　ここ数日の伊草様のエッセイ『無菌室四畳半、日当たり良好。』で

　世界が先かキャラが先か、感覚派と理論派の違い、そして創作的恋の話など、次々と魅力的な創作論が展開されてきた。

　頭の鈍（のろ）い私は、なんだかすごいけど、じぶんはどうなの？　ことばにできないー。と、モニョモニョ転がっていた。

　そこに来たのは、KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～

　なんと運営さんからの７個のお題に沿った作品を書くと、皆勤賞があるらしい。

（ラジオ体操のハンコは全部集めたいタイプ）

　そうだ、伊草様からの問いをふまえながら、これに参加することで、何か見えてくるものがあるかもしれない。

　考えるな、書いてみろの精神で、動け。

　ということで、チャレンジ開始を宣言する。

『今後運営さんから出される６つのお題を、高校生男女ペアに【春休みの遊びネタ】として登場させたらどうなっちゃうのチャレンジー（ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾊﾟﾌﾊﾟﾌー）』

　第一回は既にアップ済で退路は断った。

　以下簡単な概要。

①初回のお題「本屋」と、3月１日という日付から、高校３年生の男女クラスメイトを主人公にした。

②女の子：美月（みつき）→陽キャ、素直系

　男の子：弥生（やよい）→陰キャ、素直系

　テンプレ感があって、セリフと内面に差の少ないキャラクターを想定している。

③あくまでKACのお題モノとしては、短編を７本書くように、とのことなので、同一主人公による独立感のあるストーリーに仕立てる予定。

　キャラクターが勝手に動くというならば、次々現れるお題イベントをぶち込んでも、そのキャラクターらしく（・・・）動いてくれるはずである。

　また、手前のエピソードの修正は、誤字脱字のみとし、書いたものは改変しないこととする。

　これによって、得意の最後まで書いてから、前に戻ってつじつまを合わせるという技も封じられる。

　お題発表からアップまでの制限時間も短く、怒涛のようにイベントがキャラクターへ押し寄せてくるような作りになるが、果たしてこれで破綻しない物語ができるものなのだろうか。

　初回を書いてみたところ、２人の状況は恋仲では無い。これが、どこかで恋に発展するのか、するとすればどこでそれが起こるのか。

　【現代ドラマ】タグで開始したこのお話が、【恋愛】か【ラブコメ】タグを掲げる日が来るか。目撃者になるのは……キミだっ！

　なんて、かっこいい感じで書いてみたが、さっそく２回目から主人公がネコとかに変わってたら察してほしい。

　このエッセイにお越し下さっている方たちも、続々と新作をアップされていて、みんなで同じお題に取り組むのは、純粋に楽しい！　

　どうやって日本の高校生に消化させるのよ、と言いたくなるような尖ったお題や、２回目で「告白」みたいな、順番を考えてくれ！　と泣きたくなるお題が出たら、ニヤニヤしながら覗きに来て下さったら嬉しいです。

　ということで、KACお題祭りに参加中だぜという方は、コメント欄にてどんどん自作を宣伝していってくださいませ！

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