第7話 ノリ


相変わらずの日常を送る私








そして相変わらずの

CLUB通い。

そして相変わらずの

ワンナイト。






ん〜



やっぱチャランチャランしたら

ヤンキーみたいな子に

ナンパされて話す時間は

楽しい。







この瞬間、思うんだ。


…やっっぱッ

奇跡の拾い主と何か夢物語

妄想するより

私、こっちよりやなー。って。

改めて思う。












ジュンペイくん📩

やほ^ ^今大丈夫?




私📩

よっどーした?^ ^




ジュンペイくん📩

今さいつもの公園いるんやけど

もうすぐ終わるんだけど

暇?^ - ^




私📩

暇っちゃ暇 笑




ジュンペイくん📩

暇なら会おう^ ^2時間予定が

あるまで暇なんよー!



私📩

いいよー

終わったらまた連絡してー^ ^









うん。これは言い方悪いかも

知れんけど、、

お互い暇人の、私も暇潰しとして

会う約束をした。









ジュンペイくん📩

終わった!どこいるん?



私📩

◯◯まで行くね、そこで

待ち合わせね笑



ジュンペイくん📩

oK笑

今から向かう!



私📩

Ok^ ^












お久しぶり、

というか

プライベートとして

会うの初めて。







待ち合わせに行く途中

謎の緊張があった。




落ちつけ、、落ちつけ

男性に会うって感じ。

なんか、やりとりではノリよく

返信したものの

ドキドキした。

新鮮に感じた。 なんだ、






この久々のドキドキ感。







マフラーをくるくるに

巻いたジュンペイくんを発見。






… ッ よし。

近づくにつれ緊張したから

口笛を吹いて、近寄った。






ニコッて笑って振り向く

ジュンペイくん。






… … っほ、っ

相変わらず天使の笑みだ。、。、







喫茶店に入る。






何にげない会話をする




すると定番。






ジュンペイくん

麻衣ちゃん彼氏いるん?




いないー



ジュンペイくん

タイプはどんな人なん?




ん〜 っ

めんくいかも笑笑

年の近い子かな、あと。




ジュンペイくん

〜 なるほど〜笑笑

なら俺は圏外だね笑笑





笑笑

ジュンペイくんは?

タイプは?^ ^




ジュンペイくん

別れたばっか笑

若かった! 17歳

ん〜 付きあってきた子は

みんなおっとり。



ッ  わかっ。!





自分も17歳だけどね。




ジュンペイくん

歳の差はギリアウトやったかもやけど笑

17歳に見えなくてね笑

麻衣ちゃん何歳だったけ? 23歳くらい?^ - ^





あ、ぇ… 17歳。




ジュンペイくん


… !!絵?

エ? eh? 



非常にビックリしていた。





私老けてんのかい。




ジュンペイくん

お姉さんって感じ。まぢびっ。くり、、

綺麗よね!





あ、ぇ、


笑ってごまかす。







綺麗よね!って

周りの男にいわれるより

照れた。







…絶対顔ぁかい。

落ちつけ、わたし。 

まぢそっけなくして

すまし顔で対応しろっ。




って

祈るように

冷静さを保った。






ふと

ジュンペイくんの顔みると

肘ついてニコニコした笑みで

無言で私を見てた。









… な、っに! !笑笑












ジュンペイくん

なんか可愛い^ - ^

不思議ちゃんだね^ - ^笑









… 笑



もう照れて返す言葉がなかった












ジュンペイくん



まぢ俺のタイプ^ - ^

惚れたらすまんね笑


















… 笑

いいよ笑 















何がいいよだよっ。私。















ジュンペイくん

…?笑笑

おもしろいね

まぢ不思議ちゃん笑笑

冗談よ!^ - ^











いいよ。から

次に発する言葉を期待した。











不思議ちゃん?

冗談?













可愛いがられているようで

これおちゃくられる返しに。

興醒め。










え、帰ろ。






なにしてんの、じぶん。







冗談でいったのに、

冗談で返されて

1人で冷めてる、自分











ばかなのか?











てか眠いけん帰るね^ - ^









ジュンペイくん

… あっ

…ok …












店をでた。


ジュンペイくん

近くまで送るよ!



いや、いいよ^_^,








完全に全てがどーでも

良くなった。

とりあえず、帰る。








いや、いいよ。の中には

このような思いがこもっていたに

違いない。



















帰宅。










玄関でヒールをしゃがんで脱ぐ。











涙が急に出てきた。











多分、私、


















私好きかも

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