第2話 もう一つの楽しみ




私には、もう一つの楽しみがある


 

それは、

仕事帰りのとある広い公園

若者の溜まり場

いわゆるナンパスポット






私は公園で一服する

「お姉さん1人?」「ご飯行かない?」




「友達待ってます…」


すみません、私は貴方がタイプでは

ありません…んんんんッ

心の中で思う。




そして、また話しかけられる


「高嶺の花」だね。って言われた

それ前も言われた事が何度かあった。

 





意味が分からず、親に聞いてみた

「高嶺の花って言われたんやけど

どんな意味?」




母「爆笑」

姉「爆笑」




調べた。





うん。理解。

確かに爆笑されるわな。






けど滅多に言われないを良い事に

私の性格はサバサバ氷の女だけあって

どこか優越感に浸っていた部分は

認めよう…





今やプライドも捨て

何なら服も脱いで何してんねん。

自分


ってつっこみたい。





この公園で私は

男友達が出来た

女の子ギャルに話しかけられて

自宅に遊びくる程仲良くなった人もいる







だから私にとって


「友達100人でっきるっかな♫」

ッて歌なみに

友達作りならここをオススメしたい。






けど、

この公園にはもう一つ楽しみがある。








それは、

路上バンド、路上ライブ





恋愛ソングを花壇に座って聴くの。







19「ジューク」

以心伝心


ギターで弾いて歌ってんのよ。

歌声だけで惚れそう【妄想】







この寒い冬、バラード聴いて

私黄昏れてんだ。

過去の恋愛と重ねてる浸ってる。

歌声聴きながら、







あ~ ぁ〜あ。って

ため息ついてんだ。聴きながら

過去と重ねて

恋愛ドラマの主人公になった気で

妄想して物語描いてる。







こんな事考えながら聴いてるなんて

友達に言えないけどね !









B型は妄想するのが大好きなんだって。

わかる。




妄想恋愛楽しい。








私はまたいつものように公園に

仕事帰り、夜立ち寄った。

そして、また花壇に座る。










そこに物静かな君。  がいた。

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