第32話 大変身!キュアマジェスティ!!

 追加キュアと言えばいいのか、プリキュアシリーズでは1~10話くらい、少なくとも20話までには全キュア揃ってるのが通常です。今回でいうキュアスカイ、プリズムに加えウィング、バタフライもまあ『初期メンバー』って感じで問題ないでしょう。


 が、作品によっては後々にプリキュアだと判明したり、初期メンバーと合流していっしょに戦ってくれるようになったりする『追加キュア』がいたりします。今回の『キュアマジェスティ』はまさに追加キュアといえるでしょう。


 追加キュアの歴史はわりと古く、初代のキュアブラック・ホワイトが活躍する『ふたりはプリキュア』の続編『ふたりはプリキュアMaxHeart』における『シャイニールミナス』からはじまり、時にはヴィラン側から光堕ちした『キュアパッション』もいるし、シリーズ初の高校生キュア『キュアムーンライト』さんもそうです。小学生キュアかつ王族出身属性を併せ持った『キュアミューズ』なんてキャラもいるね。まあ気になった方は各自ググッていただければ幸い。


 さぁて、今回はシリーズ初の『赤ちゃんキュア』なんて属性が登場するのでしょうか? なんて妄想をしつつ、さっそく視聴していきましょう。




 前回、強力なヴィラン『スキアヘッド』の登場により、自分たちの戦力を深刻に考え始めるみなさま。


 キュアマジェスティとはいったい何者なのだろうか? ――って考える間もなくエルちゃん「える、きゅあまじぇすてぃなの!」と自己申告。ネタバレはやすぎ草。


 あ、オープニングが特殊仕様になってるね。ソラまなつはいつもどおりって感じで逆に安心した。ましろはローラに連れられ新感覚海水浴を楽しんでるようです。いやぁ、わたしも人魚のともだちいたらこれしてもらいたいわ。


 空飛ばせてもらって目ぇキラキラなツバサくんかわいい。


 オールスターズF、どうみてもキュアシュプリーム(くん?)が物語の核心なんだろうけど、さすがにこやつが何者なのかは明かされない模様。いちおう今まで公開された映像から妄想はできるけど……まあ、それは考えないようにしましょう。


 ――オッサンだけどプリキュア観に行きたいなぁ。




 さて、なんか知らんがもうみなさん『マジェスティ = エルちゃん』な雰囲気。ってかエルちゃんいつのまにそんな饒舌になりやがったおまえ実はもう3歳くらいだろ。


 が、こういう時のお決まり展開『シリアスシーンじゃないと返信できない』パターン入りました。うるうるエルちゃんかわいい。マジでかわいい。


 最強の保育士はプリキュアに変身させられる能力持ちなのかぁ、そうかぁ。


 ヴィランのターン。どうやらこやつら『キュアマジェスティ』が何者なんかを知ってるようです。スカイランドとアンダーグ帝国を光と影と表現してることを考えても、なにやらきなくさい感じがしてきましたねぇ。


 プリキュアの変身ポーズは本能でやるものだから考えちゃだめだよ(だめだよ)。それはともかく、ソラは相変わらずヨイショに弱いのなごむ。しかもどこぞの時止めスタンド使いみたいな「ソラララララ!」は草ですわ。


 現時点のエルちゃんではまだオラオラは難しい模様。まずは両手を合わせて感謝の正拳突きからはじめようね。


 あ、ちなみに[Senapi]は海外でも通じるグローバルな言葉だよ! 同じ意味で使われるからみんなもたくさんセンパイしてね!


 ところかわってましろんのいるキッチンへ。ヨーグルトを作ってた、ってまさか発酵準備からとかじゃないよね? いやましろならやりかねない。


 実際、ヨーグルトをいちから作るのはメチャ手間がかかるので、もしチャレンジしたいって方は計画的にやりましょう。


 ヨーグルトはプリキュア変身アイテムだった? ――なんてことはなくすっぱヨーグルトを喰らい悶絶顔のエルちゃんいただきました。メッチャかわいいです。


 エルちゃんの心情をいちいち察してくれるあげはおねーさんマジ天使。


 続けてツバサくんハウスへ。向上心を前面に出していくスタイルで航空力学レッスンでござる。エルちゃんにはまだ難しすぎるけど、エルちゃんミラージュペンに目をつけたようです。


 わるいなエルちゃん、それはツバサきゅん用なのだよ。


 ミラージュペンってインク切れするのかなぁ。ってかこのデザインはどこにインクをぶっこむんだ? まさかメルヘンパワーで無尽蔵インクだったりする? だとしたらスゲー欲しいんだけど?


 おっとツバサくんここで禁句を発動。一生懸命がんばってるエルちゃんになんと「プリキュアになれない」言うてまいました。


 号泣不可避。


 事実を伝えるってのは大事だけどね、こう、なんていうかね……伝えるタイミングってのがあるのだよツバサ君。男の子は事実とか問題解決を重視する脳であることが多いので『これだとムリ。だから別の手段を提示する』的な思考を善しとするんだけど、エルちゃんにはまだそれを受け止める準備ができてないのです。


 っと、あげはさんがあやしてる間になにやらソラシド市で騒動があったようです。トリ公たちが知らせてくれたのは、なんと前回お折檻を受けたミノトンが巨大化して帰ってきたではありませんか!


 ――巨大化は敗北フラグですよアニキ。




 さあバトリましょうぜミノトンさん! 初っ端からラッシュをかけるプリキュア勢。ミノトンのストイックぶりと力量を知ってるらけに今回はホンキだね。さらにウィングの加速を受けてシームレスにスカイパンチ発動!!


 が、ミノトンはそれを受け止めスカイを鷲掴み。もはや生半可な攻撃ではビクともしなくなったようです。草葉の陰で応援するエルちゃん、はたして変身できるのでしょうか?


 ミノトンのかめはめh、えっと真空波動け、いやまあそれっぽい技を真正面から受け止めるプリキュアたち。巨大な力に立ち向かうには力が必要。でもそれは壊すためじゃなく『守る』ためのもの――その言葉は、たしかにエルちゃんの心を動かしたようです。


 わたしが個人的に気になっちゃうのはミノトンくん。個人的に好きなキャラなので光堕ちして追加キュアに、じゃなくてソラシド市の住民としてよろしくやってってほしいものですが――果たして?




 あ、今回世界初『赤ちゃんキュア』が誕生したようです。今回のプリキュア多様性に溢れすぎてない?


 変身シーンきましたわー。さいしょのミラージュペンにおそるおそるタッチする感じが好き。淡いパープル模様であざとかわいい系統ですねわかります。ちなみに色彩心理学でいうと紫には気品や神聖なるイメージのほか、エキゾチックでセクシーなんてイメージもあります。ミステリアスな一面もあり一言で表現するには複雑怪奇。癒やし効果も期待できつつ、じつは独裁や堕落なんてイメージも孕んでおります。


 エルちゃんがオトナになってソッチ方面に向かわないよう祈っておりまする。いやでもムチとろうそく片手にオホホとかいうエルちゃんも(ry


 真のマジェスティになるようとりあえず『Go!プリンセスプリキュア』世界へ武者修行しにいきましょ。


 これさぁ、もうあげはさんエルちゃんの乳母だよね? ちちはやってないけどさ。


 スカイパンチをものともしないミノトンをひるませたぞ! そして素早い身のこなしからの回し蹴り。その振る舞いもマジマジェスティ。もちろんパワーだけでなく、いつもプリズムの戦いぶりを見てたおかげで相手の攻撃をいなすことも可能! これスキなくね?


 あ、わりとソラおねーさんのオラオララッシュやりたかったんだw 体がオトナ(中学生くらい?)になってもこころはちゃんと『エルちゃん』なんだなぁってとてもなごんだ。


 ってかこれ同じ声優さんなんだよなぁ……すげーなぁ。


 っと、ダメージを与えつつトドメはセンパイに譲る新キュアの鏡。さて、ミノトンは無事に生き残ることができたか?


 めっちゃ笑顔で草。って、あ! おまえまた連れてかてとるがな。ダメよミノトンきみはうちのジムで働いてもらわんと!!


 プリキュアといってもエルちゃんはまだまだ赤ん坊なのです。やりきった後はしっかりおねんねして成長ホルモンドバドバしなきゃね。赤ちゃんのうちはしっかり1日の半分以上は寝とかなアカンぜよ?




 エンディングはさっそくキュアマジェスティが担当。3Dモデルでもまさにマジェスティでしたね。ちゃんとエンディングにも登場するようになったし、今回はこの5人でやってくことになるでしょう。もしかしたらオープニングのラストシーンでも成長したエルちゃんが登場するかもしれないね。


 次回予告。いよいよストーリーの核心にせまっていくことになりそうです。エルちゃんやエルちゃんをスカイランドにもたらした奴らの正体は何者なのか? キュアマジェスティにまだヒミツのちからがあるというのだろうか? ――今後も期待して見ていきましょう。


 本日も楽しく充実した30分でしたね。今作もいよいよ折り返しになり、これからドタバタとストーリーが進んでいくでしょう。


 それが楽しみでもあり、またソラたちとの別れがくることが悲しくもあります。のこり5ヶ月ちょっとのお付き合い、最後まで楽しく観ていきたいですね。


 ソラたちのさらなる活躍と、アナタの人生に幸多いことを願っております。

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