2023年後半。デビューさんの運用方針について
【グロース株、集中投資戦略】 ※印刷推奨
筆者とデビューさんが8月5日の午前中に
電話で相談した結果、銘柄の入れ替えを行うことを決定。
今後、最も成長期待の高いハイテク・グロース銘柄に対して資金を集中し、
まず25年末までを最初の目標に、最終的には2030年までに資金増加を目指す。
大和証券から松井へ移管した不良資産の清算を行い、また現在保有銘柄の
清算も併せて行い、そこで得た資金を使ってグロース株へ資金を集中する。
デビューさんの管理する松井口座にて
委員長と出会う前、大和証券時代から抱えていた不良株式を売却する。
①シャープを全株損切り(悪決算のため)
➁大黒屋は8月決算後の株価上昇見込みがあるため、そこで損切りする。
③ギグワークスについては保持。また検討する。
①と➁は、財務状況からして10年以内の倒産に可能性があるため、
損切りの判断に至る。③は一定の財務力があるため保持。
上によって以下の資金を確保する。
・各銘柄の売却で得た資金(40万以上)
・デビューさんの保有する現金余力(SBIと松井で約70万)
・資金が不足する部分は、トヨタ株の一部利確と住友化学の全株損切りに
よって損益を通算して資金を確保する。
そうして得た資金を使い、新しい銘柄を買う。
すでに100株~200株持ってるグロース株に追加で購入する。
・ニデック 100株
・ファナック 100株
・任天堂 100株
・村田製作所 200株 (10月の分割後にお給料の入金で買う予定)
その結果、保持数は以下の通りになる。
ニデック 200株
ファナック 300株
任天堂 200株
村田製作所 200株
グロース株集中投資の資産額、およそ500万円。
仮に全ての所有銘柄の株価が25年までに30%上昇した場合、
含み益が150万となる。その間に配当金がもらえるし増配もするだろう。
ニデックは取得単価8,000円以下に対して、
30年には30,000円以上になる事が想定される。
そうなったらもはや、旧大和銘柄で発生した損失など完全になかったことになる。
片手団扇でニコニコしながら相場を眺めることになるだろう。
8月のジャクソンホールの会合(各国中央銀行の総裁の話し合い)のあと、
9月のFRBやECBの利上げを最後(あるいは利上げ停止)として、
その後は利上げが止まる可能性が考えられる。
(リズ・トラス首相が莫大な財政赤字を残してしまった英国以外は)
日本の長期金利も前回の0,6%で打ち止めとみる。
すでに世界の金利は上限に達した可能性が高く、今後の地合いでは
日経を先導するのはバリュー株(商社や船)ではなく、半導体メモリー
市場やスマホ市場の在庫調整が終わったグロース株に移行すると考える。
インフレ定着後(コアCPI緩やかに下落後。世界はソフトランディング)
の世界では日欧米中でのゲーム需要も底堅く推移することが予想される。
ニデックの車載事業はすでに25年以降の勝利が約束されたような市場であり、
それに加えてブラジル、エアロスペースの空飛ぶ車事業もある。未来は明るい。
また世界のインフレが定着し、現金から有価証券へとお金の流れが加速する
事が予想される。そのことからも、成長期待の高いグロース株を集中的に
保持することで資産増加のペースを最大化できると判断した。
具体的な損失額はここでは書かないが、デビューさんは今回の旧大和銘柄の
損切りによってそれなりの額の損失を出すことになる。しかしグロース株への
集中投資に成功すれば、その損失の何倍もの含み益と配当を得ることができる。
集中投資はハイリスクな手法であり、通常の資産運用ではお勧めしないが
今回はあえてこの手法を取ることにした。なぜなら好決算なのに株価が下落した
任天堂、在庫調整中の村田やファナック、24年以降に爆発するであろうニデックを
このタイミングで買うことで損失の補填を最速化できると判断したからだ。
それに加えて、1358日経平均レバレッジも買う。
・日経平均レバレッジ → NISAで10万分
現行NISAは5年保持の制約があるが、その前に売却する予定なので問題ない。
NISAを使うことで売却益にかかる節税効果を最大限に生かす。
レバレッジ型のETFはハイリスクの商品のために長期ではなく中期トレードを行う。
保持期間の目安は24年の2月までとし、この商品の売買の判断は筆者が行う。
買い付けタイミングになったらデビューさんにスマホのLINEで指示する。
可能ならば20万円ほど所有して欲しいが、それに関してはまたあとで検討する。
デビューさんが購入候補としていた大塚HD、三井ロジパーク(リート)、花王
などは保守的資産のために株価は安定する一方、株価上昇は狙いにくい。
よって現段階では来年の新NISAでの買い付け候補とすることにした。
大まかな計画は以上。
細かい部分はあとで修正する場合もある。その時は加筆するのでよろしく(^ω^)
この計画書は、例えるなら赤字経営に陥った企業を再建するための
壮大な計画である。筆者はblackさんが過去に発生した損失を取り戻すため、
筆者の行う投資信託によってPFを作成してもらい、その結果、
当初の計画以上の速さで(含み益300万は25年移行になると考えていた)
blackさんの損失分を完璧に補填しつつある。
その実績に裏付けされた計画なのでデビューさんのみならず、
この小説読者全員が、この計画書にしっかりと目を通してほしい。
人によって投資のパターンは異なる。まだ含み損を大量に抱えている人、
すでに含み益の資産しか持っていない人、また過去に大きな損切りをした人、
家庭の環境や仕事内容もある。それらの人に対してベストな投資手法を
提供するのが、有価証券の取引の助言をする「リテール業務」である。
しかしながら、今回発生する予定のデビューさんの住友化学の損切りの件は、
筆者の分析力の至らなさの結果であるので、その件に関しては重ねて
申し訳ないと思う。深く反省はしてるが、やはり完璧な人間などいないのだ(゚Д゚;)
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