筆者とblackさんの運用方針の変更

投資家保護機構によると、仮に証券会社などが破綻した場合、

【1000万円】まで補償を受けることができます

https://jipf.or.jp/introduction/index.html


とある。したがってリスク分散の観点から一つの証券口座、

1人の名義で1,000万以上の投資資金を長期にわたって持つことには

リスクがある。どんなに規模の大きな証券会社でも絶対はないからだ。


仮に資産が成長して累計5,000万を超えるようになったとしても、

1銘柄ごとに約1,600万ずつとできるだけ均等に分けるべきだろう。


筆者の場合

松井①「外需」1,250万(初期投資額800万)

SBI 「分散」1,050万(初期投資額880万)


コロナ化から本格投資をしてこのように成長した。

23年以降はこれ以上の資産の増加を防ぐために、上の2PFより、

今年下半期に入金する配当金と分配金を出金。松井➁「低減」へ入金する。


「低減」の評価額が約300万である。


「外需」と「分散」から、年間手取りで50万程度の配当を入金できるか。

それに加えて毎年、年2回(4月と10月)お給料など生活余剰金も

入金して元本を増やす。

資産の自立成長も含めて25年末までに「低減」の投資元本が

500万程度になっているかもしれない(あくまで目標)


「リスク低減型ETF」は、資産価格の変動リスクを抑えるために

豪州、米国、ドイツ、フランスなどの国債や、米国製の社債や

モーゲージ債権を加えている。債券の価格変動幅は株式の3分の1である。

また利息の変動も株に比べたら低く、利息の収入源としても安心感が強い。


資産配分では株式の比率を全体の4割以下に抑え、

資産全体の下落リスクを低減して、いつでも引き出せる預金代わりの

運用を目指している。年平均のリターン目標は7%に設定したい。


市場平均に比べたらリターンは大きく劣るが、その代わり資産が減らない。

この資産運用は、不定期的に顧客に対する支払い義務が生じる生命保険や

損害保険会社の運用に酷似している。



blackさんの場合。

SBI「優良」1,570万

松井①「覇権」570万


特に「優良」の配当金が大きい。

よって上の2PFから、毎年の配当と分配金を


松井➁「安定」へ入金する。その資金をプール(投資準備資金)として

待機させるか、あるいは好ましい銘柄を買い付ける。


債券運用は株以上に高度な経験と知識(プロ)が必要とされるため、

blackさんの場合は、「現金」を待機させることで、株価の下落リスクを

押さえる運用が良いと思う。


一般的に、投資家にとって必要な現金とは「生活費の3か月分」を

最低とするものだ。しかしそれはFPの世界での一般論であり、

どの程度の現金を残すかは自己判断で。困ったらまた相談して欲しい。

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