第46話 ヒーローたちのクリスマス
クリスマス[ Christmas ]はキリスト教のお祭りで、イエス・キリストの生誕を祝うためのフェスティバルです。ちなみに西暦0年って年はなく、最新研究だと「キリストって紀元前4年生まれじゃね?」的なことが言われたりしてますが詳しくは各自でググってみてください。
世界三大宗教のひとつであるキリスト教の、しかも重大なポジションにある存在の生誕祭であるため世界各地でフェスティバッてます。南半球のオーストラリアでも祝われており、真夏のビーチでサンタさんが闊歩する姿はそりゃあもう草生え散らかすレベル。気になったアナタは『オーストラリア クリスマス』あたりでググってみましょう。
こういう行事、実はむかーしは祝われてなかったりします。バレンタインとかそういうのが盛大に祝われるようになったのはだいたい商魂たくましい方々の仕掛けによるもの。だから本来『みんなでささやかに行う行事』とかが巡り巡って『みんなでプレゼントを送りあって豪勢な食事を楽しもう!』的なイベントになってたりするのですが、それはまあ資本主義であることを決めた人類の事情ってやつですね。
日本ではもっぱらケーキ食ったりチキン食ったりして、いい仲の男女がうらやまけしからん一夜を過ごす日的な扱いになっております。そういう相手がいないわたしからすると「はぇ~そうなんや~」的な感じだけど……え? ぜんぜんくやしくなんかないですよ?
さて、世界を救ってくれる伝説の戦士といえど彼女たちは年頃の女子中学生です。いや男子ぃもいればオトナもいるか。まあとにかく! 今回彼女たちはどのようなクリスマスを向かえるのでしょうかね?
開幕「ふわふわでかわいい」とかいうパパに草。こういうパパだったらわたし恥ずかしくて友だちに紹介できねーわ。
世間はクリスマスですが、プリキュア一行はそんじょそこらのJKが体験する『いそがしさ』どころではない忙しさだったので準備が遅れてるとのこと。そんななか子どものためにお手紙こさえるあげはさんマジオトナだなと思います。
たいせつなお友達を助けるために有給をつかうあげはさんマジかっけー。わいこういうおねーさんマジ惚れるわぁ……なんだよ、あげはさんオトナだし惚れたっていいじゃんかよ!!
閑話休題。ヒーローたちのクリスマスはスカイランドで過ごすようです。難民を受け入れるって実はかなり難しい問題をはらんでるのですが、いや、きっとスカイランドならうまくやっていけるでしょう。
一方、異世界モノにありがちな『街を守る結界』的なのをツバサくんが開発したようです。おまえマジすげーな。トリ形態もまじかわいい。これは焼き鳥にするにはもったいないトリ公だな。
前回の次回予告でもあった(よね?)ように、スカイランドには『スリクマス』なるイベントがあるようですね。年に一度お祝いして、子どもたちはプレゼトを貰えるそうです。
いいなぁ~ぼくも子どもになりたいなぁ~。(遠い目
世界各国のクリスマス文化がありますが、日本は冒頭で紹介したような感じですよね。ほかにもアメリカだとさいきんテレビでやった『ホーム・アローン』のように家族一同が集まって旅行に行ったり、家で豪勢な食事を楽しんだりします。
ヨーロッパ、キリスト教圏などでいろいろな『クリスマス』があるんだよ!
スカイランドのスリクマスは日本式クリスマスと酷似してるようです。で、難民たちの元気がないとエルちゃんが「パーティーしたい!」と提案。プリンセスたってのご希望であるからして、これはもうやるっきゃないよね?
各キャラの強みを活かして、それぞれスリクマスパーティの準備をすすめていきます。エルちゃんキミはいったいナニしてるんだい? ――あ、おほしさまつくってるのかぁかわいいなー。
自分たちが今まで様々なイベントを通して体験した『たのしい』をみんなにも伝えたい。そんな素晴らしい心意気を表明したところでシャララ隊長が登場。なにやら『極秘任務』を頼みたいとのこと。
スリクマスに関わる重大な任務とな? ――きっとサンタさん誘拐してほしいんだろーなーとかバカみたいなコト考えてたらほんとにサンタ出てきた草。って、え? ターサン?
いやあなたどーみても『サンタ』さんじゃないかい! いやまあスカイランドはしゃべるトリ公がいるからさ、たぶんサンタとトナカイじゃなくてトリが袋抱えてあっちこっち行くんやろなーとか考えてたら案の定だよ。
が、ここで問題発生。なにやら『イジワルトルネード』とかいう局所性竜巻が発生してる模様。座標が固定された、局所的な、しかも質量30キロありそうなトリを吸い込める竜巻とか前代未聞だぜコレ。
っていうツッコミはナシでお願いします。っていや、竜巻ひとつ消すのにドラフトシャイニング使うなや(笑
あ、その竜巻浄化するモノなんですね。
なにはともあれ「ホーッホッホッホ」とわらうフクロウサンタ、もといターサン。子どもたちの笑顔のため一生懸命だというターサンにソラが共感します。スカイランドとアンダーグ帝国の間にある問題は並大抵のことでは解決できなさそうです。
けど、プリキュアたちなら大丈夫だよね!
みんなはクリスマスの予定たてたかい? 年に一度しかないイベントだし、エルちゃんの言うことももっともだから楽しめることはとことん楽しもーぜ!
さて、夜中のプリキュアたちはプレゼント配達に勤しむようです。みんなもまだ子ども(あげはさん除く)なんだからこの後は早めに寝なきゃダメなんだからね?
子どもたちにプレゼントを与えるためなら不法侵入しても問題ないのだよ。ましてやプリキュアからのプレゼントだぞ? これもう
子どもたちのために活動した後は、ちゃんと自分たちのための時間をつくりましょう。ってことでソラとましろ、ふたりしてヒミツのデートタイムでございます。
大きなクリスマスツリーをバックに互いのプレゼントが紐解かれます。ぐうぜんにも、ふたりはおなじメモ帳を用意していたのでした。
ソラは恩返しのため、ましろは相手のことを気遣って。思わぬ偶然に笑みがこぼれつつ、今日のような日々を未来の世界でも描けるよう、ふたりはクリスマスツリーに祈るのでし……た?
ツリーからマジェスティ登場? え、あれ? このタイミングでおわり? 唐突にエンディングはじまったよ。
そして次回予告。うーん、映像を見る限りエルちゃんじゃなくて『エルレイン』なのかな? エルちゃんがプリキュア化してなくてもオトナ形態っぽいし、タイトルからしていよいよ『その時』が訪れたってことなのでしょう。
いったい『一番星』の存在は何者なのか? エルちゃんの設定上の正体は? カイゼリンはその後どうしていたのか? ――おそらく、いろいろなことがわかる回となるでしょう。そこにどんな困難が待ち受けていたとしても、プリキュアたちならきっと乗り越えていくでしょう。
ってことで、みんなミラクルライト購入して「がんばれー!」する準備しておきましょうね!
本日もたのしい30分間でした。ヴィランお休みのクリスマス回につき、今日はみんなの絆や日常がうかがえる回となりましたね。子どもたちのことをちゃんと気遣うあげはさんが見れたのもうれしいし、いつのまに結界開発スキルを備えてたツバサくんの成長っぷりにも驚きでした。
本日クリスマスイブ、そして明日はいよいよクリスマス本番です。アナタにとって大切な人と過ごすクリスマス、ひとりで呑み明かすクリスマス、仕事で一夜を明かすクリスマス……どんな時間であれ、クリスマスという日に過ごした時間は確かな思い出となります。
どんな体験であれ、その時間を楽しくお過ごしください。アナタが幸せを噛み締めているのであれば、それはわたしにとっても幸せでございます。じゃ、みんないっしょに叫びましょう!
メリークリスマス!!
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