　ゲラってなに？

　知らないんですか？　ゲラですよ、ゲラ（ゲラってなに？）

　急に出てくる専門用語。

　なんやねん、ゲラて。

　本の試し刷り、校正刷りのことなんですね。

　ググってみると、活字を並べる枠箱をガレー船（galley）に喩えたところからゲラって呼ぶようになったそうですね。

　なるほど……なるほど、か？　遠くないか？

　この活字の板入れとく箱、ガレー船みたいだからゲラって呼ぼうぜ→校正のための本の試し刷りをゲラと呼ぶことにしよう！ってなるか？

　これがクイズだとして、いくら考えても正解に辿り着けないタイプのやつですよね。知ってるかどうかだけの。

　まぁ、それはいいや。

　もらいまして。ゲラを。

　とりあえず校正者さんの指摘がまだ入ってないまっさらな状態のやつ。

　ゲラの状態でもいざ現物を見ると、本だなーって感じですね。頭の悪そうな感想だなー。でも、そうとしか言いようがないので。

　有益かどうかはわからないですけど、ゲラになるまでの作業の流れをご説明しますと……。

①ウェブに掲載していた原稿の空行を詰めて、書籍用の体裁にしたものを提出。私はこの段階で結構な改稿をしました。本にするにあたって直したい所がいっぱいあったので。

↓

②編集者さんに読んでいただいて、改稿の相談。

↓

③なんやかんや改稿したりしなかったりして、ひとまず入稿用の原稿完成。

↓

④編集者さんがその原稿を入稿して、ゲラを作ってくれる。(単行本なので装丁家さんが本文フォーマットとか節記号とか色々作ってくれました)

↓

⑤初校ゲラ完成←今ココ

　これを校正者さんがチェックしてくれて、それを私がまたチェックする流れだそうです。

　ゲラの写真は撮っておいたのでまた気が向いたらTwitterに上げます。

（カクヨムも近況ノートだけじゃなくてここにも画像上げられたらいいのにね）

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