016 子供の声
私の街にはお寺がある
それ自体は珍しいことではないだろう
だがそのお寺からは子供の声がするのである
一体何を言っているのかわからないかもしれないが実際に聞こえる者は仕方がない
しかしそのお寺に子供がいつく何かがあるわけでもないし
なおかつ子供の声は夜に聞こえて来るのである
一つならともかく複数である
だが私はそれを不思議だと思えこそ不気味だと思ったことはない
何故なら聞こえて来る子供の声はどれも楽しそうだからである
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます