第17話 わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー

 じつはわたし、子どものころちょっとふくよか(オブラート)な体型でして、まあ、それだけ走力もお察しレベルだったんです。が、今はわたし自身生活習慣を工夫して超絶減量に成功、スタミナ的な意味じゃ人生最大なくらい健康体でございます。


 そんなわたしですが、小学6年生のときにリレーの選手に選ばれましてね。必死こいてえんやこーらと走った記憶があります。結果はどうしたって? ――そりゃあ聞くのはヤボってもんだぜ☆


 さて、今回はましろちゃん回になりそうですね。それぞれ得意分野があります。果たしてましろちゃんは走ることがお得意なのでしょうか? いやまあみなさん『知ってた』案件でしょうけどいちおう楽しみにしておきましょう。ましろちゃんを信じろ! あの子ソラといっしょに歩ったり走ったりして鍛えられてるんだし、ね?




 冒頭よりましろちゃんから『リレー』とはなにか? っていうご説明。世のお子さまたちにもわかりやすいご説明ありがとうございます。


 スカイランドじゃ『ラルー』というそうです。スカイランド人の身体能力が気になるところだけど、まあソラちゃんは特別だということでひとつ。んでこんなステキなイベントをソラが独り占めするなんてことはしません。ちゃんとにましろちゃんもスカウトしてますわよ。


「わたしにバトンを渡す人はましろちゃん以外認めない」


 これは名言ですね(確信




 さっそくプリキュア仲間同士(予言)で女子会(異論は認めない)しておりますね。みんなましろちゃんを応援してくれているようです。


「手紙にも"運動会イヤだ"と書いてたよね?」と遠慮なく言えちゃうあげはさんを尊敬するし、それを聞いて表情を変えた敏感なソラちゃんにほのぼのするね。


 どうやらスカイランドのラルー、競技性はリレーと同じのようですね。ってか「ソラといえばましろちゃん」は草生えまくりだしその後のソラの表情が信頼感厚くてほんっと尊いわぁ。


「つきあってくれないかな?」


 これは告白と受け止めていいよね? っていう冗談はともかく、その言葉でソラのどこかに火がついたようですね。うん、がんばれましろ。




 うん、コーチ呼びされてむふふってなる気持ちメッチャ理解できます。ちょっと閑話入りますのでメンドウな方はスキップ推奨。


 ――わたしも一時期ね、野球に親しむ少年少女のコーチをしていたことがあるけど、まあ小学生に「〇〇コーチ!」って言われるのね、なかなかココロがぴょんぴょんするモノがありますよ? いや不審者的な意味じゃなくてね?


 ――昨今は指導者の暴力だムチャな指導だって言われてますが、わたし自身そういうことが無いように工夫して、よりわかりやすい指導を心がけていったつもりです。そんな折、とある縁で元教え子と出会いましてね? その子、なんと学校の先生になってたんですわよ! しかも自分のことを覚えててくれてさぁ、あん時ぁお世話になりましたってね、もう「じぶん、涙いいッスか?」って感じ。


 ――自分の教え子たちが成長した時、その時のためになるを残してあげる。それが善い指導者だと思います。それと同時に「教え子が大人になる年齢かぁ……オッサンになるわけだわ」とひとりたそがれることになるのですがそれはまた別の話です。


 閑話休題。もしアナタにもこういったエピソードがあればどんどんコメントしてってね! アナタにとっての指導者がメッチャ偉大な人だったとか尊敬してる人ですとかそういうコメントも大歓迎よ! 前向きな言葉はアナタのココロも前向きにしてくれるからね!!




 ソラの『前だけを見て走る』ってわりと重要だよね。ランニングだけじゃなく人生においても前を見て走るってとても重要だと思います。ソラはまさにそのを実践しているのでしょう。ってかトリ公も走れるん? どっちかってとニガテ分類じゃないの?


 っと思ったらリサーチ担当でしたね。あ、実は速く走るコツ、実際あったりします。まあ陸上部の方にとっては当たり前でしょうが、知らない方はとりあえず『ランニング』の走り方と『スプリント』の違いを調べることからはじめましょう。めざせ100メートル14秒台(低い壁


 ソラちゃんバビューンってアナタ……。


 がんばる中学生ってステキだと思います。いや不審者的な意味じゃなくてね? 実際、つばさくんやソラちゃんが言ったコツをしっかり守ればけっこーイイ線いくんじゃない? 今はちょっと調べただけでイロイロ情報出てくるからべんりな世の中になったよねー。


 二頭身のエルちゃんかわいい。


 幼いころは活発的だったけど今はってパターンか、なるほど。子どもって成長が早いからさ、昨日まで休み時間グラウンドで駆けずり回ってた子が次の日からインドア派に目覚めるとかふつーにあるよね。わたしも一時期グラウンド大好きっ子で、そっからインドア派になったりやっぱグラウンドに出たりいろいろあるけど、ましろちゃんは活発だった土壌があるタイプなのかぁ。


 ヴィランのターン。美しいモノほど脆く壊れやすいそうです。うんまあ確かに。そして「ほんとうは壊したくない」というセリフ、アナタは信じますか?


 わたしはある程度信じてます。いろいろ深読みするタイプなので。




 運動会開幕!! さいきん我が母校もやってましたねぇ、今は5月とか早めにイロイロやっとくのがトレンドのようです。修学旅行とかも5月が多かったりするでしょ? 実際のトコどうなの? ちょっと世の小中高生のみんな教えてくんない?


 さあどんな競技が行われるのか――ちょっとまって、さいしょの『綱引き』だがヤベー、ガチ勢がいた。白組先頭の子、あの姿勢はガチ勢だ、綱引きという競技性を理解した上であの姿勢やっとる。くわしくは競技としての綱引きを調べてみてください。


 玉入れもね、ガチ勢がやると一瞬でカタがつくんだよ? 例によってくわしくはググって、いや動画シェアしましょう。


YouTubeチャンネル、DADAIS1091

ttps://youtu.be/YeakkeJjSPo


 やばいっしょ? アナタが今までやってた『玉入れ』ってなんだったんだ? ってなるでしょ? ぜひどうぞ。


 騎馬戦懐かしいなぁ……わたしは前衛として騎馬が崩れないよう踏ん張る役でしたね。ぼうし争奪戦じゃなくてほんとの騎馬戦だったので、押し合いへし合いの激バトルでした。もちろんみんな汗まみれよ。


 ちょっとあの頃の日々を思い出して涙が出てきたわ。ほんとね、青春は味わえるうちにせいいっぱいあじわお?


 しっかし中学生が汗水流す姿を見てニヤけるオッサンとかもう末期だなぁ(自虐




 さて、本題であるリレー競技が始まりましたね――ってまじか! スタッフさんアナタたちどんだけ分厚い壁をましろに課すわけよ?


 抜き去っていくライバルたち。ほんとならここで心くじけてもおかしくはないんだけど、ましろはソラに言われた「前だけを見て走る」をしっかり守ってくれたね。どんな逆境が阻んできても、きちんと前を見て走ることが大切。幼児向けアニメだけど、わたしはプリキュアからほんっとにたくさんのことを学ばせていただいております。


 あとはチートのソラちゃんがアレしてくれるからヘーキヘーキ(なろう系


 でもね、やっぱり自分のミスってのは気になっちゃうものですよ……責任感がひと一倍強い子だけにね。そんなましろの心に気づいてあげて、ちゃんと「ごめん」と言って正直に打ち明ける勇気はわたしにはありません。


 人間、多かれ少なかれ打算というものがあるものです。ともだちだからといって、いえ、むしろ勝手知ったるともだちだからこそ、ましろの能力を熟知しているソラは彼女が転んだ時「負けるけどしゃーない」と思ったのです。けどんです。ここで最も大事なのは『互いの心意気』なのです。それを晒した姿を見てどう感じたのか? だからこそ、ソラはましろに背中を押されてゴールテープを切ったのでしょう。


「ましろさんはわたしに、さいこうのばとんをわたしてくれましたよ」でもうダメだった(涙腺崩壊


 またまたヴィランのターン。そしてバッタモンダーが言った「強い者が弱いものに強さを見せつける残酷な祭り」という言葉。なかなかひねくれた表現ですねぇ。


 心理学的な言葉に『認知の歪み』ってのがあります。ざっくり書けば『物事の受け取り方がおかしい』って意味なんだけど、彼は運動会っていうか体育祭をとして認識しているんですね。


 ――けど、わたしは正直彼が言った言葉を「認知が歪んでいる」と評価することができません。体育祭というか、競技やスポーツってのもはなんであれ順序や勝敗というものがあります。勝者が強く、敗者が弱い。視点を変えればこの見方は充分できるのではないか? と解釈できますね。実際、スポーツではあまりにも実力差がありすぎるチームがある場合シード権が与えられたりしますし、サッカーや卓球など競技によってはガチでヤバい実力差があったりします。


 心当たりあるでしょ? ――そういった意味で、わたしはバッタモンダーの言葉を否定することができません。バッタモンダーの言葉に、アナタならどう答えるでしょうか?


 まあ「壊しても~」は同意できへんけどな?


 プリキュアになれば体育祭の疲れもリセットできちゃうもんね~。ごめんなランボーグ、今日のプリキュアはすでに課題クリア済みなのでさいしょから強いッスよ?


 ほーらすぐ勝負あった。バッタモンダーさんもそんなイライラせんと、なんか事情があるなら相談に乗るよ? いっしょにお茶と鶏肉と卵とブロッコリー食べよ?


 何の問題もなく続行される体育祭に草。




 くやしいって気持ちね、実はメチャクチャ大切な感情だったりします。アナタもへんに斜に構えたりせずしっかり悔しさや怒りを表現したほうがいいですよ? あまりにもやりすぎるとバッタモンダーみたいになっちゃうからね?


 次回予告。やっとこさお前の出番かあげは嬢。いやしっかし18話目でバタフライお披露目とか制作陣狙ってやってるだろ?


 保育士としてがんばるあげはさんの日常、プライスレス。実は保育士ってちゃんとした資格があるんだぜってのは以前書いたのでそちらをご参照いただければ幸い。さて、あげはさんはどんなアゲアゲなプリキュアになるんでしょうね?


 いやぁ今回も楽しく感動的な回でした。プリキュアは善き教育アニメです。お子さんをお持ちの方はぜひいっしょに、わたしのような独り身でもぜひぜひ視聴していきましょう。きっとどこかで何かを得られるはずです。


 アナタの人生に幸あれ!

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