『今読むべきホラー&ミステリ5選』に選出していただきました。ほか(有益度★★★★)

 先日カドブンにて『今読むべきホラー&ミステリ5選』という記事が公開され、『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』も選出していただきました。


https://kadobun.jp/feature/readings/entry-67961.html


 選者は『近畿地方のある場所について』の背筋先生です。どの作品もすごく読みたくなるようにご紹介いただけています。

 ありがたいですねぇ。

 ちなみにこの選書企画のポスターも作っていただきまして、8/30発売『近畿地方のある場所について』の販促物セットと一緒に全国の書店に配布されます。

 ポスターの画像をいただいたので近況ノートに載せておきました。

 ぜひ覗いていってください。


 担当さんに聞いたところ、この記事のPV数というのがここ最近カドブンに掲載された中でもかなり良い部類ということなんですが、PVよりもむしろこの記事を読んだ人が書誌情報ページやAmazonの販売ページのリンクをクリックしたり、さらには購入してくれているという点ですごく良い記事だと評価しているそうです。

 記事自体は読まれても、それまでということが多いそうなんですが、ちゃんとそこから先に誘導できる記事というのはなかなかないそうで。

 たしかにね、私もネタツイをめちゃくちゃバズらせても全然作品までは来てもらえませんでしたからね。ただ面白いことを書いてもダメで、その先まで人を連れていくパワーがあったわけですね、このレビューには。

 有名作家さんは「〇〇先生の新刊出てたんだ!」と発売しているということを認知してもらえて、私のような無名of無名は「誰か知らんが、背筋先生が紹介してるなら読んでみるか」と思ってもらえたという。

 一般文芸っていうのは大きな賞を獲ったり、メディアミックスしていない新人というのはどうしてもそもそも知ってもらうというところに非常に高いハードルがあるのでこういう機会をいただけるのは本当にありがたかったです。


 あと『都市伝説展』というのに行ってきました。

 北千住マルイで開催されています。かなり遠くて行くの大変だったんですが、私が『怪と幽』で対談させていただいた吉田悠軌さんが解説文を書かれているということもあり、行かないわけにはいきませんからね。なんとか時間を作りました。

 都市伝説というのは別に実態があるわけではないので、基本的にはパネル展示がメインです。スペースもそんなに広くはないです。ちょっとしたギャラリーくらいですかね。

 とはいえ、UFO、UMA、心霊写真etcの解説をはじめ、実際の呪物など見所は沢山ありました。

 書籍で見たことがある呪物の本物が見れたのはよかったです。

(『本当にあった「呪物」のこわい話』という書籍がありまして、これめちゃくちゃ怖いのでオススメです。この書籍で紹介されている呪物も展示されています。すさまじいエピソード付きのアイテムの本物ですからね、なかなか見られるものではないですし、実物の迫力は自分の目で見てはじめて伝わりますね)

 ちなみに呪物コーナーでなにやら真剣な面持ちで呪文を唱えながら、小さく手元で印(?)のようなものを結んでいた女性がいました。印というか……あれはなんだろう、ちょっとよくわからなかったんですが。

 何かを祓おうとしていたのかもしれません。

 急に信憑性というかガチ感が出て、えぇ……となりました。

 8/13まで開催していますので、皆さんも是非行ってみてください。全体としてはそこまで怖いという感じではないんですが、あの呪物とか呪術書とかの異様な雰囲気は言語化は難しいです……。


 あと、最近ちょっと作品やエッセイの更新が滞っているんですが、遊んでいたわけではなく新作のプロットに取り組んでいました。

 難航はしているんですが、初心に立ち返って好きな作品に触れたり、担当さんとやりとりをしたりしているうちにちょっと光明が見えてきました。

 良いプロットや企画っていうものが書けそうな気配はしています。その気配というのはふつうに言語化できるんですが、「ボツされても傷つかない」「本にならなくてもいつかきっと書き上げるだろうと思える」ってことですね。

 やっとできた大枠のネタの時点ではうまくいくかどうか半信半疑ですが、このネタで納得のいく構成ができたらそんな風に思える気がしてます。


 ではでは。

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