英国株の伝統的高配当戦略から、25年度の投資を考える
今夜は疲れてるで十分な量が書けない。この項は後で加筆する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-15/SMZE69T0AFB400?srnd=cojp-v2
英国、7~9月GDPは0.1%増-9月単月では予想外の経済縮小
( ゚Д゚)これのせいで英国のテレビ番組が騒ぎになってる。スターマー政権で財務担当に選ばれたリーブス君が「消費を底上げしたい」と必死に語るが、積極財政でどこまでやれるのか不透明。ウ戦争下でも島国の英国は欧州の中でも特に物価上昇がひどかった。日本と同じで石油もガス、その他も輸入に頼るからね。
FTSE100種総合株価指数は、年初来で4%上昇。日経やSP500は16%を超える。しかし、執筆時点でのFTSEの個別銘柄の配当利回りがすごいことに。
配当利回りは四捨五入
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ 8%
BP(英国石油) 6%
グラクソスミスクライン(製薬) 4%
HSBC(香港上海銀行) 7%
リオティント(英豪企業。鉱物) 7%
ユニリーバ(英蘭企業) 3%
ナショナルグリッド(英国電力) 6%
ディアジオ(アルコール) 3%
他にもたくさん銘柄があるのだが、とりあえずここまで。
素人「指数が年初来で全然上がってないから英国は中国と同じで終わりだー」
玄人「個別株は高配当な宝の山が眠ってるぞ」
ポンド建てのFTSE100指数のETFの分配利回りが、3.9%。
円建ての日経、米ドル建てのSP500は1%台である。
配当再投資戦術をとる投資家なら、この高配当は見逃さないはずだ。
英国貴族たちが長期投資をするなら「株価が下がってるなら喜んで
再投資し、持ち株を増やして、さらに多くの配当を得る」ことだろう。
FTSE100の構成銘柄の75%が外国で利益を生む。
その理由はかつて英国が世界で50の植民地を持っていたからだ。
ナスダックのような派手さはないが、堅実に配当を生み出す銘柄が多い。
筆者はアメリカ株よりも英国株の方を好む。
(東証では英国株は上場してないので持ってないけど)
・帝国時代から続く古い企業
・伝統と歴史
・安定配当
・原油。アルコール。タバコ。銀行。保険。日用品。
筆者の「世界分散型」のPFの構成銘柄(ほとんど日本株)と運用の基本戦術は、
英国FTSE指数を参考に作られている。英国風のPFこそ、来るべき相場の低迷に対して強い抵抗力を持ち、毎年安定した配当を生み出すことは疑いようがない。
blackさんの「安定」にて示したような、老後に生き延びるために必要な
PFの構成とは、この英国風の投資こそが最適であると、シーゲル先生の著書を読むたびに思うのだ。
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