プロットとは……(有益度★★★★)

 定期的にTwitter(あらためX)でプロットは必要なのか不必要なのか、書き方の正解はあるのかっていうのが話題になりますね。

 

 ちなみに当エッセイには「プロットの功罪」という記事がありまして、ここ最近プロット作らずにいきなり書き始めた方がグルーヴ感みたいなものが出て結果良い作品が書けるからもうあんまり書いてないという内容だったんですが、担当編集者さんからプロット出してちょうだいって言われて最近プロットについて考えていました。

 で、一つの答え(正解ではないと思いますが)が出たので、簡単にエッセイでも書いておこうかなと思いまして。


 めちゃくちゃシンプルな話なので、別にツイートでもいいくらいなんですが、せっかくなのでひと手間かけてエッセイまて来てもらおうと思ってこっちに書くことにしました。

 全然更新してないのに毎日数十人とか多い日は3桁の方に読んでいただいているので、新しいコンテンツ追加したいとも思っていたんですね。


 では始めます。

 世の中のプロット論のようなものがピンとこない理由というのがやっとわかったというかですね。

 担当編集者さんとやりとりしていて、プロットと呼んでいるものが実は二つの違う概念であるということに気づいたんですね。

 一つは「小説を書くための設計図」そしてもう一つは対編集者さんへの「プレゼン資料」です。

 この二つを区別せずにプロットと呼んでいたのでなんか変なことになっていたんですね。

 そして提出する先の編集者さん側も正確に作品の仕上がりを知るために設計図を要求しているパターンと、企画プレゼンを求めてきている場合があるので、なんでこれがボツになるのよ? というかどこを見てるのよってことが起こっているなと。

 前者の幅が広すぎるというか、後者を兼ねていたり、後者でもそのまま書ける人は書けるケースがおそらく頻出していて、区別する必要がない作家さんがいるだろうことが事態をややこしくしてるんですよね。

 プロの作家さんがプロットを公開してたりしますが、履歴書のフォーマットを使っていたり樹形図とかベン図とかイラストだったりするじゃないですか。

 それでどうやって執筆OKが出るんじゃい! と思うわけですが、あくまで自分が作品を作る道しるべとして使っているものを見せてくれているだけで、対編集者さんにはそれ見せてないと思うんですよ。

 多分、打ち合わせだけで執筆OKが出ていたり、プレゼン資料を別途書き起こしてたりするんじゃないでしょうか。


 なのでそこを分けて考えていくといいのではないでしょうか。

 自分が作品を作りやすくするために作るプロットがイコール担当編集者さんに作品の面白ポイントが伝わるそれではないのではないかと。

 で、私はプレゼン資料としてのプロットというのを書いてみて、なんとなく見えてきた気がします。

 多分詳細なあらすじじゃなくて、こういうのが書きたいんですっていうのに加えて、面白ポイントが要求されているんだろうなと。

 それがつまんなかったら、ごめんなさいってことで。


 で、暗闇抜けたような感じなので、探偵系VTuberとか気晴らしにちょっと更新とかしてみました。この作品はホント謎ですね。ハーメルンとあわせて3000人弱くらい読者がいて、半年放置していも毎日数百PVついているのにまっっったく読者の反応がないんですよねぇ。レビューとかコメントとか。趣味で書いているものなので全然構わないんですが。


 ではでは、今日はこんなところで。

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