★ピクテによる向こう5年先の経済予想★

https://www.pictet.co.jp/featured/secular-outlook-2023.html#%E9%80%9A%E8%B2%A8

23年に作成。次の5年間のピクテの相場見通し。


(*´ω`) 上級者向けの内容なので以下にまとめる。


・コモディティは米ドル指数と逆相関。

(我々から見ると円高になると価格が上がる。欧米が利下げしても上がる)


・2040年までに、脱炭素化を目指すために鉱物資源の需要が6倍に。

 銅は2倍になる。(住友金属の株価3~4倍もあり得る)


・金価格は2,000ドルを超えてる時点でバブル。


・5年先の世界株の成長見通し。

インドが最上位。日本、ユーロが9%、中国10%、

タイ、インドネシア、ベトナムなどアジア諸国が10%以上、

中南米が8%、【米国は6%】で一番低い。



・米ドルが弱くなる。


ドルは短期的にも長期的にもピークを打ったと考えられます。

その割高感は顕著(他の主要通貨と比べたモデルで見れば約10%、

長期トレンドからの乖離で見れば20%)になっています。


ドルの影響力は極めて緩やかではありますが小さくなりつつあります。

脱ドル自体は新しいトレンドではありません。グローバルな外貨準備に占めるドルの割合は、わずか20年前の【72%から2022年末には58%】まで低下しています。

今回のウクライナ戦争によって、この先、ドルの影響力はさらに縮小することになるかもしれません。


今後5年間で、中国通貨は1ドル6人民元まで上昇し(年率3%の上昇)、2014年の高値を更新すると予想しています。しかし、それでもIMFが推定する人民元の購買力平価1ドル4元と比べれば、まだ人民元は割安な水準にあります。


・円のトレンド変化。

2028年には 【1ドル115円】 まで円高が進むと見ていますが、

これは年率3.5%の円上昇に相当します。


全体的に見れば、【ドルの最近の急騰は一時的】なもので、主に循環的な性質を

帯びている。しかしドルの基軸通貨としての地位が脅かされる訳ではありません。


米国の広く開かれた自由な市場は、確固たる経済ガバナンスに支えられて、

競争相手が他にないからです。


このため、ドル安が予想されたとしても歯止めがかかり、ドルはフェアバリューより少し高めに留まるでしょう。



(*´ω`) ここからは俺の感想。


つまり俺が商品先物に手を出したのは、住友金属や三菱マテリアルに手を出したのは、最高のタイミングだったとわかるだろう。俺はピクテの投資哲学に深く感銘を受けているので彼らの見通しを参考にして投資戦略を立てたい。


ちなみにこのレポートを読んだのは、俺がすでに商品先物に手を出した後のタイミングだったので、偶然にも自分と同じ見解を持つプロ集団がいたというわけだ。

米株の成長率が劣後する予想も俺と全く同じ。


22年まではゴールドマンサックスを参考にしていたが、今となっては

ピクテの安定投資の方が面白い。200年の歴史を持つスイス最古の

プライベートバンク。いいね(*´ω`)


改めて「かぶまるさん」を筆頭とするSP500信者たちへ以下の反論をしたい。


彼らの主張

「日本やインド株のETF(個別株含む)を買う必要がない」

→向こう5年の成長率が米国株より高いのに?


「米ドルは最強通貨だから安心だ」

→すでに天井。これから円高になってSP500などの資産価格が下がる。


「SP500は前の10年も最強だった。次の10年も最強に決まってる」


→過去の実績と未来の予想は一致しない。10年ごとに資産の優位性は変わる。

ウ戦争、ハマス戦争、根強いインフレ、供給網の混乱、欧州、米州での民族主義政党の台頭、次世代の覇権国であるインドの台頭、中国のさらなる巨大化により、

米国の覇権は間もなく終わろうとしてる。


「SP500が暴落したらどんどん買いだ。

 SP500は不死鳥のように何度でもよみがえる」


→しかし5年先のリターンを考えるとそうでもない。

次の理由による。


・SP500指数はハイテク頼みで500社に分散したとはいえず、分散投資のインチキ指数。特定のハイテク7銘柄だけで時価3割を占めるので「指数」ではなくインチキ。例えるなら【3万円するお札を買って幸せになりませんか?】と頼み込む占い師のごとく。

 

・米株の短期予想ではマグニ7銘柄は割高であり、逆に出遅れているバリュー株に上昇余地があるとされている。つまり、バリュー株の集合体である「配当貴族」、

「米国高配当株ETF」や、比較的バリュー株が多く銘柄が厳選されている「ダウ工業株30種平均指数」に連動するETFを買うのが正解。



彼らの主張。続き。

「SP500、ナスダック、オルカンだけ持ってれば万全だ!!」


・どこが万全なのか説明してほしい。なぜダウ30種が話題に上がらないのか不思議でならない。ダウは高配当株が多いし、しかも定期的にアメリカ最上位のバリュー・グロース含めた30種で構成されるので超長期的に価格変動のリスクも少ないのに。彼らは一概にダウETFを持ちたがらない傾向にある。


推奨ETF

【上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり (2562)】


俺はこの資産を今も持っている。今日売ってしまった半導体指数とナスダックと違ってダウを売るつもりは全くない。blackさんやデビューさんにも米国株が暴落した時にこれを買ってもらう。



NISA組の神である動画サイトやツイッターのインフルエンサー

【自称元証券マン、元ゴールドマンサックス勤務の投資家】

「SP500だけ買ってれば問題ないんですよ!!」


→24年度。米ドル最高値、AIバブル最高値でNISAでSP500を買い付けるのは無謀を通り越して暴挙である。いずれ暴落時に売ってしまう確率が高い。


「旧ひよっこ」さんも、年初に新NISA枠をすべてナスダックとSP500に使用してしまったが、次の5年で他国の株に成績が劣後することが予想される資産で、

しかも低配当のETFに非課税枠を使うとは愚かの極みである。


なぜ圧倒的なドル高の状態でアメリカ株を買ってしまったのか。

いくら億越えの資産があるとはいえ、59歳で来年から60歳になる?予定のはずの人間としては致命的な投資タイミングの失敗である。俺だったらJリートを全力で買って分配金を非課税にし、生活費や娯楽費に補填する。


米国株ではなく日本の個別株を買ってるNISA組が勝つ。

彼らはどちらにせよ、日本とアメリカしか選択肢がないことに違いがないが。


彼らは若者のはずなのだが、頭の中身が日本とアメリカだけで世界が終わってしまっている中高年の男性と同じで不思議に思う。もう日本がアメリカに敗戦して90年近く経過するのに。アメリカ、アメリカと妄信する姿に哀れみすら覚える。


ちなみに俺はアメリカのことが大嫌いだが、分散投資に必要なので

株や債券を買っているに過ぎない。もし必要なかったら一生買いたくない。


特に「かぶまるさん」は、初心者の頃に日本株の個別投資に失敗してから

リーマン後にSP500を買って「成功した体験」から抜け出せていない。

成功体験を妄信するのは、経営でも一番やってはいけないことだとされている。


【一方、俺の相場見通しは3時間ごとに変化する。

22年の底値で買ったナスダックも今日は平気で手放してしまう。

今の見通しも明日の朝には変わってるかもしれないが、長期投資、配当再投資、

分散投資など投資の基本的な概念自体は変わらず、ろうばい売りない】


【個人投資家は経営者とは違う。我々は経営する会社を持っていない。

 よって一つの企業、ひとつの指数、一つの国に対して妄信する必要はない。

 常に世界にアンテナを張り巡らせ、次の10年で最も高いリターンを生み出

 すであろう資産を探し続けるのだ】


【バカと判断した人間の話は俺の耳に入らない。経験上、学校の先生の大半もその他大勢の俗物しかいなかったと記憶している。これは学歴や教養の話ではない。自分の頭で考えられるか否かの判定をしている。優良企業を運営する経営者は俗物の域を脱している。俗世間的な思考をしている人間は投資の世界で勝ち続けることはできない。また、そんな経営者の株を持つこともない】

 

彼らSP500信者は、中国A株50指数が、向こう10年で株価3倍になるとは夢に思ってないだろう。また日本の個別株が圧倒的なパフォーマンスを発揮することも夢に思ってないだろう。


「かぶまるさん」「ひよっこさん」にしても、過去の米国株の成功で資産を気付いた

人たちは、決して個別株の分析ができない会計学の素人集団だ。その点、俺はファンダメンタル分析をして個別株を選び、しっかりとリターンを出している実績のある人間だ。今年は投資元本3000万に対して、現時点で300万のリターン(含み益、確定利益、配当)を達成している。6月12月の配当を得たらもっと増えそうだ。


「暴落ハンターぼうらくん」は個別株にも詳しそうだが、保有する銘柄が不明なので実際のところは分からない。「ぐおうさん」は、日本株の長期投資もしているようだが、今熱中しているのはCFDの投機?らしい。性格からしてギャンブル好きなのだろう。全く参考にならない。



以前に俺が地震で死んだ場合に彼らを参考にするようにと言ったが、彼らが参考になるのは主にメンタル面(胆力)や経験だけであり、次の10年を見据える力が彼らにはない。端的に言って、俺よりはるかに頭が悪い。


【SMSの個人投資家には、俺と同じ次元で相場を見れる人間がいない】


やはりこう思う。この俺が諸君らを導くべきなのだと。


はっきり言おう。君たちの投資において、日本株が大暴落で半値になるリスクよりも、俺が関東大震災で死ぬリスクの方がはるかに大きい。

俺は健康診断の結果(採血や心電図など一般的な企業でやるのと同じ)はすべてが良好。異状なしだったので病気で死ぬリスクはなさそうなので安心してくれ。

怖いのは交通事故や地震ということになりそうだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る