最強の能力を手にした俺が神界に転移～世界大会で優勝した俺、そこで得た能力がチート能力なため、神界に招待された～

第4話 初めての学校での会話

学校にて…

イグザミンが学校の校門の前で言った。

「じゃあ行ってらっしゃい！」

「はい、行ってきます！」

学校内

挨拶、いつぶりだろうな。

久しくしていなかったからなー。

心があったまる。

だけどなー。なじめる気がしない…。

とりあえず、クラス前までは着てみたけど、緊張するな。

まあ、まず入ろう！

ガチャ

「お、おはようございます」

って誰もみたいやんけ！！！

辛すぎだろ！

え！？俺影薄いのかな。

悲しい。

とりあえず、自分の席に着くか…。

確か俺の席は一番隅だったけ？

はぁー。

友達ができづらい席ナンバー1じゃね！？

お！椅子ってこんな感じの感触だったな！

かばんも机の横にかけていたな～。

懐かしいな。

それもこれも全部！

って、感情に身を任せない。

と、とりあえず、落ち着こう。

すーはー。

よし、いいだろう。

ガチャ

先生が入ってきたとたん、学級委員長？が言った。

「起立！これから朝学活を始めます。おはようございます」

『お願いします』

お、お願いしまーす。

先生が言った。

「はい、皆さん。おはようございます。あ、アベンジ君も席が分かってみたいでよかったわ。さて、今日の日程を話します」

す、すごい。

これが朝礼。

何年ぶりだろうな。

なんかうれしい。

「今日の日程は、一時間目に、攻撃の勉強。二時間目に、防御の勉強。三時間目に、治癒の勉強。四時間目に、対人用の体術です」

一人の生徒が言った。

「げ！今日四時間もあるじゃん。だるすぎるだろ！」

「同じだ。いつもなら三時間だけなのに」

えええ！？

それだけでいいの！？

しかも全部面白そう。

流石神界だから、授業も変わってくるな。

というかダルって言ったやつ誰だよ！

こちとら六時間授業なんて当たり前だったのに！

先生が注意をした。

「こら、そういわないの。これも立派に神界で生活していくためよ？」

「いや、わかってるけどだるいもんはだるいんだよ」

「同じだ！」

「こんなに気を荒らさないで。とりあえず、朝礼を終わります」

『ありがとうございました』

そして先生は教室から出て行った。

「っけ。いやな先生だぜ！うまく丸めやがって」

「ああ、そうだな」

こ、これが陰口！？←←←←←←←←違います。

神界だからと言って、人間界とは変わらないんだな。

でも腹立つ！

まあ、いったん置いておこう。

とりあえず、俺は友達がいないから友達を作ろう！

神界に来てから話した人が少なすぎるからな。

せめて友達くらいは作りたい。

…。そうだ。

隣の人と友達になろう。

一番友達になりやすいからな！←←←←←←←←偏見乙

とりあえず、話しかけてみるか。

「あ、あの～」

「はい？」

うっわ！すごい美人な人だ！

「ん？なんか用？」

「あ、えっと、あの、その。キョウハセイテンニメグマレテジュギョウモスクナクテイイデスネ」

「片言になってない！？」

「あ、すみません」

「いや、全然大丈夫だわ。君転校生だもんね。緊張するのもしょうがないわ」

「あ、そうですよね」

「あ、ちなみにアベンジ君ってどこから転校してきたの？」

「あの、僕は学校に行ってたわけじゃなくて、人間から神様の使いに招待されてきたものです」

「え！？そうなの」

「え、はい、そうですけど」

「それって、すごい素質があるって認められないと招待されないのに！すごいね」

「あ、ありがとうございます」

えー！？

そうだったの？

イグザミンさん言ってよ！

あの人、いろいろと雑な面多すぎでしょ！

自分、あんまり目立ちたくないんだけど！

「まあ、確かに納得はできるわね。すべての種目でエラー判定を出させていたしね」

「あれは、たまたま運がよかったっていうかなんつうか」

「そう？でもすごいと思うよ。君の能力って何？」

「あ、僕の能力は」

あー！全然考えてねえ！

「あ、ちょっと言うの待って！私、わんちゃん君の能力分かる気がする！」

「え！？わかりますか？」

嘘―ん！

終わったわ…。

「君の能力は…」

くっそ！

「コピー系能力でしょ！」

「へ？」

「え？違う」

「あ、そうですそうです！」

あっぶね。

何とか耐えた。

まあ、まずまず森羅万象の一部の能力持っているなんて普通の人なら考えられないだろうしな。

もうちょっと自分は冷静に考えないと…。

「やっぱりねー。いろいろな人の能力をコピーしたと最初から思ってたんだよね」

「スゴイデスネ」

「な、何。その言い方。また片言？」

「いや、馬鹿にしてないです」

「あ、そう」

「というか…」

「どうしたの？」

「すみません。名前分かりません」

「あーね。転校生だし人の名前を憶えていないっていうのもしょうがないよ！」

「まじですみません」

「いや大丈夫。私の名前は、タイム＝エクスペディエントっていうわ。タイムって呼んでね！」

「あ、わかりました。ちなみにタイムさんってどんな能力を持っているんですか？」

「私は、『時間』を操作できる能力を持っているわ。時間を止めたり、遅くしたり、逆に早くしたりできるわ」

「すごいですね！」

「そう？ありがとう」

「全然、あ。そろそろ授業が始まりますね」

「そうね。しっかりと受けよう！」

「はい！」