。けど、葉が咲くことによって「花見」となるレトリックの上での因果は良い感じだなと思う。


 「カラカラカラ」はそういうのやってみたかっただけ。実際に俺の自転車がサビててカラカラ言ってたっていうだけ。

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