第2話

はぁーもうおしまいだぁ~

お兄さんへのストーキングと盗撮がほぼ確実にバレてから何日経過しただろうか。

私は独り暮らしで1Kのアパートに引きこもりいつ警察が来て「ピンポーン」とインターホンが鳴らされ事情聴取に来るのかとビクビク怯えながら布団をかぶりていた。

画像ホルダーにある盗撮写真そしてスマホの持ち主がわかれば決定的な証拠となり言い逃れできる筈がない。

そうなると私は逮捕お兄さんに接近禁止になり、こっそり見守ることができなくなる。

自分に自信がない私にとって大好きなお兄さんの笑顔をこっそり影から見守ることだけが癒しで全てだったのに…

でも、逮捕接近禁止となればもうお兄さんを見守ることがでなくなるそんなのイヤ!

友人の言うように勇気出して声かけてみればよかったのかな。

手遅れになって後悔してもダメなのに…

今頃になってお兄さんを自分のものにしたいという欲求が強くなった。

どうせ犯罪者になるならちょっと過激なことも…なんて考えもよぎったりもしたりなんかもした。


時刻は夜10時過ぎ

私はお兄さん(盗撮写真)をおかずにひとりえっちで

体力も使い小腹が空いてしまった。

シャワーを浴びて冷蔵庫を物色するが数日の引きこもりで食料が底をついていた。

仕方なくコンビニに食料調達に行くため重い腰を上げた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る