小説指南書に載っていない可読性アップテクニック(有益度★★★★)
今回は短めの記事です。
ひょっとしたら載っている本もあるかと思いますが、今まで自分は見たことないけど常に気をつけているちょっとした小手先テクニックをご紹介します。
本当にちょっとしたことですが、意外と効果あるなーという。
自分で試行錯誤することもありますが、今回は人に教えてもらったやつですね。
確か大学時代に受けていた編集の講義だったかな。
専攻は近世文学だったんですが、学科としては国文学だったので、プロの編集者さんや作家さんの講義が充実していたんですよね。
教授も趣味で書いた小説で賞獲って書籍出してたりしてました。
さて、どんな小手先テクニックかというと。
とにかく読みやすい文章には法則がある。
となりあった行に同じ文字を並べない。
というあたり前かと思いきややりがちなことをやらない。
↓
とにかく読みやすい文章には法則がある。
隣あった行に同じ文字を並べない。
という当たり前かと思いきや、やりがちな事をやらない。
っていうことですね。今回はわかりやすく行頭でやりましたが、これが行の途中であっても目が滑ってしまうのでプロは同じ文字が隣り合わないように校正の時に漢字の閉じ開きや読点でコントロールするらしいですよ。
私はリーダビリティ重視タイプなのでこれ聞いてから結構気にしてます。
ちなみに私、リーダビリティを気にする割にはややマニアックな難読単語が好きでして、それを担当編集者さんに指摘されたのはまたの機会に。
あと、いつもの宣伝です。
『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』が2023年4月下旬頃、KADOKAWA文芸単行本にて発売予定です。3月頭から予約できるそうですので、予約開始しましたらどうぞよろしくお願いします。
しつこいですが、ここがメインなのでご容赦くださいね。
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