ヤンデレ
「ライ!魔石のネックレス着けてくれてるんだね」
「もちろんです!神獣様と仮契約をした魔石ですから」
こんな俺なんかと契約をしたい!と言ってくれたんだ。
着けているに決まっている。
(ライと会えたみたいだね)
(はい!会えました!)
(あいつの件はこっちで終わらせておく。
ライの居場所を、イラン達に伝えるがいいか?)
(大丈夫ですよ!どうなるか観たいんじゃないですか?)
(あれ?分かっちゃった?)
(分かりますよ。
ザラエンデル様は腐女子なんですから)
(そういう君も腐女子だろ?)
(ザラエンデル様から生まれた神獣ですからね)
(じゃあいい夜お)
(はい)
「ライ、今から何をするの?」
どうしようかな…
イランはまだ寝てると思うし。
森の奥に行くと、魔物もどんどん強くなるし…ここで寝ていようかな。
「テントを広げて、ここで寝ようと思います」
「分かった!じゃあ私も一緒に寝る!」
「分かりました。
今から準備しますので、待っていてください」
なんで森に神獣様がいるんだろう?
でも、聞かない方がいいかな。
ザラエンデル国から離れて直ぐの位置だから、魔物結界、魔力結界、はいらないかな?
でも、念のためという言葉もあるし、念のために結界はっておこう。
<魔物結界。
魔物結界に使った魔力以下の魔物は、結界を破壊できない>
<魔力結界。
魔力結界に使った魔力以下の人物は、結界を破壊できない>
「テント広げましたよ。
神獣様はテントの中で寝ていてください」
「嫌だ!」
「ですが…神獣様と人間では、天と地以上の差があるんです」
「なら…神獣命令!一緒にテントの中で寝る!
神獣に命令されてるから寝れるでしょ?」
「分かりました」
「あ!あと、私を抱き枕として使っていいからね!」
「それは駄目です!神獣様を抱くなんて」
「これも神獣命令!それに、私の毛はふわふわで気持ちいいわよ?
抱き枕にする!いいわね?」
「分かりました」
まさか…神獣様の命令で一緒に寝て抱き枕にするなんて…
でも、神獣様がふわふわしていて気持ちいい。
ああ!ライの!ライの!ライの匂いがー!
ああ!いい匂いすぎる!ライに抱いて貰えるなんて!
幸せだ!あいつらが外に出してくれたおかけだな!
まあ、だからといって許される行為じゃないからな。
ああ!そんなの関係無い!匂い嗅ぎまくってやる!
ライ好きライ好きライ好きライ好きライ好き。
神獣様が人間になるとかなくて良かった…
人間にの姿になれてたら…その姿を想像してしまう…
<その頃王宮では>
「アギラン様。
宰相です」
<アギラン
ザラエンデル国の王>
「入っていいぞ」
「すまないな。
こんな時間に呼び出してしまって」
「いえいえ。
私は王の宰相でございます!
夜遅くなっても大丈夫でございます!
そして、伝えたいという事はなんでしょうか?」
「クビだよ。
そして、神獣様を森に置いていった者達は全員、この国から追放だ」
「まさか…そんなはずはありません!
何かの間違えです!
私は王の宰相として働いてきたのです!
それに罰当たりな事はしません!」
「嘘をつくのか…この情報はザラエンデル様から頂いたのだが?」
「そんな…バレないと思ったのに!」
「バレないと思ったね。
神獣は私から生まれた生き物だぞ?」
「騎士団達よ!罰当たり者達をこの国から追放しろ!」
<その頃のイラン>
トイレ。
はあ…深夜はなんでこんなに寒いんだよ。
はあ…お兄ちゃんのベッドに入りたい!
匂い嗅ぎたい!お兄ちゃん襲いたい!
駄目駄目!兄弟でも襲ったら捕まる!
襲って捕まるより、襲えなくてもお兄ちゃんと沢山居た方がいい!
あれ?なんで机に紙があるんだろ?電気つけよ。
<電気をつけたイランは、紙を読んだ>
お兄ちゃーん!なにどういう事?お兄ちゃーん!
なんで?なんで抜けるの?抜けなくていいんだよ?
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
あー!お兄ちゃんがどっか行っちゃう!
監禁しとけばよかった!やっぱり監禁しとけばよかった!
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん。
今から見つけだしてあげる!絶対に見つけだしてあげる!
2人に伝えに行かないと!
<その頃の王宮では>
「アギラン…」
「どうしたんですか?ザラエンデル様」
「ヤンデレ弟が来るから。
双子のヤンデレ連れてきて」
「あー了解です…
ヤンデレの事はザラエンデル様に任せます」
「はーい」
<そして、ヤンデレ3人が揃って、紙を読んだ>
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
ライさんなんで抜けるの?ライさんは俺達が育てなきゃ!
ライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさん。
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
ライさんなんで抜けるの?ライを監禁しないと!
ライさんは僕達で育てる!
ライさんは僕達の者になればいいんだよ!
ライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさんライさん。
「ザラエンデル様!お兄ちゃんはどこに居るんですか?
場所教えてください!」
「場所教えるかわりに条件がある」
「条件…ですか?」
「条件は…ライがメス墜ちする所を録画しといてほしいの!」
「なるほど。
任せてください!録画撮ります!」
<ザラエンデルは、ヤンデレ3人にライの場所を教えた>
「んー…ライをワープさせる?」
「いいんですか!?」
「いいんですか!?」
「いいんですか!?」
「速く観たいからね。
それに、あの子とライを速く契約してあげたいからね。
ワープ場所はどうする?」
「お兄ちゃんの部屋で!」
「ライさんの部屋で!」
「ライさんの部屋で!」
「分かった。
じゃあ先に3人を部屋にワープさせるね」
<ヤンデレ3人をライの部屋にワープし。
その後にライをワープさせた>
「ザラエンデル様。
速くないですか?」
「速く契約したいだろ?それに、メス墜ちシーン速く観たいだろ?」
「許します」
「あとはヤンデレ3人に任せよう」
「ちゃん、兄ちゃん、お兄ちゃん」
あれ?イランの声がする…まさか…そのまさか!?
「あ…やっと起きた…ライさん…」
「ライさんやっと起きましたね」
「え?なんで居るの?なんで俺の部屋なの?」
「お兄ちゃん紙読みましたよ?
もう分かったんです。
お兄ちゃんを僕達の物にしようと!
愛玩動物です!お兄ちゃん!」
「え?待って待って待って!意味分からない!
愛玩動物?なんで?」
「なんで?じゃない!ライさんは俺達に監禁されて、すごす事になるの!」
「そうですよライさん!ライさんは僕達の妻になるんです。
愛玩動物が嫌なら奴隷はどうですか?
主従関係です!」
「え?もっ」
「もう喋らせないですよ?お兄ちゃん!
楽しい日にしましょうね?
お兄ちゃん、何時間でメス墜ちするんですかね?」
「んー!んー!」
「あー!お兄ちゃんの唾が僕の指に!」
<この後の展開はご想像にお任せします>
____________________________________________
読んで頂きありがとうございます!
もうちょっと物語を考えていたのですが、ヤンデレでライが奴隷になるので。
この後の物語につなげられなくないか?と思い終わりました。
ライを1人行動させないからです!はい!
自分の妄想で書いてたら、つなげれなくなりました!
はい!自分を殴りたい!
ライが回復魔法しか使えないのは。
国民を大切にしている気持ちの量で、回復をするという能力。
ライとパーティーの人物は、大切にしている気持ちの量で強化。
それだと強すぎる為、回復以外使えないという設定にしました。
神獣との仮契約のピンクの魔石は。
神獣が仮契約する前から好きだよという意味です。
神獣がまだ赤ちゃんの時に、ライは会っていました。
その時の神獣は怪我をしており、ライに回復された時の回復が暖かく、好きになりました。
タイトルに勇者パーティーとありますが。
このパーティーは、ザラエンデル国の国民から愛されていたパーティーでした。
4人はザラエンデル国以外の危機からも救ったので。
その行動から勇者という称号を貰いました。
そこから書いとけば…と後悔してます…
回復魔法しか使えない自分、勇者パーティーにいて良い存在なのか?パーティーに何も言わずに抜けます かいとも @kaitomo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます