《カクヨム・ディストピアジャーナル》和田正雪（責任編集）

そろそろ印税がもらえる……はず（コラム）

　本出たじゃないですか？

　出たんですよ。

　皆さんのお手元にもあると思うんですけど。

　そうそう、その青い可愛い本です。

　で、青くて可愛い本が出たんですけど、実はまだ印税というのはもらってないんですよね。

　契約上、刊行月の翌月末払いということになっているので、今月の31日振り込みになるみたいです。

　で、これが楽しみかというとそうでもないんですよね。

　すでに印税をアテにしてと言いますか、節税のために新しいパソコンとiPadを買っちゃったんですよね。PCはもうこのタイミングしかない！ってことで、結構スペック盛ったので（だいたいどんなゲームでも動くくらい）、なかなかの金額になっちゃいまして。

　これは当エッセイのだいぶ最初の方（2本目とかですか）の記事をご参照いただきたいんですけど、確定申告の際に経費にするために、書籍化の作業を新PCでやる必要があったので、印税が入ってからなんて悠長なことを言ってられなかったんですよ。

　というわけで、だいたいこのくらいの額が入るから、このくらいまではイケるなっていうのを計算して色々と経費にできる機材やら資料やらを買い込んだものですから、がっつり減った口座の残高が元に戻るというだけであって、夢の印税生活という感じでもないんですよね。

　贅沢品とか買える感じでもないです。

　小説を書いてもらった印税で、小説を書くためのものを買い替えるという使い方になりました。

　ちなみに電子書籍の印税は定期的にもらえるみたいです。

　でも一生に一度になりそうな色んな経験ができたので別に印税が幾らとかっていうのはどうでもいいかなっていうのは本当にそう思ってます。

　もうそろそろ書店の平台からも『よみかの』ちゃんはいなくなる時期かと思いますので、まだ書店に売ってるの見たことないよ、という方はですね、是非とも書店で探してあげてください。