41 怪物の本気

「『爆炎の拳バーンナックル』!」


 ドラグバーンが初手に選んだのは、前回と同じ炎を纏った拳でのパンチ。

 だが、動きは同じでも、使い手の力が前とは比較にならない。

 まず第一に、速い。

 尋常じゃない攻撃力と防御力を持つ代わりに、比較的鈍重だった筈のドラグバーンが、凄い速度で動いている。

 ルベルトさんの刹那斬りに比べればマシだが、普通にブレイドより速いぞ。


「くっ!?」


 それに、なんと言ってもこのパワーだ。

 俺もまた前と同じようにステラの前に出て、歪曲でドラグバーンの拳を受け流した。

 パワーが上がっても、技巧の伴わない力任せなのは相変わらずだから、受け流し自体は成立する。

 しかし、刀を合わせた手応えから感じるパワーは、当初の三倍以上。

 それが動きの速くなった拳に乗っているのだから恐ろしい。

 加えて、拳に纏う炎の熱量も上がってる。

 黒天丸ならまだしも、怨霊丸じゃ5秒も接触し続けたら溶けるだろう。

 直撃なんてしようものなら、俺じゃなくても命はないと思った方がいい。


「ハッハー! 本気の俺の一撃すら防ぐか! やはり貴様もまた類い稀なる強者よ!」

「『聖なる剣ホーリースラッシュ』!」

「ぬぐっ!?」


 俺の後ろから飛び出したステラが、無詠唱の光の魔法を纏った聖剣の一撃をドラグバーンに叩き込み、吹き飛ばした。

 神様の言う通りなら、強化された聖剣は四天王相手でも通用する筈だが……


「ッ!? 硬ッ……!」

「ハーハッハッハッハ! 貴様、前より強くなっているな! 中々に痛かったぞ!」


 ドラグバーンは軽傷。

 防御力も上がってるのか、無詠唱魔法を纏っただけの通常攻撃じゃ、大したダメージは与えられないらしい。

 それでも、


「ぬ?」


 ドラグバーンが訝しむような声を上げた。

 何故なら、傷が再生しないからだ。

 前回は不死身と錯覚する程にガンガン再生していたダメージが、今回はまるで回復の兆しを見せない。

 真なる聖剣の力には、回復阻害の効果がある。

 正史の世界において、ステラが魔王に敗れてから俺が挑むまでの実に数十年もの間、魔王の傷は癒えなかった。

 今の聖剣は力を完全解放している訳ではないが、ドラグバーンの再生を妨げる程度の力は発揮してるらしい。

 神様による聖剣強化の影響は確実に出てる。

 これなら攻撃を積み重ねるなり、大技を叩き込むなりすれば、充分に勝ち目があるぞ。


「おもしろい! これくらいでなければ張り合いがないというものだ!」


 傷が治らないとわかってもドラグバーンは一切怯まず、むしろ、より戦意を向上させて次の攻撃に出た。

 ドラグバーンの口の中に魔力が集い、炎の塊が生まれる。

 ブレスだ。

 空いた距離を利用しての遠距離攻撃。


「『熱竜ドラゴ……」

「「「『落雷サンダーボルト』!」」」

「ぬぬ!?」


 しかし、いくつもの雷の魔法がドラグバーンに直撃し、感電させて動きを止めた。

 そのせいで集めていた魔力が霧散し、ブレスが不発に終わる。

 バルザックさん達、エルフ部隊の攻撃だ。

 ダメージこそほぼ与えられてないが、いい妨害にはなってる。


「サポートはお任せください! 我らの力では大した助力はできませんが、それでもエルフの誇りにかけて全力で奴を食い止めます!」

「「助かります!」」


 礼を言いながら、俺とステラは前進。

 ドラグバーンとの距離を詰める。


「小癪な!」

「『泥沼マッドスワンプ』!」

「ぬぅ!」


 踏み込んで拳を振り上げようとしたドラグバーンの足下に、エルフの一人が魔法で泥沼を発生させた。

 それに足を取られ、ドラグバーンの体勢が崩れる。

 そこへすかさずステラが斬りかかった。


「なんのこれしき!」


 ドラグバーンは崩れた体勢のまま、力任せに拳を繰り出す。

 俺はまたもステラの前に飛び出し、盾となる。

 これが勇者パーティーにおける俺の役割だ。

 そんな俺を見て、ドラグバーンは動きを変えた。

 当然だ。

 ドラグバーンもバカではない。

 このままでは、さっきと同じく受け流されるとわかりきってる攻撃を、そのまま放つような事はしない。


 ドラグバーンは俺という盾を吹き飛ばす為に、肘の先から凄まじい勢いで炎を吹き出し、それを推進力にして拳の速度と破壊力を跳ね上げた。

 フェイントを入れようだとか、裏をかこうなんて一切考えてない、清々しいまでの力押し。

 付け焼き刃の小細工を加える事をよしとせず、徹底的に自分の強みを活かそうとするスタイル。

 剛よく柔を断つ。

 そのあり方は、ある意味正しい。


「だがな」


 俺の剣はそういう奴を殺す為の剣術だ。

 柔よく剛を制し、制した剛で敵を穿つ。

 敵が強ければ強い程、俺の剣もまた強さを増すのだ。


「『爆炎加速拳バーニング・ブースト』!」

「六の太刀━━」


 その自慢の剛力……利用させてもらう!


「『反天』!」

「ぬぐっ!?」


 前回は骨に僅かなヒビを入れるのが精一杯だった攻撃。

 しかし、反天もまた他の技と同じく、その真髄は敵の力の利用だ。

 反天は、敵と自分の攻撃がぶつかった時の衝撃を、敵の最も脆い部分に浸透させ、止まらない敵の攻撃の威力と挟み撃ちにして破壊する技。

 ドラグバーンの攻撃力が前回よりも上がっている以上、反天の破壊力もまた上がる。

 懸念はドラグバーンの防御力も上がってるって事だったが、さすがに攻撃力の上がり幅には及ばない。

 さっきステラの攻撃を受けた時のダメージからして、大体前回の二倍ってところだろう。

 それならば、充分に反天は通じる。


 ボキリと、ドラグバーンの手首が折れる音がした。

 同時に、反発した力によってドラグバーンがよろめく。

 聖剣によって与えたダメージじゃない以上、すぐに回復されるだろうが、隙は作った。


「『天使の突きエンジェル・スピア』!」

「ぐぬぅ!?」


 そこへステラの刺突がドラグバーンの胸に炸裂。

 切っ先に力を集中させた聖剣の一撃は、確実にドラグバーンの鱗を砕き、肉を貫き、骨を折って吹き飛ばした。


「ゴホッ!?」


 ドラグバーンが血を吐く。

 あの化け物が血を吐いた。

 効いてる。

 確実に効いてるぞ!


「畳み掛けろォ!」

「「「ハッ!」」」


 バルザックさんの号令が響き、エルフ達が方々に散りながら、俺達の邪魔にならないように角度をつけて攻撃魔法を連射する。

 ここで少しでもダメージを蓄積させる算段か。

 聖剣で付けた傷を抉るような形なら、他の攻撃でも少しは回復されないダメージになるかもしれない。

 当然、俺達もその流れに乗る。

 またしても俺が前に、ステラが後ろに構えた布陣でドラグバーンに突撃した。

 この布陣は俺達の連携の基本型。

 対処できないのなら、対処できていない内に、使い倒して削り切ってやる。


「ハーハッハッハッハ! いい! 実にいいぞ! それでこそ倒しがいがあるッ!」


 魔法の雨に打たれ、俺達という脅威に攻められて尚、やはりドラグバーンは不敵に笑った。

 その口の中に再び魔力が集い、炎の塊が生み出される。

 ブレスの発射体勢。

 さっきと同じ光景。

 だが、さっきと違って、ドラグバーンはすぐには発射せずに、更に魔力を溜めた。

 当然、魔力が溜まれば溜まる程、ブレスの威力は上がっていく。

 それこそ、神樹を焼き切ったあの一撃のように。

 今までの攻撃で倒せないのなら、もっと火力を上げてやろうという単純な発想。

 どこまでもシンプルな力押し。

 だからこそ、恐ろしい。

 ドラグバーンは、己が一番力を発揮できる方法をよくわかっている。


「う、撃たせるな! さっきと同じように不発にさせるのだ! 『落雷サンダーボルト』!」

「「「『落雷サンダーボルト』!」」」


 エルフ達の放った雷魔法が、再びドラグバーンを穿つ。

 しかし、無詠唱魔法ごとき、来るとわかっていれば怖くないと言わんばかりに、ドラグバーンは揺らがなかった。

 なら!


「ステラ!」

「わかってるわ! 『月光の刃ムーンスラスト』!」

「『黒月』!」


 ステラの遠距離攻撃に合わせて、微力ながら俺も追撃を放っておいた。

 月を模した光と闇の斬撃がドラグバーンを襲う。

 光が先。

 闇は光と全く同じ軌道を辿って、少しでも光が付けた傷を抉るように。

 それを、ドラグバーンは両腕を交差する事で防いだ。

 腕は他の部分よりも一層鱗が厚く、筋肉も硬い。

 二つの斬撃は、その逞しい腕に一筋の裂傷を刻むだけに終わった。


「遠距離がダメなら!」

「接近戦よ! 『光輝乱舞スパークル』!」


 ステラが俺を追い越し、ドラグバーンに目にも止まらぬ光の連撃を浴びせ始めた。

 大技ではないとはいえ、一撃一撃が強化された聖剣を使った強力な攻撃。

 その全てを、ドラグバーンは腕を交差したまま黙って耐える。

 耐えながら、ブレスの魔力を溜め続ける。

 ダメージは入っている。

 腕はどんどんボロボロになっていく。


 なのに、ドラグバーンは揺らがない。


 耐えて、耐えて、耐えて。

 溜めて、溜めて、溜めて。

 そして、遂に……


「ステラ! 下がって結界張れ!」

「ッ!? 『聖盾結界』!」


 ドラグバーンがブレスを撃とうとする直前のタイミングまで粘ったが、間に合わないと判断した俺はステラを呼び戻した。

 ステラはすぐにバックステップで俺と位置を入れ替え、同時にドラグバーンの前に防御用の結界魔法を張る。


「「「『聖盾結界』!」」」


 それを補強するように、エルフ達もまた結界魔法を使って、いくつもの結界が折り重なった。

 ステラのは無詠唱だが、エルフ達のは完全詠唱だ。

 ステラが接近戦を開始した辺りから、ステラを巻き込まない為に攻撃をやめ、間に合わなかった時の為に結界魔法の詠唱を始めていた。

 やはり、エルフ達は優秀だ。

 その優秀さも、あれを前にどれ程の意味があるのかはわからないが。


 ドラグバーンが口を開く。

 俺達の猛攻に耐え続け、溜めに溜めたブレスが遂に放たれる。


「『灼熱の咆哮プロミネンスノヴァ』!」


 それは、まるで太陽が落ちてきたかのようだった。

 そう感じてしまう程の膨大な熱量。

 凄まじい密度の炎の放射。

 ステラ達の結界を容易く貫き、灼熱の業火が俺達に迫って来る。


「『斬払い』!」


 これを防ぐ手段など斬払いしかない。

 最後の必殺剣が使えればよかったんだが、今の俺にはまだ無理だ。

 まだ技量が足りない。

 そして、ただの斬払いではこの炎は斬れない。

 炎の密度が尋常じゃないのだ。

 魔力がぎゅうぎゅうに圧縮されてて、斬払いで斬るべき綻びが、炎の隙間が酷く見えづらい。


 それでも、俺は刃を振るう。

 重厚な地層の境目に刃を入れて押し広げるかのごとき難易度。

 しかも、一度や二度の成功では足りない。

 この炎の放射が終わるまで斬り続けなければならない。

 体力気力が凄まじい勢いで削れていく。

 散らしきれなかった熱で、腕が焼けるように痛い。


「神の御力の一端たる守護の力よ! 魔の侵略を跳ね返す聖なる盾を顕現し、我らを守りたまえ! ━━『聖盾結界』!」


 そんな俺をサポートするべく、ステラが後ろから結界魔法を使った。

 無詠唱ではなく、すげぇ早口で急いだとはいえ完全詠唱の魔法。

 発動速度を優先した分、魔法のランクとしてはそれ程でもなく、すぐに炎に呑まれて燃え尽きたが、少しでも止めてくれたのはありがたい。

 コンマ数秒でも休めれば、それだけ炎を観察する余裕が生まれるし。

 少しでも炎を塞き止められれば、その分の綻びがどこかに出る。

 新たに生まれた綻びを突けば、なんとか炎を切り裂ける!


 そうして、斬って、払って、散らして。

 俺はなんとか灼熱の業火を防ぎ切る事ができた。

 腕が熱い。

 ミスリルの籠手が赤熱している。

 これが無ければ、途中で腕が燃え落ちてたかもしれない。


「『上位治癒ハイ・ヒーリング』!」

「ハァ……ハァ……助かる」


 ステラの治癒によって俺は持ち直したが、被害は甚大だ。

 今の一撃でエルフ達がほぼ全滅した。

 斬払いでできる限り散らしたから何人かは生きてると思うし、実際、加護持ちで常人よりは頑丈なバルザックさんはまだ戦えそうではある。

 だが、他のエルフ達は悪ければ即死、よくても戦闘不能だ。

 戦力がガクッと落ちた。

 対して、向こうは細かいダメージこそ積み重なってるとはいえ、まだまだ余裕の状態。


 多少追い詰めたところで、たった一撃でひっくり返された。


 これが本気の四天王。

 どうする。

 この状態で削り合いに突入したとして、勝てるか?

 いや、正直かなりキツイぞ。

 なら、ステラの大技で一気に削りたいところだが、大技には詠唱の時間がいる。

 本気のドラグバーンに大ダメージを与えられるレベルの大技となれば、詠唱時間もそれ相応に長い。

 今の戦力でその時間を稼ぐ……無理だな。

 それならまだ、ステラも攻撃参加させて援軍を待った方がいい。

 援軍が到着するまでの時間で、勝率は大きく変動しそうだ。


「アラン……大丈夫?」

「大丈夫だ。まだ腕は動く」


 それに、切り札もある。

 出来立ての技で安定性に欠けるからできれば使いたくないが、そうも言ってられないだろう。

 正史の世界では到達できなかった領域にある、俺の新たな技。

 見せつけてやるとしよう。


「ハッハッハ! まだ動けるだろう! まだ戦えるだろう! ならば、もっと俺を楽しませろ!」


 ドラグバーンが追撃に出てくる。

 俺はそれを迎撃する為、新たな刃を抜き放とうとして……


「『全属性の裁きジャッジ・ザ・エレメント』!」

「ぬぅ!?」


 後方から飛んできた極大の魔法がドラグバーンを呑み込むのを見て、動きを変えた。

 マジか。

 思ってたよりも、かなり早い。

 さすがは人類の守護者達と言うべきか。


「神の御力の一端たる癒しの力よ。傷付きし戦士に慈愛の祝福を与えたまえ。━━『上位治癒ハイ・ヒーリング』!」


 完全詠唱された上位の治癒魔法が辺り一帯に撒き散らされ、治りきっていなかった俺のダメージを全快させ、瀕死のエルフ達をも戦闘可能状態に戻した。

 更に、一人の巨漢戦士が疲弊した俺達の前に立ち、ドラグバーンの警戒に当たる。

 駆けつけてきた頼れる仲間達を見て、ステラが彼らの名前を呼んだ。


「エルネスタさん! リン! ブレイド!」

「ステラさん! アランくん!」

「待たせたな! ワシらが来たからには、もう大丈夫じゃ!」

「おう! 速攻で上位竜ぶっ倒してきてやったぜ!」


 勇者パーティー、ここに集結。

 合図の魔法を放ってから、僅か数分で駆けつけてきてくれた。

 しかも、それぞれと共に上位竜退治に向かっていた多くのエルフ達を率いて。

 そして、エルフの軍勢が揃ったのであれば、それを率いる者もまた現れる。


「お待たせしました。これより当初の作戦を開始します」


 そう言って、現れたエルトライトさんは、杖を地面に突き立てた。

 それに習って、他のエルフ達も同じ動作を取る。


「魔導の理の一角を司る土の精霊よ。我らが呼び声に応え、大いなる大地より鉄壁の城壁を生み出したまえ」

「「「魔導の理の一角を司る土の精霊よ。我らが呼び声に応え、大いなる大地より鉄壁の城壁を生み出したまえ」」」


 エルトライトさんの詠唱にエルフ達が合わせ、無数の詠唱が合わさって、一つの極大魔法を作り出す。

 それは、この世界を脅かす外敵を閉じ込める檻にして、強大なる敵に立ち向かう為の要塞。

 事前の作戦で使用が決定されていた魔法が今、起動する。


「『鉄靭要塞アイアン・キャッスル』!」

「「「『鉄靭要塞アイアン・キャッスル』!」」」


 地中からせり出した巨大な金属の城壁が、ドラグバーンと俺達の周囲を囲っていく。

 まるで闘技場のような壁の中心に、敵であるドラグバーンと、俺、ステラ、ブレイドの前衛職を残しながら。

 更に、


「神の御力の一端たる守護の力よ。我らの祈りを聞き届け、魔の侵略に立ち向かう我らを、幾重に重ねた聖なる力で包み込み、守りたまえ」

「「「神の御力の一端たる守護の力よ。我らの祈りを聞き届け、魔の侵略に立ち向かう我らを、幾重に重ねた聖なる力で包み込み、守りたまえ」」」

「「「『五重神聖結界』!」」」


 今度はリンが中心となってドーム状の結界魔法を使い、城壁の内側から外側への攻撃を封じる。

 その結界によって、完璧とまでは言えないまでも安全を確保した城壁の上に、どんどんとエルフ達が集結していく。

 その数、実に……


「不測の事態に備えて里の防衛に千を残し、他の全兵力をここに集結させた。エルフ軍九千、ここに見参!」

「「「見参!」」」

「ほう……!」


 集まった、約九千人ものエルフ達を見て、ドラグバーンが歓喜の表情を浮かべる。

 勇者に、聖戦士が四人。加えて列強種族たるエルフの精鋭が九千。+俺。

 これだけの戦力を揃えて、四天王の一人すら討てなければ人類は終わりだろう。

 だが、ここまでやっても確実に倒せる保証がない怖さがドラグバーンにはある。

 今だって、


「ハーハッハッハッハ! ハーハッハッハッハ! 最高だ! 最高だぞ貴様達! さあ! 全員命を賭して、全力でかかって来い!」


 ドラグバーンは、負けるつもりなど欠片もないと言わんばかりの不敵な笑みを浮かべていた。

 全ての援軍が到着し、完成した布陣は想定していた中でも最高に近い。

 ここで倒せなければ終わりだ。

 ここで必ず……


「お前を倒す……! ドラグバーン!」


 そうして、ドラグバーンとの決戦は、第二ラウンドへと突入した。

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