第2話 魔剤とガラナ

<登場人物>

芝浦刀麻(主人公?)

霧崎洵(ライバル?)

湯川晴彦(部長)

星洸一(マネージャー)

阿久津真人(ベビーフェイス)

朝霞美優(コーチ)


 ☆ ☆ ☆


 ロッカールームにて、着替え中──


晴彦「おい誰だ~、モンエナの缶ベンチに放置してるヤツ」

洵「トーマに決まってるじゃないですか。部室に生じる全てのゴミはトーマの仕業に決まっている」

刀麻「その言い草ひどくない?」

晴彦「あっ、芝浦、お前飲み終わった缶ちゃんと捨てろよ~」

刀麻「はーい」

洵「……それだけじゃないみたいですよ晴彦さん」

晴彦「え?」


 バタバタバタ!!

 ドンドンドン!!

 ガチャ!!


美優「刀麻くんいる!?」

刀麻「うわ! いきなり開けないでよ先生」

美優「あなたねえ! 最近太ったと思ったら……甘いモノばっか毎日飲んでんじゃないわよ!」


 ババーン!!


晴彦「ああッ! あれは!」

真人「コアップガラナ!」

洵「……リボンナポリンじゃないのか……」


刀麻「ええ~ッ!? それは俺じゃないっすよ」

美優「トボけても無駄! こんなに大きく北海道限定って書いてある! もうこれから一週間水以外の飲み物禁止! 体重計毎日乗って全部報告すること!」

刀麻「ハア!? ちょっと待って、濡れ衣だよマジで~」


洸一(……芝浦すまん……朝霞先生キレると怖いし……)

真人(洸一さん何で刀麻くんを拝んでるんだろ……)


榛名学院最寄りのスーパー、フレッセイでは北海道フェアが行われていた―――


(了)


 ☆ ☆ ☆


・推しスケーターがモンエナ(緑)好きでした。

・美優が体重に強迫的なのは相変わらずですね……

・実はフレッセイ行ったことないです。高崎在住時はベルクとヤオコーにお世話になってました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る