第18話 アゲアゲ!最強の保育士 キュアバタフライ!!
野球は基本9対9のチームバトルです。ベンチにいる人も指示出しや対戦相手を観察するなどやり方はありますが、基本的に試合を動かすのは9人の選手たちになります。
1年時からレギュラーになれる人は少ないでしょう。レギュラーとして試合出場したいという想いがあるでしょうし、なかには偉大な上級生の姿を見て自信を失ってしまう子もいるかもしれません。
年長者としてみんなを見守るあげはさんは、はたしてどのような気持ちでプリキュアを見つめているのでしょうか?
なんて書いてますが、今回はやっとこさそのあげはさんが大活躍するシーンが拝めるようですね! いやぁ成人してもああいうカコするの恥ずかしいっていう女子もいるでしょうがわたしはすきですよ? 自分自身の気持ちに正直でいる方のこと。
さて、今回は世界初の成人プリキュア誕生祭として楽しく視聴していきましょう。これまで「おまえ大人だなぁ」と思えるようなプリキュアはごまんといましたが、今回は肉体的な成人ですからねぇ、腰を痛めないよう気をつけてねあげはさん(そこまでの年じゃない
オープニングからバトってますね。んで飛来物が子どもを襲ってるのをキュアウィングくんがかっこよくバシン。これは憧れるわぁ……少年よ大志を抱け。いや空を飛べるようになりたいとかめっさすごい蹴りをぶちこめるようになりたいとかそういう憧れじゃなくてね?
「オイ! そこの外野!」
「はぁ?」
――この「はぁ?」がすき。んで珍しくバトル中以外にプリキュアの「そんなことない!!」が聞けましたわ。
さて、あげはさんいよいよ保育園での実習が待ってるそうです。子どもは天使だと意気込んでるようですが、実際の保育士さんたちは子どもをどう見てるんでしょうかね? 以前勝手にうろちょろする子猫を整列させてる動画だかgifだかがあって「これが保育士の日常です」的なのがあったんですが、ああいうのが毎日あるんだなぁ……ほのぼのとはするけど毎日かぁ(遠い目
最強の保育士とは? おお、ソラシド市ではプリキュアの存在がメジャーとなってるようですね。で、あげはさん早速身バレというかプリキュアの仲間バレしてしまったようで、ソラシド幼稚園のみなさんから「ぷぃきゅあにおてがめあげてー」とせがまれたようです。かわいい。
ぷにぷになトリ公もかわいい。ってか今回あげはさん輝いてるなぁ、みんなも今回はぬるぬる動いてるっていうかダンスってるというか、うんかわいい。
子どもに容赦なく現実を突きつけるあげはさん鬼かわいい――今回かわいいしか書けなさそうで困るのですがどうすればいいですか?
以前も書いたけど、保育士はお国が保証する資格をもってお仕事をしてるので業務内容とかそういうのは法律に基づいてやっております。実は保護者に対する保育関連の指導とかも仕事のうちなんだぜ?
基本は厚生労働省が定めた『保育所保育指針』ってのをもとに子どもとキャッキャウフフしてます。とくに重要なのは以下のとおり。
・健康
――健康な心と身体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。
・人間関係
――他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う。
・環境
――周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもって関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
・言葉
――経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を機構とする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
・表現
――感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養う。
まあこんなカタいこと書くのもアレなので、くわしくは厚生労働省のページをチェエクしてみてね☆
厚生労働省
ttps://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000160000.pdf
あげはさんは専門学校でこれらのことを学んでます。ちゃんとテキストにこういうの書いてるんでね。疲れた様子ながら満ち満ちた感傷に浸るあげは嬢。しかしそんな時に問題発生でござる。プリキュアにあこがれた『たける』くんが、順番を守らないわるいこを成敗したとのことです。
じゃあ、プリキュア式『正義とはなにか?』コーナーのはじまりだね。たしかに『悪』をやっつけるのは『正義』だね。これは言うまでもなく『正しいこと』なのでしょう。が、あげはさんは違うメッセージをたけるくんに――テレビを見てる子どもたちに送ってるね。
わたし自身の経験なのですが、ある子がクラスで『悪いこと』をしたんですよね。当然ながら先生は注意するでしょう。しかしその前に、その子の行為を良く思わない人っていうかクラス全員が
「いけないんだー」
「なんでそんなことするの?」
「ひどい!」
「やだ、ちかよらないで」
「そんなひとだってしらなかった。もうともだちやめる」
っと、まあ当然の報いといった感じで一斉放火をもらったんです。当たり前というかなんというか、まあその『悪いこと』をした子はみんなから批難の視線を浴びて耐えきれず泣き出しちゃったんですよね。
どう思います? この状況。
人は相手に『悪』を見出すと、それを理由に相手を徹底的に責めようとします。なかにはその人の過去にあった出来事を取り上げたり、相手の『悪』の部分を周囲に知らせて罰を与えようとしたり、はたまたまったく関係なさそうな事柄まで関連付けようとしてきます。だって相手が悪いんだから当たり前でしょ? ――それは果たして『善』なのでしょうか?
たけるくんのヒーロー像がきになるところだが、実際のヒーロー志願者が保育園の近くに潜んでますよっと。いやアナタいくらかわいい女子中学生でもそれは不審者扱いされるのでは? 子どもにとって鬼ごっこは真剣勝負だけどそういう意味じゃねーよソラちん。
っと、あげはさんの生贄となりにランボーグさんがやってきましたね。二足歩行のゾウさんとかどういうデザインだよ。んじゃ、CMを挟んでパパッとやっつけちゃってくださいよ!
おめえ、さっきから外野外野ってこんにゃろ、外野は重要なポジションなんだぞ! 外野がボサッとしてたらあっという間にランナーが先に進んじゃうんだぞってそういう話じゃないねゴメンナサイ。あ、ちなみに現役の時はライトを守ってました。
さて、子どもには好奇心ってのがあります。エルちゃんもそうだけど、こっちのたけるくんも相当な好奇心をお持ちのようで、しかもプリキュアへのあこがれも強いからそりゃあもうこうなるよね。
序盤は圧倒的な強さで押し切るプリキュア。が、プリキュアにはエルちゃんという弱点があると、バッタモンダーはそちらへ向かって攻撃、プリキュアたちを罠に嵌めましたね。
ちょっとずつバッタモンダーというキャラクターがわかってきた気がする。あれ、デジャヴュ? ――その「その顔が見たかった」ってセリフはどこぞのライダーでもあったような気が。
まあいいや。さて、たけるくんのピンチに外野のあげはさんが立ち上がりました。しかしこの外野はただの外野じゃないんですよね。
保育士もヒーローも目指すところはいっしょ。それは「大切な人たちを守ること!」。この言葉、胸に刻んでおきたいですね。あ、でもこのセリフ『大切なモノを守るためなら何シてもいいよね!』っていう理屈に拡大解釈されたりするかもまあいいや。
――あれ、今までのプリキュアってエルちゃんがあれこれして成ってなかったっけ? あげはさん自らの意志でなれましたとかそういうウラな設定があったり? いやぁ、あげはさんアゲアゲですなぁ。そりゃあ声かけられたエルちゃんもビックリだわ。
変身シーンもアゲアゲで草。ぜひ30年超えてもキュアバタフライであり続けてほしいですね。お、シールド持ちだ。
投げキッス爆弾は草。幕オムツはさらに草。蝶々にストンピングキメ技はもう大草原不可避でしょ。
蝶々「ありがとうございます!」
わたし「おいそこ替われ」
凛々しい初戦闘でしたね。たけるくんの件も解決したしもう気分はサイコーにアゲアゲなんじゃないでしょうか?。ちなみにつばさくん、たけるくんはキュアバタフライ推しになったのでよろしくおねがいします。
一件落着した後、実習を終えたらしいあげはさんはましろ宅から出ていった――はずが、なんか戻ってきたわね。いやソラちゃん人ひとりプラスαのしかかられて耐えきるとかどんな背筋力やねん。言うてあげはさん単体でも60kgくらいあr ――はい。
しっかし終始テンション高めなあげはさんだなぁ……これ独りでいる時のテンションが気になるわ。次回予告ではそんなあげはさんが少年に頼み事をするそうですね。家事もなんでもしっかりこなすスーパーおねえさんがショt、いや少年に何を望むのかわたし気になります!
いやぁ、今回はなんかわたしもテンションアゲアゲで楽しんじゃいましたね。世界初のオトナプリキュアが誕生して、今後はさらなる展開やテーマを掲げていってくれるのでしょう。わたしが個人的に気になってるところなのですが、はたしてカバトンの再登場はどのくらい先になるのでしょうか? あれだけ再登場フラグを匂わせてるんだからぜひ登場してもらいたいね。っていうか個人的にカバトン好きなんだよ。
トンカツ的な意味じゃなくてね?
次回からオープニングも完全版になるね。んじゃ、次回まで楽しみにしつつアゲアゲなテンションで一週間やっていきましょう。アナタの人生に幸あれ!
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