第10話 待ち合わせ場所

「いや、ベンチが残っててよかったよ」

「・・・そうですね」


 未だに紅い光に染まった舞札神社の境内で、オレと魔女っ子は比較的無事だった場所にあったベンチに座っていた。

 さっきまで、女帝との戦いで生命力やら魔力を吸われたらしい魔女っ子を抱えていたのだが、ベンチが残っていて幸いだった。

 なにせ、よほど辛かったのか、オレの腕から降りる直前の魔女っ子が顔に似合わないしかめっ面をしていたくらいなのだから。

 今も、なんかテンション低いし。


『そういやさ。どうしてキミはここにいたの?ここって、なんか怪異が出るって噂になってるみたいじゃん。あんまり戦うの好きじゃなさそうだし、叶えたい願いもないんでしょう?わざわざ来るなんて、何か大事なことでもあったの?』

「へ・・・?あ、まあ、大事な用事があったといえば、ありましたね。はい」


 怪異の結界に入った時にも思ったが、わざわざ怪異が出る場所に魔女っ子が来る意味は薄い。

 なので、どうしてこの場にいたのかと聞くと、魔女っ子はなんだか歯切れが悪そうだった。


(死神さんになった伊坂くんと会うのに都合のいい場所だから、嘘をついて伊坂くんに来てもらっただけなんだけどね。こうやって会えたからもういいんだけど・・・)

『? 大事な用事?』

「はい。ここに来たのは目的があるんです。ここはですね、その、え~と、いわゆるパワースポットってヤツなんです」

『パワースポット?』

「魔力が溜まりやすくて、調子が良くなる場所ですね。ほら、さっきも戦いやすくありませんでした?」

『え?そう、かなぁ?そう言われれば、そうかも?』

「し、死神さんは元が強いですからね。パワースポットって言っても微々たるものですから、あまり恩恵がないのかもしれません。ワタシにとっては、他の場所より戦いやすいんですよ」


 どうやら、ここはオカルト的なパワーがある場所らしい。

 それで、魔女っ子はその恩恵を得るためにここに来たのだとか。

 

(う~ん、戦いやすいって言っても、さっきの感じだと魔女っ子もあんまり昨日と変わんない気がするけどな。っていうか、パワースポットだから怪異も出やすいんじゃないのか?だったら、むしろ離れた方がいいんじゃないか?)

「~~♪」


 オレがなんとも腑に落ちないでいると、隣に座る魔女っ子は目を泳がせながらピーピーと口笛を吹いていた。

 っていうか、口笛下手だな。


『理屈はわかるけど、あんまりここには来ない方が・・・』

「あっ!!結界が壊れますよ!!」

『えっ!?マジっ!?』


 魔女っ子に警告しようと思ったら、気まずそうに目を泳がせていた魔女っ子が上を指さした。

 オレも目をやると、『ピシリ』とヒビが入る音がして、頭上の空に亀裂が入るところだった。


『今日は早いな・・・ああ、もうっ!!話しときたいことがあったのにっ!!ごめん、オレ』

「あ、待ってください!!ここなら人も来ませんから、そんなに急がなくて大丈夫です!!」

『え?ああ、そういえばそうか。ここ、人気ないもんな』


 急いで離れようとしたところを、魔女っ子に腕を掴まれて止められる。

 確かに、魔女っ子の言うとおり、ここなら早々人も来ないだろうから、変身したままでもそこまで気にすることはなさそうだ。

 変身したオレたちを見ることができる人は限られているそうだし。

 いや、待て。


『でも噂になってるってことは、見える人が来るってことじゃないの?』

「・・・設定をもう少し練るべきだったかな」

『え?』

「いえ、何でもないです。それと、そこまで気にするのなら、人が来ないようにすることだってできますよ」

『マジで?そんなことできるの?』

「はい。これでも『魔女』ですから。お任せください」


 オレの懸念に、魔女っ子はゴソゴソとポケットを漁ると、ロウソクのようなモノを何本か取り出した。

 そして、その辺の地面に火弾を撃って火種を確保すると、ロウソクに火を付けて境内の入り口に設置する。


「人避けのお香です。よほど強い理由でもない限り、『なんとなくここには来たくないな』って気分になります。プレイヤー以外になら効くはずです」

『す、すげぇっ!!なんか本当に魔女って感じだよ!!』

「そ、それほどでもありませんよ・・・とにかく、これでゆっくりお話ができますね」


 思わぬ魔女っぽいアイテムにオレのテンションが上がる中、魔女っ子は満更でもない顔をする。

 しかし、魔女っ子の言うとおり、これで落ち着いて話ができる。

 魔女っ子としても、昨日のひとときだけでは足りないと思っていたのだろう。


『うん。オレも助かるよ。こんな姿だと話し合いできる場所もなさそうだったから。キミにはまだ色々聞きたいこともあるし』

「あっ!!それなら、これからここを集合場所にしませんか?ワタシも、死神さんがいるのなら心強いですし」

『オレとしてはありがたいけど・・・いいの?そのお香とか、作るの大変じゃない?』

「大丈夫ですよ。普通の人避けなら作るのも簡単ですし。それに、ワタシなんて基本的に死神さんに守ってもらう側ですから、こちらが申し訳ないくらいです」

『そんなことないよ。こっちだってキミのおかげで事情がわかったし、オカルト関係のことにも詳しくないから、助かってるんだ。さっきの女帝だって、キミが権能を見破ってくれたからすぐに倒せたんだし。ギブアンドテイクってヤツだよ』

「そう言ってもらえると、ちょっと気が楽になります・・・それじゃあ、これからは何かあったらここに来ましょうね」

『うん』


 人気がなく、魔女っ子のおかげで人払いもできる、変身していても話し合いができる場所。

 オレたちにとってとても都合のいい所だ。

 ただ、なぜだろう。とてもありがたい話ではあるのだが・・・


(なんか、罠にはめられたような気がするの、気のせいかなぁ?)


 パワースポットのことやら、やたらと用意のいい人払いのお香やら、まるで最初からこういう展開に持って行くのを狙っているかのような意図を感じたような気がしてならない。

 元々の噂を教えてくれたのは黒葉さんだから、それはないというのは間違いないのだけれども。


「フフッ!!・・・伊坂くんとの待ち合わせ場所、か」

(けど、まあ・・・)


 まあ、魔女っ子がなんか楽しそうに笑ってるし、よしとしよう。



-----



「とりあえず、ワタシが昨日話しそびれたことを話しますね。レベルと権能のことです」

『ああ、昨日は少ししか聞けなかったもんね。さっきも言ってたし』


 結界が崩壊し、元の夕暮れに戻った舞札神社の境内。

 あれだけ荒れていた地面も元に戻り、雰囲気的にも落ち着けるようになったので、早速話し合いをすることにした。


「まず、レベルのことです。プレイヤーや怪異は強い魔力を持っていますが、その魔力によって使える能力が増えます。その能力の成長段階をレベルと言って、高いほど強力です。ここまでは、昨日も説明しましたよね」

『うん。レベルが上がるごとに使える魔法が増えるんだよね。オレは9種類の魔法が使えるから、レベル9だって』

「正直、にわかには信じられないような話ですけどね。ワタシが持っている資料だと、過去の儀式で現れた怪異でも最大はレベル8だったそうですから。まあ、その資料だと最後まで儀式には参加してなかったみたいなので、終盤はどうなるかわかりませんが」

『オレが最初からレベル9なのは、それだけ死神への適性が高いってことなんだっけ?あ、そういやレベルってどうやって上がるの?』

「レベルは、魔法を使う経験を積んだり、怪異を倒したり、カードを集めると上がると聞いています。カードには怪異の力が少し残っていて、持っているだけでもレベルを上げるのを補助してくれるそうですよ。元々のレベルが高いほどその効果は強いとか・・・すみません、脱線しましたね。レベルごとに使える魔法は決まっているんですが、どのレベルでどの魔法を覚えるのか把握しておけば、怪異の強さを推測するときに役立つんです」

『あ~、オレ、最初から使えてたから、覚える順番とかは知らないしな』


 すると、魔女っ子がどこからかルーズリーフとシャーペンを取り出し、サラサラと何事かを書き出したかと思えば、オレの方に差し出してきた。

 受け取って、目を通す。


『えっと・・・


レベル1 バレット

レベル2 ウォール

レベル3 ブレイド

レベル4 ブラスト

レベル5 ブースト

レベル6 大砲カノン

レベル7 穿スラスト


 いずれも、オレが使用できるし、これまで戦った怪異が使ってきた魔法だ。

 なるほど、なんとなく威力で察していたが、こんな順番だったのか。


「ちなみに、レベル1と4の魔法は威力こそレベル6の下位互換ですが、その分応用性があるんです。『バレット』だったら一度に出す数を増やせたり、『ブラスト』なら、時間差で爆発させたり」

『ああ。あの女帝も『ブラスト』で柱を足下から生やすとかやってたしね』

「他にも、『ウォール』や『ブレイド』は低レベルで覚えられますが、最大レベルや技量が高ければ上位の魔法にも対抗できるらしいです。死神さんみたいに」

『なんとなく使ってたけど、『ブレイド』ってレベル3だったんだなぁ』


 これで、おおよその相手の強さを測れるようになった。

 今日の女帝や、昨日の吊された男は『大砲カノン』より強い魔法を使ってこなかったから、レベル6だったのだろう。

 ただ、魔女っ子のメモにはレベル8より上が書いていない。


「ワタシの持っている資料には、レベル8より上のことが書いてなかったんです。あの、どんな魔法なんでしょうか?見せてもらうことってできますか?」

『え?あ~、う~ん・・・』


 少し瞳をキラキラさせて、興味ありげに聞いてくる魔女っ子。

 魔女だけあって、魔法には興味があるのだろう。

 しかし、だ。


『ごめん。ちょっと見せられないかな・・・危ないから』

「危ない?」


 そのお願いには、ちょっと応えられない。

 そして、レベル8より上の情報が少ないのも頷ける話なのである。

 なにせ、危険だからだ。


『レベル8とレベル9は、『ブースト』を使ってないと使えないんだ。そんで、オレがブーストを使うと、周りに被害が出そうで怖い』

「そ、そうなんですか・・・納得です。権能を解放しないと使えない魔法なんですね」

『権能・・・さっき戦ってる時も言ってたけど、レベル5の『ブースト』を使ってる時に解放されるって特殊能力だっけ?』

「はい。大アルカナの怪異が持つ特殊能力ですね。プレイヤーも、レベル5になれば使えるようになります。ワタシはレベル4なのでまだですけど」


 そう言って、少し落ち込む魔女っ子。

 しかし、すぐに立ち直って、説明を続ける。

 なんか、昨日見たときよりもメンタル強くなってるな。


「権能は、大アルカナの正位置もしくは逆位置の持つ意味に由来する能力が解放されます。昨日の吊された男なら・・・」

『えっと、解放、無気力、被害者意識・・・自分を律する意思がないこと、だっけ?』


 オレは、今日黒葉さんに教えてもらったことを少しどや顔で口に出す。

 まあ、兜で顔は見えてないだろうけど、さっそくオカ研に入った成果を発揮するときが来たぜ。

 

「はい。そうですよ。だから、攻撃を受けるほど強くなったんだと思います」

『・・・・・』

「あれ?どうしました?」

『いや、別に・・・』


 あれ?予想外に魔女っ子の反応が淡泊だ。

 まるで、『今日授業で習ったから答えられて当然』みたいな感じである。


(こ、こうなったら、もっと黒葉さんに教えてもらって、次はオレが権能を見破ってやる!!)

(あれ?伊坂くん、しょんぼりしたと思ったら、急にやる気が出てる?なんで?)


 オレが密かにリベンジを誓っていると、魔女っ子が不思議そうな顔でこっちを見ていた。

 いつか必ず、その鼻を明かしてやるからな。


「とにかく、権能はレベル5になると解放されます。なので、レベル5より上の怪異は上位種と言っていいでしょう。難易度が大きく上がります」

『そういうことになるね・・・あれ?ちょっと待って?』

「はい?」


 そこで、ふとオレは疑問に思った。


『オレ、前にしら、ゴホンっ!!もう1人のプレイヤーが死神と戦ってるのを見たことがあるんだけどさ、そのとき死神は『ブースト』使ってなかったんだけど・・・キミの言い方だと、もしかしてレベル5より上ってあんまりいないの?』


 そうなのだ。

 オレが死神になった日、白上さんと戦っていた時の死神は追い詰められてもレベル4の『ブラスト』までしか使っていなかった。つまり、レベル4だったのだろう。

 一方で、昨日と今日で遭遇した吊された男と女帝はレベル6。

 もし、レベル5以上が普通ならば、上位種なんて言い方はしないと思うのだが。

 いや、他にも気になることがある。

 

『オレさ、死神になってから一週間くらいは何もなくて、昨日キミと会ってから二回連続でレベル6と戦ってるんだけど・・・もしかして、もしかしてなんだけど』

「・・・っ!!」


 オレが何を疑問に思い、何を聞こうとしているのかわかったのだろう。

 魔女っ子が気まずそうに目をそらすが、オレは続けて聞いた。


『キミ。というか、魔法使いのプレイヤーって、強い怪異に狙われやすかったりする?』



-----



『キミ。というか、魔法使いのプレイヤーって、強い怪異に狙われやすかったりする?』


 伊坂くんの推測は正解だ。

 この儀式に現れる怪異はプレイヤーを襲うが、その理由はルール以外にもある。

 すべての怪異は儀式と繋がっており、プレイヤーを倒してその魔力を取り込めば、その魔力は儀式に還元されるのだ。

 これは怪異がレベルアップした場合も同様で、プレイヤーや周辺の魔力を吸収して強くなっても、最終的に儀式が終了もしくは中断した時には、すべてが儀式という怪異の糧となる。

 そして、この儀式には原則2人のプレイヤーがいるが、どちらが魅力的な餌かと言えば、当然魔法使い側のプレイヤーとなる。

 つまり、ワタシはとても狙われやすい。

 昨日伊坂くんをプレイヤーと断定したのも、ルールに縛られたり、ワタシに襲いかかっている様子がなかったからだ。

 だからこそ、その質問が来たとき、ワタシは怖かった。


(ここで、『はい』って答えたら、伊坂くん、ワタシから離れていったりしない、よね?)


 昨日には、吊された男から。

 今日は、怖い不良2人と、女帝から。

 本当に短い間だけど、伊坂くんはワタシを助けてくれた。

 昨日、『戦う』と言ったときの伊坂くんは、間違いなく本気で言っていた。

 だから、伊坂くんが生半可な理由でワタシを見捨てるなんて思わない。

 それでも・・・


(もし、伊坂くんがワタシから離れていったら・・・)


 怖い。

 それは、とても恐ろしい想像だった。

 ほんの短い間しか会っていないけど、長い間孤独だった人外のワタシに心からよくしてくれる『同類』なのだ。

 おばあちゃんですら、本当の意味で同類ではなかったというのに。

 

(そんなの、そんなの・・・イヤ。イヤだよっ!!)


 もしそうなったら、心が耐えられなくなるかもしれない。

 おばあちゃんが亡くなった時のことだって、まだ完全に吹っ切れていない。

 中途半端に希望を見せられる方が、よほど辛いのだ。

 

「・・・・・」


 いつの間にか、ワタシは震えていた。

 さっき、女帝に生命力を吸い取られていた時みたいに、サッと血の気が引いていくのがわかる。

 伊坂くんからの問いに答えられないまま、時間は過ぎていこうとして・・・


『あ~、言いにくいなら別に言わなくてもいいよ。っていうか、オレとしてはむしろ好都合かも?』

「え?」


 伊坂くんの口から飛び出した言葉が、信じられなかった。


『いや、さっきレベルを上げるのにはカードを持っているだけでも効果があるって言ってたよね?なら、キミの所に来る高レベルの怪異を倒して、キミをどんどん強くすれば、それだけキミは安全になるよね・・・なんか間違ってるかな?』

「・・・フフッ!!」

『え?ちょ、ちょっと待って?間違ってた?オレ、変なこと言ったかな?』

「アハハハっ!!」


 ワタシは、思わず笑ってしまった。

 そんなワタシを見て、見た目だけは怖いけど、中身がとても優しい伊坂くんが、慌てる。

 そのギャップに、ますますおかしくなってしまって、ワタシはしばらく笑っていた。


「いいえ。死神さんの言うとおりです。間違ってたのは、ワタシの方です」

『? キミが?どういうこと?』

「大したことじゃないですよ。ワタシが、おバカな勘違いをしてたってだけですから。それに、ワタシは運がいいなって。一生分の運を使っちゃったかもしれないくらいに」

『?』

(本当に、ワタシのバカ。伊坂くんが、そんなことで離れるわけないのに)


 少し前のワタシを、思いっきりひっぱたいてやりたい気分だった。

 『伊坂くんは、敵が強いという理由だけで困ってる人を見捨てるような人』だと言っているようなモノで、それは伊坂くんを馬鹿にしているに他ならないのだから。


『魔術師さん?えっと・・・?』

「いえ、ごめんなさい。混乱させちゃいましたね・・・そうですね、ワタシの所には、強い怪異が襲いかかってきます。だから、死神さんにはご迷惑をおかけしちゃうと思います」

『いや昨日も言ったけど、オレは強いみたいだから、大丈夫だよ。多分』

「ありがとうございます。ワタシも、精一杯強くなって、タロットのことでもサポートしていくので・・・」


 そこで、ワタシは髑髏の仮面を真正面から見つめた。

 その仮面の下にある、ちょっと怖い男の子の顔を思い浮かべながら。

 ワタシは手を差し出す。


「これからも、よろしくお願いしますね。死神さん」

『え、あ、うん。こちらこそ、よろしくね』

「はいっ!!フフフっ!!」


 鎧の手と、ワタシの手が繋がった。

 黒くて固い鎧は冷たかったけど、心は昨日と同じように温かくなる。

 それが嬉しくて、ワタシはまた笑ってしまって・・・


『あっ!!』


 そのとき、伊坂くんが何かを思いついたように声を出し・・・


『そうだ。しら・・・もう1人のプレイヤーと協力して3人になれば、もっと怪異を倒せ』

「ダメです」


 ワタシの口から、握っている鎧と同じくらい冷たい声が飛び出すのだった。



-----



TIPS3 黒葉鶫の好感度


どうしようもなく優しい人。

この人なら、ワタシを見捨てない。真の同類 +10%

・・・他のプレイヤー?          ?%



現在35%?

まだ病んでないけど、ちょっとチョロすぎかな、この子。

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