電子書籍版も嬉しいけども(有益度★★★)
『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』の電子書籍版の予約がスタートしました。
電子書籍版には掌編がオマケで付いてきます。
同時デビューの草森ゆき先生の『不能共』も電子特典付くみたいです。
我々は担当編集者さんが同じ人なので、キャッチコピーの構成とかこういう特典施策とかも一緒なのです。同じ人が作ってるなーっていうのわかりますね。
電子書籍版の話に戻りますが、もともと特典用に2本原稿を書いていて、採用になった方は旅行回の前の話で米田君宛てに乃亜ちゃんがお手紙を書く『米田さんへ』という短いお話です。
採用にならなかった方は20日くらいにカクヨム版で公開します。
まだブックマークしてないよ、という方はブックマークしてお待ちください。
本編の後日談で『呪われたデビュー作』という米田君のデビュー作が出て1週間後の話です。ファンレターが来たのかと思いきや呪いの手紙か?……みたいなちょっと怖いお話になってます。今、見たら4000字ありました。
紙も電子もそれぞれの良さがあるとは思いますし、私は電子書籍もかなり買う方なんですが、今回は紙書籍版がオススメではあります。
正直、文庫はどっちでもいいような気がするんですよ。レーベルで統一された紙と仕様なので。
今回はこの本のために装丁家の高柳雅人先生に紙から選んでいただいて、本文のフォントとか文字組(何文字×何行でQ数は幾つで行間どのくらいでというのも)まで作品にあわせてカスタマイズしてくださったので、それを手に取ってご覧いただきたいんですよね。
あとカバーも以前ご紹介したとおり、グロスニスとマットニスの抜き合わせ加工という二種類のニスをイラストのパーツごとに使い分けるオシャレなやつなのでこれも触っていただきたい。
グロスニスが増量になったそうなので、私の手元にある色校正のものより光沢が増しております。
といっても1.1倍くらいだと思います。もともと角度を変えると微かに光が反射するという気づかない人は気づかないくらいのささやかな加工でしたので。そのあまり主張しない感じが好きなんですが。
とはいえですね、ご自宅に置くスペースがないという方もいらっしゃると思いますし、どちらでもお買い上げいただけるととても嬉しいので電子書籍版もオススメですよ。
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